特定インディーデベロッパーのタイトル一斉削除についてValveがコメント―「ストアに悪影響を及ぼしている」 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

特定インディーデベロッパーのタイトル一斉削除についてValveがコメント―「ストアに悪影響を及ぼしている」

先日お伝えした、小規模作品メインのスタジオZonitron Productionsのタイトルが、ゲーム配信プラットフォームSteamから一斉削除された事象について、Steamの運営であるValveが、コメントを海外メディアを通じ発表しています。

ニュース ゲーム業界
特定インディーデベロッパーのタイトル一斉削除についてValveがコメント―「ストアに悪影響を及ぼしている」
  • 特定インディーデベロッパーのタイトル一斉削除についてValveがコメント―「ストアに悪影響を及ぼしている」
先日お伝えした、小規模作品メインのスタジオZonitron Productionsのタイトルが、ゲーム配信プラットフォームSteamから一斉削除された事象について、Steamの運営であるValveが、コメントを海外メディアを通じ発表しています。

この事象は、数ドル程度の価格帯の小規模タイトルを、非常に短いスパンで大量にリリースし続けていたZonitron Productions及び、その関連会社と思われるスタジオの作品がSteamストアより一斉に削除された、という内容。

海外メディアPolygonに寄せられたコメントによれば、今回の削除は、Zonitron Productions及びその関連会社が「ストアに対して悪影響を及ぼしていたため」であるとのこと。具体的な事例としては「Steam上でほぼ同じ内容のタイトルを大量にリリースしたこと」「Steamキーを悪用し、自身のタイトルに対し虚偽のレビューを行っていたこと」等が挙げられています。

Valveはまた、前者について類似タイトルの大量リリースがSteamのストア検索に大きな悪影響を与えていることを指摘しました。また、Zonitron Productions及びその関連会社のアカウントは全て同じ人物によって運用されていたとのことです。

なお、後者のSteamキーなどを利用した虚偽レビューや、レビュー欄を用いたいわゆるステルスマーケティングには、Valveは以前より即時の取引停止を含む非常に厳しい対応を行っており、今回Zonitronのタイトルが一斉に削除された決定打の1つではないかと推測されます。

Valveは「Steamプラットフォームはオープンなものですが、開発者には顧客とポリシーを尊重するように依頼しています。“クローン”されたゲームのスパム的なリリースや、ストアツールの操作行為は許容されるものではありません。私達の優先事項は、プレイヤーが楽しめるゲームを探すことを手助けすることです」とコメントを締めくくっています。
《Arkblade》

関連業界のあちこちにいたりいなかったりしてる人 Arkblade

小さいころからPCゲームを遊び続けて(コンソールもやってるよ!)、あとは運と人の巡りで気がついたら、業界のあちこちにいたりいなかったりという感じの人に。この紹介が書かれた時点では、Game*Sparkに一応の軸足を置きつつも、肩書だけはあちこちで少しづつ増えていったりいかなかったり…。それはそれとしてG*Sが日本一宇宙SFゲームに強いメディアになったりしないかな。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ニュース アクセスランキング

  1. 日本語対応・MMORPGがSteamで無料配布中!建築家、ヒーラー、パン職人、皮なめし師など何でもなれる

    日本語対応・MMORPGがSteamで無料配布中!建築家、ヒーラー、パン職人、皮なめし師など何でもなれる

  2. 今が買い時!RTX 50シリーズ搭載PC、Amazon.co.jpでホリデーセール開催中。最大4万円割引

    今が買い時!RTX 50シリーズ搭載PC、Amazon.co.jpでホリデーセール開催中。最大4万円割引

  3. 「スイッチ2」キーカードが減るかも?ゲームカードに低コスト・小容量モデルが登場の噂

    「スイッチ2」キーカードが減るかも?ゲームカードに低コスト・小容量モデルが登場の噂

  4. セクハラも…『Mouthwashing』などで知られるパブリッシャーCRITICAL REFLEXの元従業員が不当な労働環境を告発

  5. 「バイオハザード ショーケース」2026年初頭に開催決定―最新作で“イケオジ”となった「レオン」の続報にも期待

  6. 『モンハンワイルズ』や『ARC Raiders』は何位?ゲーム市場調査会社が「2025年の新作Steam売上ランキング」を公開

  7. 2026年は「Blizzard史上最大の年」に、『ディアブロ』『OW2』などの新展開期待!祭典イベント「BlizzCon」が2026年9月に復活

  8. 『マリカ8 DX』3,299円、『桃鉄ワールド』2,999円、『メタファー:リファンタジオ』2,728円など、ゲオ店舗&ストアのゲームセールが12月13日にスタート

  9. オープンワールドのサイバーパンクACT『NO LAW』発表!無法な街では“結果”こそがすべて【TGA2025】

  10. SIEが提訴したテンセントの『LIGHT OF MOTIRAM』秘密裏に和解。Steamなどのストアページはすでに閉鎖

アクセスランキングをもっと見る

page top