これは、クラウドファンディングサイト「Fig」に用意された「投資者」という特殊な仕組みに当るもの。「Fig」では通常のクラウドファンディングサイトのような支援のほか、別の仕組みとしてゲームへの「投資」を行うことが可能となっています。投資は一口の価格が決まっている形で、最終的には発売後のゲームの全ての収益に対して、投資口数を基準に投資者が配当を受け取れる仕組みです。
今回配当の対象となった王国建設ストラテジー『Kingdoms and Castles』は、小さな村を成長させていき、最終的には巨大な王国を作り上げることを目的としたタイトル。非常に好評な評価を得て、発売から2週間で100万ドル以上の売上を上げたとのことです。初期投資も発売48時間で回収しており、今後3年間投資者への配当を行うとしています。なお、同作はGame*Sparkでプレイレポを掲載しているので、気になる方はこちらからチェックです。
「Fig」のCEO、Justin Bailey氏は、「コミュニティによるパブリッシングがビデオゲームを成功させる方法であることが証明されました」とコメント。「支援者と特定のプロジェクトの商業的成功を共有することによって、コミュニティによるパブリッシングはゲームの資金調達だけから、タイトルの開発成功と商業的な可能性へとその焦点を移しています」と語っています。
Kickstarterなどでのリワードの概念を更に推し進め、支援者が直接利益を得ることを可能とした「Fig」。『Wasteland 3』を始め、多くの有名タイトルのキャンペーンも実施されており、今後の展開にも期待です。
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