
HTCが、同社とValveとの共同開発で製作中のVRヘッドセット「Vive」向けに、Valveの代表作である『Half-Life』の新作または移植版を開発中だと、スペイン・バルセロナで開催中の「Mobile World Congress」で発表しました。
HTCのチェアウーマンCher Wang氏は、Vive向けの『Half-Life』の新作になるか、古い『Half-Life』のVRリメイク版になるのかは明言しませんでしたが、BBCによれば、「HTCが『Half-Life』と協力することでViveの未来が創られる、と彼女は期待している」とのこと。
VRヘッドセット「Vive」はSteam VRプラットフォーム上で構築されており、90Hzディスプレイ、片眼あたり1200x1080の解像度を持ちます。1/10度精度の360度トラッキング、さらにHTCが開発した左右それぞれの手持ちコントローラーはエルゴノミクス設計で、位置トラッキングを搭載しています。また、ベースステーションにより、4.5m四方の室内で、正確な位置トラッキングが可能なデバイスです。