
東京ゲームショウ 2015インディーゲームコーナー"Project Reelblade"ブースにて『Reelblade: Battle of the High Seas』が出展されました。こちらのタイトルはビジネスデイ2日目のイベント「センス・オブ・ワンダーナイト 2015」にて”Best Technological Game Award” を受賞しています。


『Reelblade』は一風変わったゲームコントローラーを使用してプレイするアクションゲームです。そのコントローラーは手元のスイッチを押すことで、ぐにゃぐにゃとしなる鞭モードと、ガッチリとした剣モードが交互に切り替わります。ゲームとしては、鞭モードにしてモンスターを釣り上げた後に、剣モードで触手を弾いて弱ったところを斬りつけていく流れ。時々モンスターが発射する砲弾は、鞭モードで相手に弾き返していきます。この新しいゲーム体験によって、大人から子どもまで幅広い年齢層が楽しむ姿をブース内で見ることができました。

ワンタッチで鞭モードと剣モードが交互に変化するこのデバイスは「蛇腹剣(Snake Sword)」と呼ばれ、日本人の研究者である勝本 雄一朗氏によって開発されました。勝本氏は、シンガポール国立大学に所属する電子玩具の発明を行う研究者です。2011年に形状と柔軟性が変化していくニンジャトラックというデバイスを開発し、それを利用して蛇腹剣を設計しました。勝本氏は、今回の出展を通して体験者からフィードバックを受け取りながら、より多くの人に新しいゲームデバイスの楽しさを知ってもらいたいと語りました。
今後の展開として、ゲームセンターなどのアーケードゲーム機器や、ニンジャトラックを活用した新デバイスの開発を考えているとのことです。









