【特集】編集部が選ぶ『Steamで最も怖いホラーゲーム』10選 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【特集】編集部が選ぶ『Steamで最も怖いホラーゲーム』10選

毎年秋から年末にかけてSteamではセールが盛んに行われており、ゲーマーにとっては数多くのタイトルを購入するチャンスです。そこで今回は、編集部が特におすすめのホラー作品をインディーメジャー/新旧問わず10本選出して紹介します。

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【特集】編集部が選ぶ『Steamで最も怖いホラーゲーム』10選
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毎年秋から年末にかけてSteamではセールが盛んに行われており、ゲーマーにとっては数多くのタイトルを購入するチャンスです。また、ここ数年Steamにおいては、多彩な作風が魅力のホラータイトルがいくつもリリースされています。そこで今回は、編集部が特におすすめのホラー作品をインディーメジャー/新旧問わず10本選出して紹介します。これら恐ろしいタイトルを連休中にプレイして心の底から震え上がってみてはいかがでしょう?

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

■『Neverending Nightmares
開発:Infinitap Games  配信:2014年


最初に紹介する『Neverending Nightmares』は、本作の開発者Matt Gilgenbach氏が、過去に患っていた精神疾患を基に作り上げたアドベンチャー作品です。鬱病や強迫性障害に苦しむ人たちが抱える闇や精神状態を手書きのような印象的なグラフィックで描写。プレイボリュームそのものに関しては膨大ではありませんが、ルート分岐が存在するため一定のリプレイ性も備えています。幾度となく襲ってくる正体不明の敵たち、毎日訪れる悪夢は、ビックリ!というよりは暗いところに徐々に引きずり込まれていくような、じわりとした恐怖が体験できます。

■『Outlast
開発:Red Barrels 配信:2013年


続編が開発中のホラーサバイバル『Outlast』は正気を失った人々に支配された精神病院の中を生き抜くタイトル。ジャーナリストである主人公は、ビデオカメラを片手にそこで起こっている異常事態を撮影して、真相を暴いていきます。本作では敵を倒すことができないため、見つかったら逃げることでしかゲームオーバーを回避できません。しかし、敵たちは猛ダッシュで追いかけてくるうえ、様子がおかしい人たちばかり。道中で遭遇するサイコパスたちの思考に戦慄することでしょう。痛くないのに「痛い痛い痛い!」と独り言を言ってしまうこと間違いなしです。

■『DreadOut
開発:Digital Happiness 配信:2014年


続いては、コーエーテクモの『零』シリーズに影響を受けた『DreadOut』をピックアップ。本作はインドネシアのデベロッパーDigital Happinessが生んだタイトルで、スマホのカメラを頼りに幽霊を倒していくアクション要素も存在しています。いわゆるジャパニーズホラーのエッセンスが散りばめられ、グラフィックこそハイクオリティではないものの演出は一級品。パズルを解かなければ進めない地点も数多く存在するため、多様なプレイフィールをもたらしてくれます。Steamページでは体験版も配信されているので、気になった方はそちらで一度確かめてみてもいいかもしれません。

■『Penumbra Overture
開発:Frictional Games  配信:2007年


スウェーデンのデベロッパーFrictional Gamesの処女作(技術デモとして2006年に『Penumbra』が無料配信されていた)として知られる『Penumbra Overture』は、一人称視点のホラーアドベンチャーです。主人公フィリップは、父が残した解読不能な書類を解き明かすべく、唯一の手がかりが残されているであろう地、グリーンランドへ赴きます。塹壕、あるいは洞窟のような狭いロケーションでは、異形の敵が登場。幾度となくプレイヤーを追い詰めてきます。なお、2008年には本作の続編『Penumbra: Black Plague』がリリースされましたが、Steamでは本シリーズをひとまとめにしたCollectors Packのみが販売されています。

■『Amnesia: The Dark Descent
開発:Frictional Games  配信:2010年


続いても、Frictional Games開発作品から2010年のタイトル『Amnesia: The Dark Descent』を紹介。今作は同スタジオの名を世界に知らしめたインディーホラータイトルの金字塔とも言えるタイトルで、筆者としてもホラータイトルトップ5には必ず挙げたいほど。思わず息することを忘れてしまう緊張感は絶妙なゲームバランスを生み出しています。また、恐怖に晒され続けると下がっていくSanity値(元はTRPG「クトゥルフの呼び声」のステータス)を取り入れたゲームシステムは従来のホラータイトルとは違った楽しみ方を提供してくれることでしょう。

■『Five Nights at Freddy's
開発:Scott Cawthon  配信:2014年


次に紹介するのは、Scott Cawthon氏がたった1人で開発し、爆発的な人気となった『Five Nights at Freddy's』。初代発売から約1年でナンバリングが『4』まで発売され、現在はスピンオフRPG『FNAF World』が開発中というホラー界の新星。その人気の礎となった『1』はプレイヤーが動けず、監視カメラとドアの開閉でいかに着ぐるみたちの侵入を防ぐかと言う斬新なシステムが特徴的です。謎の多い設定や新作が出るたびに恐ろしくなっていく敵たちの姿は得も言われぬ恐怖感を演出。既存のホラーゲーム好きにもお薦めしたい作品です。ほら、後ろを振り返ったらあの着ぐるみがいるかもしれませんよ……。

■『biohazard HD REMASTER
開発:カプコン  配信:2015年


カプコンの人気シリーズ第1作目をHDで美しく甦らせた『biohazard HD REMASTER』は、2002年のニンテンドーゲームキューブ向けリメイク版を基に、さらなるグラフィックの向上や操作方法を追加したタイトル。すべての原点となった恐怖はそのままに、再び迷路と化した洋館から脱出することを目指します。一見、グラフィックが向上しただけのようにも見えますが、ホラーにとって視覚的な恐怖は特に重要な部分とあって恐怖は倍、いやそれ以上。初めて遊ぶプレイヤーにも初代PS版をプレイしたユーザーにも触れてみて欲しいタイトルです。おどろおどろしくなったゾンビとの初遭遇シーンは必見です。

■『Call of Cthulhu:Dark Corners of the Earth
開発:Headfirst Productions  配信:2006年


Bethesdaがパブリッシャーを務めた本作はタイトルの通り、ハワード・フィリップス・ラヴクラフト原作の小説「クトゥルフの呼び声」や同名TRPG、そして「インスマウスの影」といったラヴクラフト代表作をテーマにした一人称アクション。探索や謎解き、ステルスがメインとなっていますが、途中からは銃器も使用可能。体の部位ごとに傷を負ったり、『Amnesia』と同じくSanity値が存在したりと緊張感漂うゲームプレイが特徴的です。直接的なグロテスク表現や幻覚といった精神的恐怖も満載で、誤解を恐れずに言うなれば、「心理的嫌悪感を覚えるホラー」と言えるでしょう。

■『The Park
開発:Funcom  配信:2015年


2015年10月にリリースされたばかりの『The Park』は、一見楽しそうに見える「遊園地」が舞台のホラーゲーム。主人公ロレインは、カラムという息子を持つ一児の母で、不気味な遊園地内に迷い込んだ息子を探しにいきます。ここまで読むと、よくあるホラーという印象を抱くかもしれませんが、本記事で挙げたホラータイトルの中で今作が異質なのは、戦闘や逃走などが一切ないというそのシステムにあります。怪物のような"なにか"は出てくるものの、プレイヤーを追いかけてきたり、攻撃してきたりはしません。音楽や環境音で静かに恐怖を煽り、主人公自身の内面を描いていく、精神的ホラーと説明するのが正しいかもしれません。ひたすらに敵がダッシュで追いかけてくるようなホラーに食傷気味のユーザーにオススメできます。

■『Alan Wake
開発:Remedy Entertainment  配信:2010年(Steam配信日2012年)


最後はRemedy Entertainmentが開発を手掛けた『Alan Wake』を紹介します。本作は、ベストセラー作家アラン・ウェイクが訪れた街ブライト・フォールズを舞台にしたアクションスリラーです。ウェイクは、この街で失踪した妻を探していきます。作中は基本的に「夜」がメインステージとなっており、プレイヤーは懐中電灯の光を当てて敵を弱らせてから銃弾を撃ちこむというユニークな戦闘システムを搭載しています。本記事の中で最もアクション要素が強めですが、ホラーとミステリーが融合したストーリーは大きな魅力。また、美しい闇と光のコントラスト表現も見所の1つに数えられます。ステルスや謎解きメインの作品よりも、敵をガンガン倒したいというホラーゲーム好きはプレイしておきたいタイトルです。

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というわけで、連休中に震え上がって楽しめそうなSteamのホラーゲーム10タイトルをご紹介しました。Steamでこうしたゲームを購入する際は、プリペイドカードの利用をおすすめします。ドコモユーザーの場合は、「ドコモ口座 Visaプリペイド」を使えば、より便利・お得にゲームを購入できます。Game*Sparkでは過去に利用ガイド記事もお届けしているので、あわせてご覧ください。また、Steamの大型セール攻略記事も必見です!

《秋夏》
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