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韓国最大級のe-Sports施設「Nexon Arena」へ―e-Sportsを発展させるインフラ

Nexon Koreaが運営するe-Sports専用施設「Nexon Arena」見学ツアーの機会を頂き、施設内の見学はもちろん、施設の概要やあり方など、興味深いお話が「Nexon Arena」運営担当のShim Hyun氏から語られました。

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韓国最大級のe-Sports施設「Nexon Arena」へ―e-Sportsを発展させるインフラ
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韓国で行われたNexonの大規模な開発者向けイベント「Nexon Developers Conference」。その期間中、Nexon Koreaが運営するe-Sports専用施設「Nexon Arena」見学ツアーの機会を頂きました。『StarCraft II』のプロリーグが行われる中実施されたツアーでは、施設内の見学はもちろん、施設の概要やあり方など、興味深いお話が「Nexon Arena」運営担当のShim Hyun氏から語られました。本稿ではその模様をレポートいたします。


「Nexon Arena」は、韓国最大級のe-Sports施設として建てられ、設立はNexon Koreaと韓国の放送局が共同で行いました。場所は、学生が多いという江南(カンナム)の繁華街。日本で言うところの渋谷のような場所とのことです。

施設内には巨大なスクリーンと実況席が用意されたステージが設置され、その左右には最大5人ずつがプレイ可能で、防音ガラスに囲まれたプレイスペースがあります。2階にも2人ずつがプレイ可能なプレイスペースが設置され、1,2階合わせて最大7vs7の試合を行えます。

座席には1階席と2階席があり、それぞれ300名、200名の計500名が観戦可能。なお、立ち見をいれると最大で1000人以上の収容が可能で、『FIFA online 3』の決勝戦を行った時には約1200名が集まったといいます。また、施設内ではポップコーンと飲み物が販売されています。

会場の規模は、e-Sports施設が様々な場所にある韓国の中でも最大の大きさ、だったのですが、今年4月にソウル市と様々な企業が提携して作られた「OGN e-Sportsスタジアム」が完成したため、現在では第2位の大きさとなっています。


この施設では基本的に、Nexon Koreaが主催する同社タイトルの試合が開催されます。しかし、この日行われていた『StarCraft II』のように、他社タイトルの試合が行われることもあります。1階にはこれまで開催されてきた試合のリストもありました。

試合は、ほぼ毎日開催されているとのことでしたが、学生の選手のため、テスト期間に合わせて1年に2ヶ月ほどのオフシーズンが設けられています。このときは週末のみの開催になるそうです。


施設内には電子マネーを使用して寄付ができる端末も

観戦料はどのような試合でも一律3500ウォンで、日本円にすると350円ほどとかなり安め。もともとは無料でしたが、先述の『FIFA online 3』の際に会場の外まで人が溢れてしまい問題になったため、やむなく観戦料を設定し入場者数をコントロールしているとのこと。ちなみに、この観戦料を含め「Nexon Arena」で発生した収益は全額寄付され、Nexon Koreaに利益は発生しません。これは「Nexon Arena」を利益を得るための施設ではなく、e-Sportsの裾野を広げ発展させるためのインフラとして考えているためと、Hyun氏は語りました。


このツアーが行われたのは月曜日の夜でしたが、多くの観客が『StarCraft II』のプロリーグを観戦していました。来場者の年齢層は10~40代という幅広く、男女比は9:1と圧倒的に男性が多いとのことでしたが、この日は選手たちに黄色い声援を送る若い女性の姿も多く見られました。中にはアイドルのような扱いをされる選手もいるとのこと。e-Sportsが根付いている韓国ならではの光景ではないでしょうか。


放送局と共同で設立された同施設では、試合の様子がケーブルテレビなどで中継されています。そのため、施設内には中継用の部屋や選手の楽屋も用意。試合中には選手インタビューやレポーターによる中継も行われていました。

ツアー終了後、今後の目標を聞かれたHyun氏は「Nexon Arenaを通じて、e-Sportsと韓国のゲーム文化の裾野をもっと広げていきたいという当初の目標は変わりません。そのためにも、今あるスペースをさらに拡大したい」と語りました。

日本でも流行の兆しは見せていますが、まだまだ根付いているとは言えないe-Sports。このような施設があれば、もっと身近にe-Sportsの楽しさを感じられるのではないでしょうか。


今回、案内してくれた「Nexon Arena」運営担当のShim Hyun氏

協力:Nexon
《末永 拓也》

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