また、ピグミースタジオはTGS2015にも出展し、『弁当の素晴らしさをあの2度3度』iOS版を展示。こちらも話題を呼んだのは、記憶に新しいところです。
しかし、オリジナル版から役20年が経過した現在では、一体どんなゲームなのか、知らない人も多いかと思います。そこで今回は、本作の開発に携わるラショウ氏と、小清水史氏に話を伺い、作品のポイントを聞いてきました。また、同スタジオが開発を進めるPS4『ボコスカウォーズ2』の情報も少しだけ聞くことができたので、こちらも要注目です。
■ノスタルジックな街で繰り広げる、弁当シミュレーション
本作の基本的な目的は、街の中にある弁当屋を発展させ、ライバル店に勝つことが挙げられます。ノスタルジックなグラフィック、サウンドで彩られた街にはさまざまな建物があり、その中には多彩な性格を持った人が住んでいます。プレイヤーはそんな人々に愛される弁当を作り、販売していくことになります。ゲーム中、画面左に表示されるゲージを溜めればクリア、逆にゲージがなくなればゲームオーバーです。
ラショウ氏によると、ここで街の人の性格を把握することが大切だといいます。例えば、普段から体を動かしている劇団員はカロリーの高い弁当、逆に女性が多ければカロリー控えめ、といった具合に考える必要があるのです。
登場する具材は約50種類、これはゲームスタート時のもので、ゲームを進行すれば80~100種類にまで増えるとのこと。具材はすべて、ラショウ氏が実際に購入したものが写真として搭載されているので、こちらも注目です。また、本作には3種類のシナリオが用意されていますが、一度作ったお気に入りの弁当を保存して、他のシナリオに引き継げるシステムもあります。
また、ラショウ氏おすすめのポイントとして紹介してもらったのが、個性豊かなアルバイトの店員です。アルバイトにはそれぞれ、客の呼びこみや配達などの特技が存在しており、それを駆使して攻略を進めることになるのです。中には女性アルバイトが町の住人と恋愛し、常連客として連れてくる、といったこともありえるとか。しかし恋愛が失敗すると、女性アルバイトは店を辞めてしまうリスクも伴うそうです。
今回リメイク版を開発するにあたって、小清水氏がもっともこだわったのは操作感だといいます。というのも、本作のキモである弁当作りは、弁当箱にタッチ操作で料理を詰め込んでいく直感的なシステム。直感的な操作であれば、より自由な弁当作りが楽しめるということで、特に注力したといいます。また、PS Vita版も縦持ちでプレイするのは大きな特徴になっています。こちらは、横持ちでのプレイも考えたそうですが、ラショウ氏が「最大の魅力であるお弁当を大きく見せるため」縦持ちにこだわったとのこと。
リリースのタイミングはスマートフォン版が12月中、そしてPS Vita版は来春発売が予定されています。価格スマートフォン版が500円、PS Vita版が1,000円の予定です。
※次ページ:『ボコスカウォーズ2』発売日変更―飯田和敏、横山宏などからは「差し入れ弁当」も!
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