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『レインボーシックス シージ』が『エックス』へ!新モードや変更点をチェックしてみたら新ラペリングが便利すぎた【特集】

基本プレイ無料へ。新モード「デュアルフロント」や新オブジェクトなど変更点も多数!

連載・特集 プレイレポート
『レインボーシックス シージ』が『エックス』へ!新モードや変更点をチェックしてみたら新ラペリングが便利すぎた【特集】
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ユービーアイソフトはタクティカルシューター『レインボーシックス シージ』について、2025年6月10日より『レインボーシックス シージ エックス(シージエックス)』へと移行する大型アップデート「Operation Daybreak」を配信予定です。

基本プレイ無料となる『レインボーシックス シージ エックス』では、6vs6の新モード「デュアルフロント」が登場。このモードでは、選ばれた攻撃側と防衛側の両方のオペレーターが使用可能で、各チームはそれぞれのセクターの防衛と、敵チームのセクター制圧を目指していきます。

また、ラペリングシステムの刷新やマップ内で破壊可能なオブジェクトの追加、新たなコミュニケーションなど、戦術面での大きな変更や調整が行われています。オペレーター「クラッシュ」のリマスター、一部マップのアップデート、オーディオオーバーホールなども行われ、ゲーム面でも大きく進化しています。

本稿では、生まれ変わる『レインボーシックス シージ エックス』について紹介していきます!なお、記事内のプレイはテストサーバー版を使用しているため、正式リリース版とは内容が異なる可能性があるのでご了承ください。

新ラペリングが便利すぎる!

今回のプレイおよびスクリーンショット撮影は、テストサーバー版を使用して行っています。まずは新しい感触を確かめるために、訓練メニューの「ランドマークドリル」で新しいマップや操作感を確かめてみます。

まずはラペリングです。これまでの『レインボーシックス シージ』でのラペリングは、建物外部の壁の上下移動と、その面での左右の移動、上下反転が可能でした。『シージ エックス』では、新機能として他の面へと移動できる「コーナーターン」と、素早い移動ができる「ラペリングダッシュ」が追加されています。

これが実に感動的な性能で、攻撃フェイズでの作戦開始時の機動力を劇的に引き上げています。コーナーターン可能な角にスプリントしたまま向かえばスムーズに移動可能で、仲間と合流したり、別の侵入口を目指したり、破壊や移動であえて派手な音を出して相手の注意を引き付けたりと、多彩な戦術に繋がりそうです。

注意点としては、屋根の段差が異なったり、壁に障害物がある場合はこれまで通り一旦ラペリングを中止して別の場所から貼り直す必要があるという部分。また、上下反転中はコーナーターンを行えないようでした。また、一部のキーが他の操作と重複しているので、焦らずに使用しましょう。

マップオブジェクトは戦略性を広げる?

今回のアップデートに合わせて変化した銀行などのマップには、新たなオブジェクトとして「消火器」「金属探知機」「ガス管」が登場します。これらは独自の効果を持っていて、プレイヤーが破壊可能です。

消火器は銃で撃つことで、周囲の視界を一時的に遮る煙を噴出します。また、もしオペレーターが近くにいて消火器を破裂させた場合、そのオペレーターは一時的にコンカッション状態となります。煙の範囲はかなり広く、通路全体が塞がれてしまいます。

金属探知機は銃に反応するため、通過するだけで警告音がなってしまいます。攻撃したりEMPグレネードで破壊や一時無力化はできるのですが、当然そういった際にも音が出てしまうので、ルート選択時にかなり厄介な存在になりそうです。うまく利用すれば、攻撃/防衛どちらの側でも警戒に利用できそうですね。

ガス管は見てすぐわかるような「GAS」と書かれた赤いパイプで、攻撃するとその方向に火柱を出現させます。また、傷ついて一定時間が経過すると爆発して周囲にダメージを与えるほか、地面に少しの間燃焼ダメージを与えます。対象を撃つという手間とリスクはありますが、足止めにはかなり便利そうです。

破壊可能オブジェクトをうまく知り尽くしていれば、戦略にもしっかりと組み込めるかもしれません。特に消火器の煙幕効果やコンカッション効果はお手軽で強力な印象です。

新モード「デュアルフロント」

最後に『シージ エックス』で追加される新モード「デュアルフロント」を紹介します。このモードは通常マッチとルールが大きく異なり、各チーム6人の合計12人でプレイすることになります。本モードでは倒されてもリスポーンが可能で、待機時間中はドローンカメラを操作して監視や情報伝達もできます。

ゲームルールとしては、マップ内にある各陣営のセクターを防衛しつつ、相手側のセクターを制圧することが目的です。最後に敵陣営の中央エリアを制圧したチームが勝利となります。弾薬やデバイスが時間経過で補充される、通常ドローンがバッテリー制など、このモードならではのルールも多めです。

OP映像がかっこいい。

使用できるオペレーターは、テストサーバー版で攻撃/防衛側から42人が使用可能でした。お互いが攻撃も防衛も同時タスクとして行う本モードでは、これまでにない組み合わせによるガジェットのシナジーも生まれそうです。なお、プレイ中にオペレーター変更も可能です。

このモードは専用マップで行うのですが、マップはわりと広く複雑で、侵入経路も多く用意されています。また、両陣が攻撃をすることにもなるので、思わぬ形で接敵したり、裏をかかれることも。何度も倒される中で、仲間としっかりフォローしたり、ドローンを駆使することが必要だと痛感しました。

また、ゲーム内では「人質を確保・救出する」といった特殊ミッションが発生することも。達成すればチームにアドバンテージが得られます。プレイしていると制圧・防衛・ミッションと情報が多く、気をつけなければ孤立して何の仕事もできない、といったケースも起こりうるので注意しましょう。

攻撃と防衛のバランスを考えるだけでなく、広いマップを活かすための仲間との情報共有は必須。本モードならではの、驚くべきオペレーターの組み合わせもどんどん生まれていきそうですね!


多くの点で生まれ変わる『レインボーシックス シージ エックス』。新モード「デュアルフロント」でこれまでと異なるゲーム性を楽しむのも魅力的ですし、従来のモードで進化したマップやシステムを堪能することもできます。元々の戦略性の高さは、多くの面でさらに強化されていると思います。

特にオーバーホールされたオーディオはかなり特徴的で、敵のアクションがかなり伝わりやすくなった印象です。相手が近付いてきている音を感知し、倒してやろうと潜んでいて接敵時に見事にやられましたが、これはきっと相手にこちらの音が伝わっていたんでしょうね(腕前の差だと認めたくない)。

なお、基本プレイ無料の『レインボーシックス シージ エックス』で「ランクモード」「シージカップ」をプレイするためには有料版へのアップグレードが必要です(『レインボーシックス シージ』を所有者はそのままアクセス可能)。詳しくは、公式サイトをご確認ください。


ライター:Mr.Katoh,編集:TAKAJO

ライター/酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

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編集/いつも腹ペコです TAKAJO

Game*Spark編集部員。『Crusader Kings III』と『Mount & Blade II: Bannerlord』に生活リズムを狂わされ続けています。ちなみに好きな映画は「ダイ・ハード」、好きなアメコミヒーローは「ナイトウィング」です。

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