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【特集】1人称SFアクション『PREY』レビュー、危険な宇宙ステーションの「探索」が生死を分かつ

ベセスダ・ソフトワークス/ゼニマックス・アジアが販売するArkane Studios開発のPS4/Xbox One/PC向けソフト『PREY』のレビューをします。

家庭用ゲーム PS4
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ベセスダ・ソフトワークス/ゼニマックス・アジアが販売するArkane Studios開発のPS4/Xbox One/PC向けソフト『PREY』。本作は、宇宙開発が現在より遙かに進んでいる近未来を舞台に、エイリアン「ティフォン」に乗っ取られた宇宙ステーション「タロスI」にてサバイバルを行っていく1人称SFアクションアドベンチャーです。本稿では、本作の「探索」を主軸とするゲームシステムなどを紹介しながらPS4版のレビューをします。

■ケネディ暗殺が失敗したifワールドが舞台

暗殺事件から生き残ったケネディ大統領の肖像画

『PREY』は、ジョン・F・ケネディ大統領が暗殺されずに、米ソの宇宙開発競争が共存・共栄という意外な形で終焉を迎えたパラレルワールドの西暦2032年が舞台です。この世界では、人類は謎のエイリアン「ティフォン」と宇宙空間で遭遇を果たしており、彼らを利用して作られた、「ニューロモッド」という人間の能力を拡張させる革新的な技術によって、人類は急激な進化を遂げつつありました。

そんな折、ティフォンを研究している宇宙ステーション「タロスI」にてトラブルが発生。タロスIは、制御を失ったティフォンによって乗っ取られ、住民たちは彼らに殺されるか、取り込まれてしまいます。

その危機的状況で目を覚ました主人公のモーガン・ユウは、ある実験によって記憶を失った状態で、タロスIを探索しながら自分が何者で一体これから何をすべきなのかを模索していきます。

■周回プレイをしたくなるクエストシステム

プレイヤーが次に行くべき場所にマーカーが表示される。

プレイヤーは、基本的にクエストの目標に沿って行動する事になります。クエストには、メインクエストとサブクエストがあり、これらを自由な順番でこなせます。ただし、クエストの中には、特定の条件をクリアする必要があったり、制限時間があったり、プレイヤーに選択を迫られるものがあったりするので、メニュー画面でクエスト内容やストーリーを理解してから行動する必要がありました。

プレイヤーが取った行動は、ストーリーの結末に若干の変化をもたらすので、「別の選択をすると次はどうなるのだろうか?」と思わず周回プレイをしたくなります。

■人間の能力を拡張させるニューロモッドとは・・・?

ニューロモッドの使い方を説明した模型

モーガンの能力をアップグレードするには、前述したニューロモッドが必要になります。ニューロモッドを使ってスキルツリーをアンロックする事で、身体能力を飛躍的に向上させたり、ハッキングをはじめとした特殊技能を身につけたりできるように。さらに、ゲームを進めるとティフォンの能力も獲得可能で、例えばミミックというティフォンの擬態能力があれば、コップに変化して狭いところを通り抜ける事が出来るようになります。ただし、ティフォンの能力を獲得しすぎると、エイリアンと見なされ、タレットなどから攻撃されるので注意が必要です。

ティフォンの能力でカップうどんになったモーガン・ユウ

このように多種多様なスキルが存在するので、ニューロモッドを手に入れるたびにスキルツリーの画面を開いて「次は何をアンロックしようか」と悩む事が楽しみでした。

■敵の行動を読み、武器・能力を使い分けて倒す戦闘要素

高い攻撃力を誇るファントムはなるべく不意打ちをして倒したい。

モノに擬態するミミック、強力な遠隔攻撃を行うファントム、姿を隠して攻撃をしてくるポルターガイストをはじめ、ティフォンには様々な種類が存在します。プレイヤーは、それぞれのティフォンの行動パターンを読み、周囲の環境を利用しつつ武器を使い分けて攻撃する必要があるのです。

例えば、後ろからこっそりと近づいてディスラプタースタンガンで痺れさせてからサイレンサーピストルで攻撃すると、真っ向勝負だと痛い目に遭うファントムも簡単に倒せるようになります。他にも、起爆性のオブジェクトを投げつけたり、タレットがある場所に誘い込んだりと、ティフォンの倒し方は多種多様です。

ただ、戦闘における自由度が高い分、登場武器が少ないと感じました。ティフォンの能力を獲得すれば多彩な攻撃を繰り出せるのですが、やはり銃火器の種類を充実させてほしいところです。

■「探索」を主軸とするゲームシステム

ティフォンが球体の中に隔離されているが、一体どのような装置なのだろうか。

本作の主軸は、宇宙ステーション「タロスI」の惨状を調査して物語について理解を深めながら、サバイバルに使える物資を手に入れていく「探索」要素。閉鎖的な宇宙ステーション内は、一見探索しやすい印象を受けますが、ジャンプやガジェット、スキルなどを利用して高所に登ると、意外なところにアイテムや通路などが隠されています。このような濃密な空間から何かを探し当てていくのは一種の達成感があり、やみつきになりました。

ジャンクアイテムがリサイクラーによって素材アイテムに変化

さらに、この探索要素は、モノを作り上げるクラフトシステムとも上手く絡み合っています。ステージに落ちているジャンクアイテムを拾って、それを「リサイクラー」で素材アイテムに変換し、「分子成形機」で武器・弾薬・ガジェットといったモノを作り出すシステムのおかげで、タロスIの探索をすればするほど装備が充実するようになっています。

物語の理解を深めるにしても、アイテムをクラフトするにしても、ニューロモッドなどを見つけるにしても、つまるところ探索が肝心なのです。

■本作のプレイ感は・・・・・・?

筆者は、『Fallout 4』の時もポスターを眺めるのが好きでした。

閉鎖的なディストピアが舞台、超人的な能力を駆使するシューター、プレイヤーに選択を迫られる要素など、本作は、2K GamesのFPS『バイオショック』にいくつか共通点があり、よく比較される事がありますが、むしろプレイしている感覚は、ベセスダ・ソフトワークスの『The Elder Scrolls V: Skyrim』や『Fallout 4』といったオープンワールドRPGに近いものでした。本作は、オープンワールド型のフィールドではありませんが、探索要素とクエストシステムはこれら2作に含まれているエッセンスを抽出したものです。これら2作のプレイ経験があるゲームユーザーは、すんなりと本作を楽しめるのではないでしょうか。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

前述したとおり、宇宙ステーション「タロスI」の惨状を調査して物語について理解を深めながら、サバイバルに使える物資を手に入れていく「探索」要素が本作最大の特長であり、筆者が一番面白いと感じた部分でした。ただ、エリア間の移動に生じるロードの時間が長く、ゲームが進むにつれて、そのエリア間の移動が多くなり、没入感が阻害されストレスを感じました。しかし、その欠点を差し引いても、『PREY』は、本稿を読んで本作の世界観やゲームシステムに興味を持った人にとって、プレイする価値がある作品だと言えます。

『PREY』は、PS4/Xbox One/PCで発売中。価格は7,980円(税抜)。対応言語は「日本語音声・日本語字幕/英語音声・英語字幕」です。
《真ゲマ》

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