王国建設ストラテジー『Kingdoms and Castles』、クラウドファンディング「Fig」利用した投資者に配当開始 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

王国建設ストラテジー『Kingdoms and Castles』、クラウドファンディング「Fig」利用した投資者に配当開始

ゲーム向けクラウドファンディングサイト「Fig」は、同サイトにてキャンペーンを実施した、Lion Shield Studiosの王国建設ストラテジー『Kingdoms and Castles』への投資者に対して、初のリターンとして投資額の2倍を配当することを発表しています。

ニュース ゲーム業界
王国建設ストラテジー『Kingdoms and Castles』、クラウドファンディング「Fig」利用した投資者に配当開始
  • 王国建設ストラテジー『Kingdoms and Castles』、クラウドファンディング「Fig」利用した投資者に配当開始
ゲーム向けクラウドファンディングサイト「Fig」は、同サイトにてキャンペーンを実施したLion Shield Studiosの王国建設ストラテジー『Kingdoms and Castles』への投資者に対して、初のリターンとして投資額の2倍を配当することを発表しています。

これは、クラウドファンディングサイト「Fig」に用意された「投資者」という特殊な仕組みに当るもの。「Fig」では通常のクラウドファンディングサイトのような支援のほか、別の仕組みとしてゲームへの「投資」を行うことが可能となっています。投資は一口の価格が決まっている形で、最終的には発売後のゲームの全ての収益に対して、投資口数を基準に投資者が配当を受け取れる仕組みです。

今回配当の対象となった王国建設ストラテジー『Kingdoms and Castles』は、小さな村を成長させていき、最終的には巨大な王国を作り上げることを目的としたタイトル。非常に好評な評価を得て、発売から2週間で100万ドル以上の売上を上げたとのことです。初期投資も発売48時間で回収しており、今後3年間投資者への配当を行うとしています。なお、同作はGame*Sparkでプレイレポを掲載しているので、気になる方はこちらからチェックです。

「Fig」のCEO、Justin Bailey氏は、「コミュニティによるパブリッシングがビデオゲームを成功させる方法であることが証明されました」とコメント。「支援者と特定のプロジェクトの商業的成功を共有することによって、コミュニティによるパブリッシングはゲームの資金調達だけから、タイトルの開発成功と商業的な可能性へとその焦点を移しています」と語っています。

Kickstarterなどでのリワードの概念を更に推し進め、支援者が直接利益を得ることを可能とした「Fig」。『Wasteland 3』を始め、多くの有名タイトルのキャンペーンも実施されており、今後の展開にも期待です。
《Arkblade》

関連業界のあちこちにいたりいなかったりしてる人 Arkblade

小さいころからPCゲームを遊び続けて(コンソールもやってるよ!)、あとは運と人の巡りで気がついたら、業界のあちこちにいたりいなかったりという感じの人に。この紹介が書かれた時点では、Game*Sparkに一応の軸足を置きつつも、肩書だけはあちこちで少しづつ増えていったりいかなかったり…。それはそれとしてG*Sが日本一宇宙SFゲームに強いメディアになったりしないかな。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ニュース アクセスランキング

  1. 小島監督の投稿写真が物議醸す。コジマプロダクションが釈明「いかなる立場や主張に対する賛同や支持を示す意図もない」

    小島監督の投稿写真が物議醸す。コジマプロダクションが釈明「いかなる立場や主張に対する賛同や支持を示す意図もない」

  2. イマジニア全面勝訴。スペイン人開発者との「MEDABOTS」商標権侵害訴訟

    イマジニア全面勝訴。スペイン人開発者との「MEDABOTS」商標権侵害訴訟

  3. 「クオリティが低すぎる」指摘相次いだ『FGO』×「イケプリ25」のイラストに誤り、修正後の作品を公開

    「クオリティが低すぎる」指摘相次いだ『FGO』×「イケプリ25」のイラストに誤り、修正後の作品を公開

  4. 「にゃるら氏を外さないとアニメを中止する」『NEEDY GIRL OVERDOSE』アニメ発表直前にプロモーションから外されたにゃるら氏が声明【UPDATE】

  5. プレイヤーには見えない何かが“視聴者だけ”見える画面非対称ホラーゲーム『Split Scream』開発中

  6. 英国政府「古いゲームの救済意義わかるが、法律での対応難しい」―サービス終了後もゲームをプレイ可能な状態に保つ「Stop Killing Games」運動、ついに質疑の壇上へ

  7. 「先行特許がある」―米国特許庁長官、2025年9月に任天堂が取得した「サブキャラクターを呼び出し戦わせる」『ポケモン』特許の再審査を指示

  8. 『空の軌跡 the 1st』に続き!フルリメイク続編『空の軌跡 the 2nd』発表、発売は2026年9月期の見通し

  9. にゃるら氏投稿に"多数の誤り"―TVアニメ化決定の『NEEDY GIRL OVERDOSE』についてWSS playgroundが反論

  10. 20年ぶりにプレステに帰ってきた!『首都高バトル』2026年2月26日発売ー首都環状を舞台に頂点を目指す【State of Play 日本】

アクセスランキングをもっと見る

page top