Valveの人気MOBA『Dota 2』。同作において、開催中の世界大会「TI7」にてAI対プロプレイヤーのエキシビションマッチが開催され、AIが人気プロプレイヤー“Dendi”氏を下す結果となりました。
この対戦に用いられたAIは、テスラモーターズCEOやSpaceXの創業者として知られる、イーロン・マスク氏のサイドプロジェクト「OpenAI」によって制作されたもの。レギュレーションは標準のトーナメントルールでの1on1の試合となります。OpenAIの発表では、このエキシビションマッチ以前にも『Dota 2』世界トップの1on1プレイヤー“SumaiL”氏や、総合トップの“Arteezy”氏とも戦い勝利しているとのことです。
プロジェクトは「『Dota 2』において成功するためには、プレイヤーが対戦相手についての直感を働かせ、それに応じて対応を計画することを要求しています。公開した映像では、AIが自身での学習を通して敵プレイヤーの移動を予測、不慣れな状況に対しても即興で対応して、ミニオンを助けて勝利する様を見ることが可能です」とコメント。
そして次の目標は、最上位のトッププレイヤーと戦える『Dota 2』AIのチームを作成することであると述べています。昨今、囲碁や将棋などで猛威を振るうAIプレイヤー。『Dota 2』を始めとして、MOBAのような複雑なゲームにおいても同様の展開をみることになる日も近いのかもしれません。
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
ゲーム機 アクセスランキング
-
Wii Uゲームパッドが「ニンテンドースイッチ」に!?物理的に改造施し、携帯性&持ちやすさ維持した“アルティメットコンソール”爆誕
-
Steam Machineを『Portal』の“コンパニオンキューブ”に改造!?デバイス発売前に非公式3Dプリント用ケースが作られる
-
AI誤処理でHDD内データ全消去…Google製AIエージェントはフィードバック受け謝罪も復旧ならず
-
Steamが重すぎる?メモリ使用量を減らせるかもしれない設定に注目
-
NVIDIA、最新ドライバーでRTX50シリーズが「PhysX」に一部タイトルで対応―『バトルフィールド 6』最新アプデにも備えたVer.591.44配信
-
PS4 Pro/Xbox One X/スイッチ内蔵のモンスターゲーミングPC「Big O」が爆誕!
-
【Steam Deckお悩み解決】日本語入力のやり方は?スクリーンショットの取り出し方は?
-
GB/GBC/GBAをHD画質で遊べるコンソール機「RetroN Sq」登場!3月発売予定
-
海外サイトが選ぶ「初代ゲームボーイ名作タイトルベスト25」
-
NVIDIA、Windowsアップデートで一部ゲームのパフォーマンスが低下する不具合を修正するドライバ配信―『アサクリ シャドウズ』の動作改善報告も




