Oculus Riftはそのリリース時、サードパーティ製ソフトウェアを用いることにより、Oculus Rift対応ソフトを他のVR機器でも動作させることが可能でした。しかしその後、Oculus社は、そうしたツールを用いた行為は「ハックである」との姿勢を示し、ブロックすることを明言。5月に実装されたDRMによって、Oculus Riftの接続有無を確認するハードウェアチェック機構が追加。他VR機器での起動が不可能となり、「オープンなプラットフォーム」であったはずのOculus Riftに期待していたユーザーからは不満の声があがっていました。
今回のアップデートでは上記のハードウェアチェック機構を削除。Oculus社はアップデートに際して「将来的にもPC上でDRMの一部としてハードウェアチェックを使用しない」ことを明言しました。一方で、VR業界の長期的な成功には開発者のコンテンツ保護が重要であり、今後もコンテンツ保護の措置は続けていくことを明らかにしています。
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