
2015年に登場し、現在も多くのプレイヤーが楽しんでいるUbisoftのタクティカルシューター『レインボーシックス シージ(Tom Clancy's Rainbow Six Siege)』ですが、ゲームディレクターのLeroy Athanassoff氏は先日行われたGDC 2018でのパネルにおいて、「タチャンカ」の調整について語りました。
タチャンカはコミュニティに非常に愛されており、公式でもちょくちょくイジられる人気オペレーターではあるものの、Ubisoftが提示した統計データによればピック率と勝率は全ディフェンダー中で圧倒的最下位。エラと比べると天と地とほどの差があります。

Athanassoff氏はまずデザイン上の問題点として、タレットを設置するタチャンカの能力が『レインボーシックス シージ』に合っていないと指摘。そして、開発当時ゲームがどのようにプレイされるかまだ分かっていない状況で作られたためであると理由を述べています。
YouTube:https://youtu.be/D8YZkSf8rok
では今後タチャンカはどうなっていくのかと言うと、Athanassoff氏は以下のように冗談交じりで語り、非常に難しいことであると伝えています。
タチャンカでなければタレットを削除したり他のものを作ってオペレーターを完全に作り直したでしょう。しかし多くの人にとって彼は神のような存在です。もし本当に対処するならもはやタチャンカではないように変更しなければなりません。それは難しい決断です…。私は現時点で彼が良い立ち位置にいると思っています。




『レインボーシックス シージ』で最も愛され最も使われない男、それがタチャンカ。これからも彼はタチャンカであり続けるのでしょう。