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海外レビューハイスコア『バイオハザード HDリマスター』

カプコンの名作ゾンビサバイバルホラー2度目のリメイク、『バイオハザード HDリマスター』の海外レビューまとめをお届けします。近年の直感的な操作系統が選択肢に加えられた点や純粋な恐怖体験のリマスターに留めた点が高く評価されています。

連載・特集 海外レビュー
GamingAge: 100/100
Game Informer: 95/100
    従来のタンクコントロール(キャラクターが向いている方向にのみ移動できる操作方法)ではなく、近代的な操作系統のおかげでアナログスティックを倒した方向に動いてくれる。結果、開放的かつ直感的で即座に満足できるものになった。

Eurogamer Italy: 90/100
The Jimquisition: 90/100
    このリメイクのリメイクは以前のリメイクを傑作たらしめ、オリジナルのリメイク”という言葉が相応しい世界を形成した要素を全て残している。実を言うとこのレビューはこれまでで最も意味のないものの1つになるだろう。読む前からみんなの立ち位置は決まっているからね。この作品が発表された日に購入を決めた者か、この先も絶対プレイしない者かのどちらかだよ。

Playstation Universe: 90/100
VideoGamer: 90/100
Everyeye.it: 89/100
PlayStation LifeStyle: 85/100
Vandal Online: 85/100
Multiplayer.it: 85/100
GamesBeat: 85/100
    20年近く経った今でもディープでサスペンスに満ちている。オリジナルがどれだけ巧みに作られたかを示す証だ。ルーツに忠実に保つことによって、『バイオハザード HDリマスター』は過去何年にもわたって積み上げられてきた余計な追加要素を一切省き、純粋にサバイバルホラーとしての体のみを残している。

Post Arcade (National Post): 85/100
3DJuegos: 85/100
Digital Chumps: 84/100
GamesVillage.it: 82/100
LaPS4: 82/100
Digital Spy: 80/100
Push Square: 80/100
GamesRadar: 80/100
Gameblog.fr: 80/100
Metro GameCentral: 80/100



IGN: 80/100
    『バイオハザード HDリマスター』は新規ユーザーへ向けて古き良きサバイバルホラーの見た目や雰囲気を上手い具合に一新している。

    良い点
  • 古き良きサバイバルホラー
  • 素晴らしい雰囲気
  • 近代的コントロール

  • 悪い点
  • ぼんやりしたテクスチャ
  • テクスチャの欠損が残っている

Eurogamer: 70/100



GameSpot: 70/100
    良い点
  • 緊張感あふれるパズル満載の探索
  • シンプルなストーリーと設定が雰囲気を輝かせている
  • ドラマティックとまではいかないが、スマートなビジュアルの改善により見た目が首尾一貫している
  • 限られたカメラアングルがシーンを理解するための目を見開かせてくれる

  • 悪い点
  • 限られたカメラアングルに少々イライラすることもある
  • ボイスオーバーの音源が篭っているのが気になる
  • 部屋から部屋への移動とインベントリの仕組みが長ったらしくて飽きる

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1月20日にリリースされたカプコンの名作ゾンビサバイバルホラー2度目のリメイク、『バイオハザード HDリマスター』の海外レビューまとめをお届けします。PS4向けに集計した平均スコアは記事執筆時点で83点。レビュー数はPS4版が24件、Xbox One版が7件、PC版が17件です。PS3/Xbox 360版は十分な情報が集まっていません。100点を付けたGaming Ageをはじめ、ほとんどのメディアが80点以上の高評価を与えています。



特筆すべき評価点は、古き良き元祖サバイバルホラーを最新グラフィックで復刻させながらも、近年のシリーズ作品で主流となった直感的な操作系統が選択肢に加えられた点。戦車の操縦桿のような初代に馴染みのない新規ユーザーや、壁伝いにミニ四駆のように動くキャラクターに違和感を覚えていたファンには嬉しい仕様ではないでしょうか。また、あえて新規要素をほとんど加えず、純粋な恐怖体験のリマスターに留めた点も高く評価されています。

一方で、部屋から部屋へ移動する際にゆっくりとドアを開ける演出や、昔ながらのインベントリ画面はゲームテンポの足を引っ張るとの声も。しかし、限られたカメラアングルが独特の恐怖体験を演出する一方で時にフラストレーションを感じさせること同様、部屋移動の演出もまた本作における持ち味の1つ。一長一短であるために賛否分かれることでしょう。



さらに、特徴的なのがThe Escapistの元編集者でDestructoidのレビュアー経験もあるフリーのゲームジャーナリスト、Jim Sterling氏の言葉。リメイクのリメイクと表現した本作を高く評価する一方で、あえてレビューすることに意味はないと、自身のメディア The Jimquisitionでバッサリ断言。不朽の名作のリマスターであることから、発表された時点でユーザーの評価ポジションはほぼ決まっているだろうと説明しています。
《河合 律子》
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