Blizzard Entertainmentは同社手がけるFPS『オーバーウォッチ』の新ヒーロー「ブリギッテ(Brigitte)」を発表しました。オリジンストーリー映像が公開されている他、既にPC版PTR(パブリックテストリージョン)にも実装されており、実際の感触を試すことが可能です。
新ヒーロー、ブリギッテ公開。
— [PS4]オーバーウォッチ (@Overwatch_sqex) 2018年2月28日
すべては仲間を守るために… 技師が武器を手に立ち上がる。
日本語版のブリギッテは大森ゆきさんに演じて頂いております。 #オーバーウォッチ pic.twitter.com/Bs2CAPhH5o
◆ストーリー
バイオグラフィ
本名: ブリギッテ・リンドホルム, 年齢: 28歳
職業: エンジニア、冒険家
活動拠点: 元・スウェーデン、ヨーテボリ
所属: なし
「私だって戦える!」
自分にもできることはある。その思いを胸に、ブリギッテ・リンドホルムは武器を手にした。すべては、人々を守るために。
オーバーウォッチの武器設計者、トールビョーン・リンドホルムの末娘であるブリギッテは、兄弟たちの中でもいち早く機械工学に興味を示した。父親の作業場に入り浸り、様々な技術を幼くして習得していったブリギッテは、父親の才能を受け継いだように思えた。しかし、武器設計の天才として知られるトールビョーンとは相反して、ブリギッテは鎧や防衛システムの設計を得意とした。
ブリギッテの将来については、誰もが父親の跡を継ぐと考えていたが、とある人物との付き合いがブリギッテを変えることになる。その人物は父親の友人、そして同じくオーバーウォッチに所属するラインハルト・ヴィルヘルム――家族ぐるみの付き合いがあり、ブリギッテの名付け親でもあるラインハルトは、幼いブリギッテに数々の武勇伝や英雄譚を聞かせた。やがてラインハルトは現役を引退、さらにオーバーウォッチは解体され、彼は武者修行の旅に出ることを決心する。ブリギッテが従者を志願したことにラインハルトは驚きはしたが、その願いを聞き入れた。
従者としてブリギッテは様々な雑用を任されていたが、その中でもラインハルトのクルセイダー・アーマーを維持することが最も重要な仕事であった(とはいえ、現在のアーマーは父親が設計していたため、馴染みはあった)。しかし、旅が続くにつれ、ブリギッテはアーマーではなく、ラインハルト自身を守ることが必要だと感じるようになる。多くの戦いをみてきたラインハルトの体は万全とは程遠く、それでも彼は全力を出すことを惜しまなかった。
整備士としてだけではなく、戦士としても力を貸す必要があると感じたブリギッテは、ラインハルトから戦闘訓練を受けながら、自分用のスーツを内緒で造り始めた。
従者としてラインハルトを守るため、そして一人の人間としてか弱き者を救うため、ブリギッテは世界中を旅する
◆概要
ロール: サポート
難易度: ★☆☆
ブリギッテはアーマーのスペシャリストだ。〈リペア・パック〉による回復のほかにも、フレイルで敵にダメージを与えると付近の味方を自動的に回復する。彼女のフレイルは一度に複数の敵を攻撃できる優秀な近接武器であり、さらに〈ウィップ・ショット〉を使えば遠くの敵にもダメージを与えることができる。また、ピンチのときは〈バリア・シールド〉で身を守りながら、〈シールド・バッシュ〉ですぐさま攻撃に移ることも可能。アルティメット・アビリティの〈ラリー〉を発動すると、少しの間移動速度が向上し、付近の味方にアーマーを付与する。
アビリティ
ロケット・フレイル
射程距離の長い近接武器。一振りで複数の敵を攻撃することが可能
リペア・パック
味方を回復するリペア・パックを展開する。ライフが満タンの味方にはアーマーを付与する
ウィップ・ショット
フレイルを遠くへ投げ、敵にダメージを与えると同時にノックバックさせる
バリア・シールド
前方に一定量のダメージをブロックするバリアを展開する
シールド・バッシュ
バリア・シールドを展開中に、前方にダッシュして敵をスタンさせる
ラリー
本人の移動速度がアップし、付近の味方にアーマーを付与する
ブリギッテの正式な実装時期は現時点で未定。果たして彼女の参戦で戦いはどう変化するのでしょうか。