『No Man's Sky』開発元が「失敗作だった」とツイートし騒動に―後にハッキングによるものと報告 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

『No Man's Sky』開発元が「失敗作だった」とツイートし騒動に―後にハッキングによるものと報告

大きな期待を集めながら8月に発売となったものの、事前に宣伝されていた内容と実際のゲーム内容との剥離が問題になり、英国の広告規制局が調査に乗り出したとのニュースが記憶に新しい『No Man's Sky』。

ニュース ゲーム業界
『No Man's Sky』開発元が「失敗作だった」とツイートし騒動に―後にハッキングによるものと報告
  • 『No Man's Sky』開発元が「失敗作だった」とツイートし騒動に―後にハッキングによるものと報告
  • 『No Man's Sky』開発元が「失敗作だった」とツイートし騒動に―後にハッキングによるものと報告
  • 『No Man's Sky』開発元が「失敗作だった」とツイートし騒動に―後にハッキングによるものと報告
  • 『No Man's Sky』開発元が「失敗作だった」とツイートし騒動に―後にハッキングによるものと報告

大きな注目と期待を集めながら8月に発売となったものの、事前に宣伝されていた内容と実際のゲーム内容との剥離が問題になり、英国の広告規制局が調査に乗り出したとのニュースが記憶に新しい『No Man's Sky』。デベロッパーHello Gamesの公式Twitterアカウントは9月23日にアップデート1.09の配信を伝えて以降沈黙していましたが、10月28日に突如として「No Man's Skyは失敗作だった」とツイートし、騒動となりました。


その後、すぐにアカウントはロックされ非公開に。海外メディアForbesがHello Games創設者Sean Murray氏にコンタクトを取ったところ、例のツイートが“不満を持ったスタッフ”による投稿である可能性を示唆するとともに、現在問題の解決に取り組んでいるとの回答をメールで受け取ったとのこと。しかしながら、KotakuPolygonでは問題となったツイートのように、「No Man's Skyは失敗作だった」との一文から始まるSean Murray氏(を主張する人物)からの長文謝罪メールを受け取っていたそうです。


Forbesが受け取ったメール

その後、Sean Murray氏は自身のTwitterアカウントにて「サーバーがハックされた」との報告を行い、「失敗があったとすればLinked Inの2段階認証を使わなかったこと」と語りました(問題のツイートはLinkedInからの投稿だった)。ちなみに、LinkedInは2012年に流出した一部のLinkedInメンバーのメールアドレスやパスワードがインターネット上に公開されていることが発覚したと2016年5月に発表。パスワード再設定を促していました。



情報が錯綜して各メディアが混乱する中、Hello Gamesの公式Twitterアカウントは問題が解決したことを報告し(何故かSean Murray氏のTwitterアカウントが質問する形で)、「あのメールやツイートはフェイクだった」伝えました。


最終的にハッキングが原因ということで収束したこの問題ですが、情報を追っていたForbesのErik Kain氏によればHello Gamesは詳細な説明の要請には応じておらず、「正直、何が起こったかわからない」「疑問が残る」と記事を締めくくっています。
《RIKUSYO》

雑多人間 RIKUSYO

某洋ゲーショップの商品データ作るバイトしてたら、いつの間にか海外ゲーム紹介するようになってた。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ニュース アクセスランキング

  1. 「聖剣」と「マナの樹」をめぐる新たな冒険が始まる!シリーズ最新作『聖剣伝説 Visions of Mana』が発表―2024年リリース予定【TGA2023】

    「聖剣」と「マナの樹」をめぐる新たな冒険が始まる!シリーズ最新作『聖剣伝説 Visions of Mana』が発表―2024年リリース予定【TGA2023】

  2. 怒れる中年サラリーマンが今、解き放たれる―無料ベルトスクロールACT『Rising Up』リリース

    怒れる中年サラリーマンが今、解き放たれる―無料ベルトスクロールACT『Rising Up』リリース

  3. 小島監督の新作ホラーや『モンハン』最新作などが登場!「The Game Awards 2023」発表内容ひとまとめ

    小島監督の新作ホラーや『モンハン』最新作などが登場!「The Game Awards 2023」発表内容ひとまとめ

  4. Best Ongoing Game部門は『サイバーパンク2077』が受賞!継続的なアップデートが実を結ぶ【TGA2023】

  5. 『バルダーズ・ゲート3』の波に乗れるか!?『Payday』開発会社が送る『D&D』ベースのCO-OP作『Project Baxter(仮題)』発表

  6. TGAでもGOTYは『バルダーズ・ゲート3』が受賞!「Golden Joystick Awards 2023」に続く快挙【TGA2023】

  7. 「BEST SIM / STRATEGY」部門に『ピクミン4』が選ばれる!『Cities: Skylines II』など有名タイトルを抑えて受賞【TGA2023】

  8. 無料配布開始―怪獣×ヒーローACT『GIGABASH』&MOBAアクション『Predecessor』Epic Gamesストアにて

  9. 『ロケットリーグ』開発元が制作!『フォートナイト』からアクセスできるレースゲーム『ROCKET RACING』最新映像が公開【TGA2023】

  10. 原因は“ネットワーク料金の高騰”…韓国でTwitchのサービスが終了へ―KHさんは驚き、プロチームからも声明

アクセスランキングをもっと見る

page top