国産ターン制SLG『TINY METAL』は、あの名作の“精神的続編”目指す | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

国産ターン制SLG『TINY METAL』は、あの名作の“精神的続編”目指す

2017年5月14日から15日にかけて開催された「TOKYO INDIE FEST 2017」。Area34が開発中の、ハイクオリティなターン制ストラテジー『TINY METAL』もプレイアブルな形で展示されていました。同作のプレイフィールをお送りします。

ゲーム文化 インディーゲーム
国産ターン制SLG『TINY METAL』は、あの名作の“精神的続編”目指す
  • 国産ターン制SLG『TINY METAL』は、あの名作の“精神的続編”目指す
  • 国産ターン制SLG『TINY METAL』は、あの名作の“精神的続編”目指す
  • 国産ターン制SLG『TINY METAL』は、あの名作の“精神的続編”目指す
  • 国産ターン制SLG『TINY METAL』は、あの名作の“精神的続編”目指す
  • 国産ターン制SLG『TINY METAL』は、あの名作の“精神的続編”目指す

2017年5月14日から15日にかけて開催された「TOKYO INDIE FEST 2017」。Area34が開発中の、ハイクオリティな国産ターン制ストラテジー『TINY METAL』もプレイアブルな形で展示されていました。同作のプレイフィールをお送りします。


『ゲームボーイウォーズアドバンス』シリーズに強く影響を受けた、本作『TINY METAL』は、多くの有名スタッフが関わるターン制ストラテジータイトル。以前Game*Sparkでもお伝えした通り、KickStarterキャンペーンを実施していた本作ですが、残念ながら出資に恵まれずキャンペーンはキャンセルに。しかしながら、その後独自に出資を獲得し、開発はしっかりと続行されていた形です。


今回TOKYO INDIE FEST 2017で展示されていたバージョンは、複数のシングルストーリーミッションと、スカーミッシュモードをプレイすることができました。筆者が序盤のシングルミッションを体験した限りでは、操作系は単純明快、ルールも分かりやすいもので遊びやすかっただけでなく、動作もすこぶる快適。各種の画面推移や敵ターン時のAI思考速度も非常にテンポよく、不満を感じることはありませんでした。


本作の特徴として、ユニットに攻撃の代わりに“ロックオン”を指示することで、他のユニットの攻撃時に支援射撃として一斉攻撃を敢行することが可能なことが挙げられます。一斉攻撃の場合、反撃の被害を受けるのは攻撃の起点となったユニットのみとなっており、そのおかげで厄介な装甲車両などを相手にする場合でも、対戦車兵以外が一切無意味ということもないのは嬉しい所。また、もし敵に優位なポイントを抑えられてしまっても、被害覚悟の“突撃”で、敵ユニットの押し出しが可能であるのも戦略性を高めることに寄与していそうです。


「日本のアーケードウォーゲームジャンルを復活させる」ことを目指している本作。開発に伺った所、『ゲームボーイウォーズアドバンス』シリーズの新作が開発されなかったことが本作の開発の大きな動機の一因であるとのこと。同シリーズの“精神的続編”としてもユーザーには期待が高まるタイトルではないでしょうか。

『TINY METAL』は、2017年10月発売予定です。
《Arkblade》

関連業界のあちこちにいたりいなかったりしてる人 Arkblade

小さいころからPCゲームを遊び続けて(コンソールもやってるよ!)、あとは運と人の巡りで気がついたら、業界のあちこちにいたりいなかったりという感じの人に。この紹介が書かれた時点では、Game*Sparkに一応の軸足を置きつつも、肩書だけはあちこちで少しづつ増えていったりいかなかったり…。それはそれとしてG*Sが日本一宇宙SFゲームに強いメディアになったりしないかな。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム文化 アクセスランキング

  1. 『Fallout 4』次世代アプデで多くのModが使用不可に―前提Mod「F4SE」が対応しなくなったため…対応策をご紹介

    『Fallout 4』次世代アプデで多くのModが使用不可に―前提Mod「F4SE」が対応しなくなったため…対応策をご紹介

  2. 『星のカービィ』生みの親・桜井政博氏がカービィを食べちゃった?美味しそうにフォークを入れる写真にファンも「だめぇぇぇぇぇ」

    『星のカービィ』生みの親・桜井政博氏がカービィを食べちゃった?美味しそうにフォークを入れる写真にファンも「だめぇぇぇぇぇ」

  3. 海外人気サンドボックスゲーム『Garry's Mod』製作者が任天堂関連のSteamワークショップアイテムの削除要求に応じる「二度とアップロードしないでほしい」

    海外人気サンドボックスゲーム『Garry's Mod』製作者が任天堂関連のSteamワークショップアイテムの削除要求に応じる「二度とアップロードしないでほしい」

  4. 廃墟となった東京に潜む怪異と戦え!ローポリスタイリッシュホラーアクション『NIGHTMARE OPERATOR』Steamストア公開

  5. Crazy Raccoon(CR)がエナドリ「ZONe ENERGY」とコラボ…じゃすぱー、だるまいずごっど、ありさか、Sellyの描き下ろしイラストもお披露目

  6. 自動化RTS『Oddsparks: An Automation Adventure』早期アクセス開始―へんてこ可愛いキャラクターの“スパーク”とクラフトし冒険の旅へ!

  7. チョルノービリ原発事故の処理にあたった決死隊を描く『Chornobyl Liquidators』6月配信決定!

  8. eスポーツ大会の真っ最中に「マウス充電切れ」のハプニング…!しかし咄嗟の機転でチームを勝利に導く

  9. 『スト6』リュウ、豪鬼の大迫力な“ミューラルアート”がTシャツに!経年とともにロゴが徐々に姿を現すクラックシャツは、手作業で数十回も塗り重ね

  10. 『ゼルダの伝説 ティアキン』UTコレクションが本日4月26日発売!胸ポケから覗く「コログ」など全6種類

アクセスランキングをもっと見る

page top