家庭用ゲーム業界では、SNSやスマートフォン向けなどのデジタルゲーム市場における需要が拡大する一方で、パッケージゲーム市場は低調に推移したほか、アミューズメント業界においても、スマートフォンをはじめとした遊びの多様化や市場を牽引するタイトルの不在により、市場が低調に推移したと発表。今後の市場活性化に向けては、多様化する顧客ニーズに応じた斬新なゲーム機の開発、供給等が期待されています。
また、遊技機業界ではパチスロ遊技機の型式試験方法の運用が変更されたことに伴い、市場全体で新タイトルの販売数が減少したことから、パチスロ遊技機における新台入替が前年同期を下回って推移。しかしながら、新台入替は主に主力製品を中心に若干の需要拡大が見られ、比較的堅調に推移したとしています。
このような経営環境のもと、当第3四半期連結累計期間における売上高は2675億1200万円(前年同期比12.0%減)、営業利益は162億6400万円(前年同期比65.1%減)、経常利益は162億2100万円(前年同期比67.0%減)となり、四半期純損失は2400万円(前年同期は四半期純利益443億2900万円)となりました。
◆平成27年3月期第3四半期の連結業績
【期間】平成26年4月1日~平成26年12月31日
※()内%表示は、対前年同四半期増減率
■売上高:2675億1200万円(△12.0%)
■営業利益:162億6400万円(△65.1%)
■経常利益:162億2100万円(△67.0%)
■四半期純利益:△2400万円
◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
セグメント別に見ると、コンシューマ事業では欧米で発売されたPS4/PS3/Xbox One/Xbox 360/PCソフト『Alien: Isolation』が176万本を販売、PCソフト『Football Manager 2015』が64万本を販売したほか、日欧米で発売されたWii Uソフト『ソニックトゥーン 太古の秘宝』と3DSソフト『ソニックトゥーン アイランドアドベンチャー』が累計49万本を販売。世界累計のパッケージ販売本数は、米国が354万本、欧州が395万本、日本が140万本で、合計は890万本となりました。
一方、携帯電話・スマートフォン・PCダウンロードなどのデジタルゲーム分野では、『ファンタシースターオンライン2』や、『ぷよぷよ!!クエスト』、『チェインクロニクル ~絆の新大陸~』などの主力タイトルのほか、『アンジュ・ヴィエルジュ ~第2風紀委員ガールズバトル~』や『サカつくシュート!』といったの既存タイトルが好調に推移した結果、デジタルゲーム分野全体は堅調に推移しています。尚、本分野における平成26年12月末時点の国内配信タイトル数は132本で、売切り型は73本、無料プレイ型は59本となっています。
売上高は827億7900万円(前年同期比13.5%増)となりましたが、利益面では、デジタルゲーム分野は堅調に推移した一方で、パッケージゲーム分野や玩具販売事業が低調に推移したほか、広告宣伝費等が増加したことにより、営業利益は22億99百万円(前年同期比17.3%減)となりました。
アミューズメント機器事業では、メダルゲーム『StarHorse3 Season III CHASE THE WIND』の販売実績が13億円、トレーディングカードゲーム『WORLD CLUB Champion Football』シリーズの販売実績が23億円、トレーディングカードゲーム『戦国大戦』の販売実績が11億円となったほか、『ボーダーブレイク』シリーズ、『セガネットワーク対戦麻雀 MJ5 EVOLUTION』などのレベニューシェアタイトルによる配分収益が計上され、売上高は329億3000万円(前年同期比4.3%増)、営業利益は4億7400万円(前年同期は営業損失2億75百万円)となりました。
アミューズメント施設事業では、既存店舗の運営力強化を行い、国内既存店舗の売上高は、前年同期比100.1%となったものの、消費税率引き上げによる売上高減少の影響を受け、売上高は309億8000万円(前年同期比4.4%減)、営業損失は5億4200万円(前年同期は営業損失55百万円)となりました。国内においては当第3四半期に1店舗の出店及び1店舗の閉店を行い、当第3四半期連結会計期間末の店舗数は198店舗となっています。
◆平成27年3月期第3四半期のセグメント別売上高
【期間】平成26年4月1日~平成26年12月31日
※()内はセグメント利益
■遊技機事業:1154億400万円(206億9900万円)
■アミューズメント機器事業:329億3000万円(4億7400万円)
■アミューズメント施設事業:309億8000万円(△5億4200万円)
■コンシューマ事業:827億7900万円(22億9900万円)
■その他(複合型リゾート施設事業など):106億4600万円(△14億8900万円)
■合計:2727億4100万円(214億4100万円)
◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
先日、子会社であるセガにおいて構造改革の実施を発表したセガサミーホールディングス。このセガの構造改革が、同社のゲーム関連事業に今後どのような影響を与えていくのか注目されます。
関連リンク
編集部おすすめの記事
ニュース アクセスランキング
-
『Valheim』9月9日正式リリースへ!スイッチ2・PS5版も同日発売予定【PC Gaming Show 2026】
-
『ペルソナ4 リバイバル』2027年2月18日発売決定!青春×ミステリー×オカルトが重なる“RPGの金字塔”【Xbox Games Showcase 2026】
-
【5,340円→998円】カイロソフトの好評シム4本がセットになったお得なバンドル「カイロソフト30thフェア vol.1」期間限定販売中
-
FPS『クロスファイア』が完全新作シングルプレイヤーカバーアクションとして転生。『アンチャーテッド』と『CoD:MW』手掛けた二人の新スタジオデビュー作【インタビュー】
-
期待の新作が続々登場!「Summer Game Fest 2026」発表内容ひとまとめ
-
【期間限定115円】めちゃくちゃ広いオープンワールドMMO『The Quinfall』Steamで90%オフ。異なる気候を持つ5地域と昼夜サイクルのある世界を冒険
-
【4,990円→1,247円】『バイオハザード RE:4』がSteam過去最安値を更新。最新作『レクイエム』の初セールなども各種ストアで実施中
-
シリーズ最新作『Gears of War: E-Day』10月6日発売決定!ローカストとの死闘を描くゲームプレイ映像も公開【Xbox Games Showcase 2026】
-
カプコン、生成AIは「定型業務の効率化」に限定―創造性は人の手で、補助ツールとしての活用方針を改めて強調
-
“完全版商法”が新作の買い控えを招く―セガ決算にて『ペルソナ』『真・女神転生V』などで続く販売手法に言及




