今回発表された、同社のゲーミングブランドであるR.O.G.(Republic of Gamers)ブランドの新製品となる、世界初の水冷ゲーミングノートPC「ROG GX700VO」は、PC本体の背面に水冷ユニットを取り付ける形での実装。運搬用として、R.O.G.ロゴがあしらわれた専用のスーツケースが用意されています。本製品は2月19日に549,800円(税別)で発売の予定です。
スペックはIntel Core i7-6820HK、32GBのメモリにNVIDIA GeForce 980、さらに17.3インチのIPS液晶を装備。記憶装置として256GBのSSDが2台、合計512GBのRAID0(ストライピング)で構成されており、非常にスムースな動作が期待されます。本体内部を流れる冷却水により30%以上のオーバークロックも可能で、TDPは180WとよりデスクトップPCに近づいた製品とのことです。
水冷ユニットはノートPC本体と比較すると大きめで、まるで小型のスピーカーを横倒しにしたような印象。蓋を開けると左右にラジエーターが1機ずつ対称に配置されており、中央部で分岐されているのがうかがえます。配管やパーツの雰囲気から、まるで車のエンジンルームを見ているかのような印象も。このユニットを、ノートPCの背面のコネクタに直結する形で接続します。
また、製品発表会では併せて17.3インチディスプレイのゲーミングノートPCとして「G752VY(税別309,800円、2月19日発売予定)」「GL752VY(税別179,800円、3月上旬発売予定)」、15.6インチディスプレイの「GL552VW(税別136,800円、2月19日発売予定)」が発表されています。
テクニカルプロダクト シニアマネージャーの西 康広氏によると、「制限なしの放熱ソリューションを手に入れるために採用したのが、効率良く電子パーツの冷却を行える水冷。そのためにベンダーと2年間極秘で開発した結果、水漏れなく接続可能で、ワンプッシュで接続ができる取り外し可能な水冷ユニットが完成した。その結果、制限なしのハードウェアが実現した。」とのこと。
また、マーケティング部 部長兼広報のシンシア テン氏によると「ASUSはPCメーカーなので、ノートPCでどこまで挑戦できるかというのが技術的アピールにもなる。日本のユーザーにアンケートを取った結果、求められている安定度と高性能化を実現できた。もっとPC面からe-Sportsを元気にしていければ。」と語っています。
「ROG GX700VO」は、2月19日に549,800円(税別)で発売予定です。
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