バイセクシャルやゲイセクシャル、そしてハイファンタジー的な要素とも言える「種族」にまつわる性的指向をキャラクター設定に取り入れた同作ですが、米国の非政府組織「GLAAD(Gay & Lesbian Alliance Against Defamation - 中傷と闘うゲイ&レズビアン同盟)」はこれを高く評価。映画「Love is Strange」や海外ドラマ「Glee」と並び、LGBTコミュニティーに対する公平さと認識の正確さを備えた作品として称えられています。海外メディアPolygonが報じるところによれば、この件を受けたBioWare代表からは「誇りに思うと同時に、幸せです」と言ったコメントが伝えられています。
また、過去にはLGBTに対する平等な職場環境を目指す指数を示す“BEST PLACES TO WORK FOR LGBT EQUALITY”において、Electronic Artsが3年連続でパーフェクトスコアを達成していたことも話題になっていました。現代における多様性を公平に伝え、社会的にもゲーム的にも誠実なバックボーンを持つタイトルが、LGBTを始めとしたコミュニティーにより良い影響を与えていくことが、今後も期待されます。
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