大きな議論を呼ぶゲーム内の課金ルートボックス問題。ついに米国の上院議員が、同国のゲーム自主規制団体ESRBへと働きかけを求めました。
海外メディアPC Gamerによれば、これは米国上院議員Maggie Hassan議員がESRBに書簡という形で通知したもの。Hassan議員はレーティング機関としてのESRBを評価する一方、ルートボックスが新しい現象であることに言及。ESRBは「新しいゲームの流れに追いつくために働く必要がある」とコメントしました。
Hassan議員は、先日世界保健機関(WHO)がネットゲーム依存を疾病と定義したことにも触れ、一般的なギャンブルと同様の心理的原則を使用しているルートボックスへ特別な精査が必要である旨も語っています。なお、議員は連邦取引委員会の理事長候補とのQ&Aセッション内で、ESRBが行動を起こさなければ政府が直接関与する可能性があるとも示唆しました。
ESRBは2017年10月、ルートボックスについて「ギャンブルに当たらない」とコメントしており、その後も特別な対応は行いませんでしたが、今回の要請を受けて何らかの動きがもたらされるのでしょうか。市場の大きさから、ESRBの動きは米国外でリリースされるゲームに対しても何らかの影響を与えることが予想されるだけに、今後の動向に注目が集まります。
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