●CGMagazine: 95/100(PS4)
- 『Far Cry Primal』は歴史マニアも唸らせるほど十分に歴史的背景を調査した、素晴らしいスタンドアローン作品だ。
●Game Informer: 88/100(Xbox One)
- 決して騙されてはいけない……一流の開発陣と強力なオープンワールド探索要素が揃った本作は、完全に『Far Cry』シリーズそのものだ。
●GameSpot: 80/100(PS4/Xbox One)
- 良い点
- 凝縮された来るべき世界観
- 「生存」への強いフォーカス
- クリエイティブなBeast Master能力
- 反復的な戦闘
- 制限されている武器セット
悪い点
●IGN: 79/100(PS4)
- 直感的でバラエティー豊かな戦闘は楽しい。猛獣をベースにしたゲームプレイも成功を収めていて、“ナワバリ争い”に装備品のクラフト、資源集めの魅力はとても素晴らしい。しかしながらストーリーを進めるやりがいは少なく、忘れがちな一部クエストや味気ない悪役といった要素も本作の弱点。残念ながら、『Far Cry Primal』は忘れがたい『Far Cry 3』や『Far Cry 4』のゲーム性から、退化しているようにも感じられる。
●Giant Bomb: 60/100(PS4/Xbox One)
●GamesRadar+: 60/100(PS4)
- 『Far Cry Primal』はシリーズの中でも素晴らしいものを打ち立てたのだが、そのキャラクター性は薄い。ゴールは不明瞭で武器は制限付き。その没入感自体こそ“一昔前”のようだ。
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海外で2月23日よりリリースされる石器時代オープンワールドアクション『Far Cry Primal』の海外レビューをお届けしました。PS4版のMetacritic平均スコアは77点、Xbox One版では79点。本記事執筆時において、3月1日リリース予定のPC版は未集計です。
これまでもオープンワールドで描かれる魅力的な舞台を作品ごとに移し替えてきた『Far Cry』シリーズですが、『Far Cry 4』のネパールを経たシリーズ最新作のフィールドはまさかの石器時代。文字通りプリミティブな戦闘、そして猛獣たちを操るユニークなシステムは、本作の醍醐味と言える仕上がりとなったようです。
ハイクオリティーな世界観を巡る高評価の一方で目立ったのは、「武器の制限」や「シナリオの薄さ」、そして「敵との戦闘」。システム面においては若干の不評が目立ち、バリエーション豊かな戦闘も一部レビューでは「反復的」「敵が無個性」ともコメントされていました。
そんなマイナスポイントを見せつつも手堅いハイスコアを獲得した『ファークライ プライマル』は、国内ではPC/PS4/Xbox One版ともに4月7日に発売予定。時を超えて新たな舞台に挑む最新作でも、『Far Cry』らしさは健在のご様子。シリーズファンにとっては注目度の高い作品と言えるのではないでしょうか。