当初は登場武器の類似性について否定し、Steamでの販売が停止されたことに対して不満を表明していたTrek Industries。同社の開発者David James氏によると、Activisionからの証拠資料の提出を受けて確認した所、明らかなリッピング(データの吸出し)行為があったことが確認されたとのこと。問題となった武器を担当していたアーティストから無償で作り直すとの提案があったと伝えた上で、彼を解雇したことを明らかにしています。
James氏は今回の事態が発生した理由を説明しました。『The Orion Project』の開発はオンライン環境を利用して行われており、作業する時間帯や曜日も異なる遠隔開発者であると報告。また、James氏自身が武器を構築する3Dアーティストではなく、マップや世界の作成、ビジネス、雇用などを担当するフルタイム労働者であるとし、他のゲームをプレイする時間が取れていないことから、全てのゲームを確認する必要があるチェック体制を構築出来ていないと伝えました。同氏はこうした状況をカバーするために確かな証拠の提出があれば、すぐに削除する体制を整えていると述べています。また、同氏は『Natural Selection』『Primal Carnage』『Counter-Strike』といったタイトル名を挙げ、フリーランスのアーティストなどによって、こうした悲劇は過去にも起きていると弁明しています。
なお、この声明の後、問題となった銃器の削除を含むアップデート1.5.5を配信。『The Orion Project』はSteamでの販売を再開しています。
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
ニュース アクセスランキング
-
“ゲーム中毒になったから”訴訟します!…米で相次ぐ訴訟に大手ゲーム会社反論「憲法に違反する」
-
『Hellgate』またもや復活!?ハクスラシューター『Hellgate: Redemption』発表―「やり残したこと」を生みの親自身による清算へ
-
賞金稼ぎRPGシリーズ最新作『メタルサーガ ~叛逆ノ狼火~』最新プロモーション映像公開!音楽はベイシスケイプの工藤吉三氏が全楽曲担当
-
『Risk of Rain 2』や『Vampire Survivors』などの開発が参加する謎のプロジェクト「iii initiative」が進行中―29日午前3時に新情報公開
-
Take-TwoがGearboxの買収を発表―『ボーダーランズ』フランチャイズの完全所有権を取得し新作を開発中
-
2023年ゲーム賞を席巻した『バルダーズ・ゲート3』が3,828円!『スーパーマリオRPG』『テイルズ オブ アライズ』もお買い得なゲオ店舗セールを現地調査
-
『FF7 リバース』の原点が今なら733円!『FF』シリーズや『ペルソナ4』、フリューのRPGなどが最大90%OFF【eショップ・PS Storeのお勧めセール】
-
オークションで普通に売られてたPS3開発機、中には幻の未発売ゲームが!?プロトタイプ版『TimeSplitters 4』発見される、貴重な史料にファンや「制作者自身」も大興奮
-
ニンテンドースイッチ後継機2025年3月発売へ―日本経済新聞が報じる
-
記憶の迷宮に囚われた歌手の心を覗く新作サイコホラー『Dollhouse: Behind The Broken Mirror』発表!