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異形のバケモノ管理SLG『Lobotomy Corporation』は『SCP』の世界観を色濃く映す

「A 5th of BitSummit」にて出展された、グロテスクなモンスターたちが世界を彩る異色のシミュレーションゲーム『Lobotomy Corporation』のブースレポートをお伝えします。

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2017年5月20日~21日に京都みやこめっせで開催された「A 5th of BitSummit」。同イベントにて出展された、グロテスクなモンスターたちが世界を彩る異色のシミュレーションゲーム『Lobotomy Corporation』を取材してきました。

『Lobotomy Corporation』はアブノーマリティ(異形なモノ)と呼ばれるモンスターを、職員に指示を出しながら地下施設で管理するシミュレーションゲーム。8人のチームからなる韓国のProject Moonが開発しており、2016年12月17日にSteamにて早期アクセスとしてリリースされました。今回は開発者の1人であるKim JiHoon氏に開発の経緯などをインタビュー。


まず、本作の制作にあたって最も大きな影響を受けたのは無料海外ホラーゲーム『SCP Containment Breach』を始めとするSCPシリーズであり、JiHoon氏自身も大ファンであると話します。その他にも映画「Cabin in the woods(邦題:キャビン)」や、ドラマ「Warehouse 13(邦題:ウェアハウス13 ~秘密の倉庫 事件ファイル~)」などから、ゲーム内に登場するアブノーマリティのアイデアを得ていると話します。


また、JiHoon氏によれば、SCPに影響を受けて制作されているタイトルはどれもアクションゲームばかりだったので、自身が好きなジャンルであるシミュレーションゲームと融合させることで、モンスターが好きなユーザーたちに新鮮な体験を届けられるはずだと考えたようです。

現在の早期アクセスのバージョンで登場するアブノーマリティは40種類前後ですが、完成版では100種類まで用意したいとのこと。更に、突発的に発生するイベントや、職員たちの特性、世界観についても幅を広げ、ゲームシステムとしてはUI面をより強化していくと強い意気込みを語ってくれました。


ブース内でプレイできるデモでは、日本人のファンによる翻訳MODをベースにした日本語バージョンを用意していたので、JiHoon氏に日本語のサポートについて尋ねると、ファンによる翻訳はとても感動したし、今後はチームとして公式に日本語をサポートしたいと嬉しい発言。また、もっと多くの日本人ユーザーに遊んでもらいたいので、日本のコミックマーケットにも出展できればしてみたいと意欲を見せました。

『Lobotomy Corporation』は定価1,980円でSteamにて発売中。ミステリアスでグロテスクなモンスターたちの世界を是非覗いてみてはいかがでしょうか。
《LayerQ》

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