広範に2次創作が認められている「東方」作品ですが、以前はガイドラインとして、“原作の流通(一般的な同人流通)を越えた形態での販売(海外向けのダウンロード販売等)は禁止”というものが存在していました。
しかしながら、Steamでの『東方天空璋』配信に伴い、上記ガイドライン改定が行われ、2次創作ゲームについてのみ、Steam上の配信に限らず、個人での登録であればダウンロード販売を認める旨が新たに発表されています。(パブリッシャー経由の場合は、指定のパブリッシャーを通じた上でSteamのみ)
それに伴って、幾つかの「東方」2次創作作品がSteamにて配信開始。2018年1月11日に「東方」2次創作として初配信となったのは、中国のMyACG Studioが手がけるアクションRPG『永遠消失的幻想 ~ The Disappearing of Gensokyo』です。Steam版に日本語は含まれていませんが、日本では『永遠消失の幻想郷 The Disappearance Of Gensokyo』のタイトルで、既存同人流通で頒布されている模様です。
そして他にも、海外主導での制作と思われる『メイドインワリオ』風ミニゲーム集『NitorInc.: Touhou Microgames!』のSteamストアページが公開されています。なお、こちらは日本語にも対応しています。
今後、更に「東方」2次創作作品のSteamでの配信が広がるかは不透明ですが、今までSteamで見る機会のなかった様々なタイトルについて広く配信が行われ、「東方」キャラクターたちが同人に馴染みのないSteamユーザーにとっても“お馴染みの”存在となることもあるかもしれません。
『永遠消失的幻想 ~ The Disappearing of Gensokyo』は1,120円にてSteam配信中。2018年1月19日までは952円となっています。『NitorInc.: Touhou Microgames!』のSteam配信日は未定です。
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
PC アクセスランキング
-
デッキ成長型ゲーム『HEART of CROWN Online』Steam早期アクセス版リリース!ロードマップ公開&配信者応援キャンペーン実施
-
話題のADV『バニーガーデン』Steam版にパッチ配信!プレゼントとフードで前に戻れない、ミニゲームで特定の下着が見られないなど不具合修正
-
マーシーが倒れた味方を起爆! ヒーローとヴィランが逆転する『オーバーウォッチ 2』期間限定イベント「ミラーウォッチ」が開催
-
巨大蛇から逃げるボディカム視点ホラー『DIGESTED』新プレイ映像公開―ひとたび喰われれば生きたまま消化
-
3D化した血みどろ残虐ソウルライク続編『Morbid: The Lords of Ire』1週間ほど前倒しで5月17日発売へ―体験版配信中
-
投げ槍vs対戦車ライフルも実現するカオスな基本プレイ無料FPS『Histera』5月16日早期アクセス開始!時代が混ざったグリッチ世界でハチャメチャバトル
-
『Dead by Daylight』ランダムなパークで戦う新モディファイア「カオスシャッフル」近日登場!「学術書 19:壮麗」を配信中
-
超グロゾンビACT『Dead Island 2』や集落づくりサバイバル『Bellwright』が人気―今週の注目ゲームをチェック!Steam売上ランキングTOP10【Steam定点観測】
-
中世オープンワールド街づくりサバイバルRPG『Bellwright』早期アクセス開始!Steam Next Festで好評を博したタイトル
-
中世領主追体験ストラテジー『Manor Lords』ウィッシュリスト登録300万突破!最近1週間で50万人を獲得