アンチ・ヒーローとして多くのファンを持つデッドプールの初映画だ。映画公開で、日本でもファンが増えそうだ。
デッドプールはマーベル・コミックの中でも最も型破りと言われる異色ヒーローだ。金次第で敵にも味方にもなる傭兵で、自分がコミックの登場人物であることを知っているメタ発言など、ユニークな設定で人気を博している。
日本では2013年に初翻訳本『デッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウス』を刊行。その後も関連作品が多数リリースされている。2014年から15年にかけて放送されたテレビアニメ『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』ではゲストキャラとして出演し、視聴者に向って話しかけたり、パロディを披露したりと、デッドプールらしい暴れっぷりを見せつけた。
映画『デッドプール』はそんなアンチ・ヒーローがいかにして生まれたのかを描く誕生のストーリーだ。主人公のデッドプールことウェイド・ウイルソン役はライアン・レイノルズが担当。2010年に「ピープル」誌が選ぶ最もセクシーな男に選ばれ、『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』でもデッドプールを演じた彼の熱演に期待したい。
デッドプールは「X-MEN」シリーズのウルヴァリンと同じように、ウェポンX計画によって不死の体を手にしている。映画では新たに身に着けた能力とブラックユーモアを交えながら、自分を死なせかけた男を追跡することになる。
一般的なヒーロー像を破壊する過激なストーリーはもちろん、傭兵という経歴ゆえに二丁拳銃から日本刀まで扱えるデッドプールのアクションも見どころになるだろう。
[高橋克則]
映画『デッドプール』
2016年6月、TOHOシネマズ 日劇1ほか全国ロードショー
(c)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.
「デッドプール」2016年6月全国公開 マーベルのアンチ・ヒーローが日本上陸
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