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最新作『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』発表会&試遊レポート―ララ・クロフトのオリジンストーリーが展開

4月26日、スクウェア・エニックスは『トゥームレイダーシリーズ』最新作であり、主人公ララ・クロフトのオリジンストーリーを描く最終作『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』の発表会を行いました。

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最新作『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』発表会&試遊レポート―ララ・クロフトのオリジンストーリーが展開
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米国ロサンゼルスの歴史ある「マヤン・シアター」。4月26日、本作にふさわしいとも言えるこの場所において、スクウェア・エニックスは『トゥームレイダーシリーズ』最新作であり、主人公ララ・クロフトのオリジンストーリーを描く最終作『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』の発表会を行いました。


本作の基となっているマヤ文明の遺跡と、それを包む濃いジャングルの景色がシアターの中で再現され、ララのコスプレイヤー、シリーズのキービジュアル、そして『トゥームレイダー』がテーマのカクテルまで用意。発表会は現地時間午後5時から始まりました。





発表会



まず、『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー(以下シャドウ)』がララ・クロフトのオリジンストーリー最終作であると説明がされました。2013年の『トゥームレイダー』は「サバイバル」がテーマで、若く経験が浅いララの命を狙う敵と、超自然的なものを前にして生き残るために戦う覚悟とスキルを築かされました。その次の作品となる『ライズ・オブ・ザ・トゥームレイダー(以下ライズ)』では、ララは自分の意志で亡き父が正しかったことを証明するため、初めてトゥームに踏み込むこととなりました。そして本作、『シャドウ』において、ララは宿命である「トゥームレイダー」になることとなり、その決定的な瞬間が描かれるということです。そして、今回はマヤ文明の大事件を阻止するのが目的となるということです。

本作の舞台の一つはジャングルで、そこではすべてがララを殺しにかかってきます。その中で、ララは新しいスキルが使えるようになり、ジャングルと一体化し、沼の中に隠れ、忍び込み、敵を襲撃することができます。水中にも潜ることができ、探索を行ったり脱出したりするシーンも出てくるということです。パズルも前作より危険になり、間違えてしまうと即死に至ることもあるとのことです。


2013年に発売された『トゥームレイダー』では「トゥームがない!」という声があったということで、『ライズ』ではトゥームが登場しました。そして『ライズ』のトゥームは美しいものの、プレイヤーが到達できないほど高い箇所もありました。それとは逆に、『シャドウ』のトゥームは暗くて深い地下にあります。入るのが難しく、入ったら、恐怖そのものと言える恐ろしい景色を見る事になります。それを克服するには、命がけのパズルを解かなければいけないとのことです。

『シャドウ』では、ララはある「隠された都市」を探すこととなります。その都市でNPCが生き生きと生活している様を披露。ここで、ララはミッションを受けたりNPCとコミュニケーションを取ることができるとのことです。

最新作『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』では、ララは「頂点捕食者」になるというのがテーマの一つとのこと。宿命であるトゥームレイダーになるというのは何を意味するのか、この作品で描かれることとなります。



試遊レポート



発表会の後は試遊。本作の序盤に当たるステージ一つを、Xbox One版(英語)で実際に遊ぶことができました。ゲーム開始前には、「このゲームはフィクションであり、歴史学のコンサルタントと一緒に開発されました」というメッセージを確認。


ラテン系の音楽が流れ、メキシコの死者の日が賑やかに祝われています。そんな中、自信満々のララが仲間のジョナと一緒にマヤ文明の謎を解くカットシーン。その後、敵と思われる怪しい人物の尾行を開始。街並みやNPCのアニメーションがきれいで生き生きとしています。文化の再現性の高さが強く伝わってきますが、尾行パートがほぼ一直線に展開するので、街はあまり見ることはできませんでした。


街を出ると、自由に動けるようになります。コントロールは前作と同じ感覚。街から発掘に入り、倒しやすい敵と戦いながら崖へと向かいます。崖の登り下りをするパートに入って初めて、「あ、これがこのゲームの本質なんだな」と感じました。背景のスケールが大きく、動く前にちゃんと考えないと落ちてしまいます。そしてこのパートでは、『シャドウ』で導入される新しいスキルの懸垂下降が必要となります。斧を使って登っている状態から、縄を使って降りることも可能です。高いところから無傷で降りたり、スイングをすればジャンプすることもでき、操作は簡単で楽しいです。前作と同様に、斧で登れる壁は周りの崖と少し色が違うのでわかりやすいですが、美しい海の景色が少し浮いており、ちょっと残念に思いました。


ある洞窟に入ると、初めて水中パートに入ります。ララの泳ぐアニメーションがスムーズでとてもよく、息継ぎをする箇所の距離が長くスペースが狭いので、溺れそうになると必死になってしまいます。水中から上がって呼吸をすると、いつも同じモーションだったので、もう少しバリエーションが欲しいと思いました。


先に進んでいくと、トゥームにたどり着きます。発表通り、暗くて深い地下のトゥームに挑むことになりますが、アクション要素と単純なパズルがあり、どれもがプレイ感が良かったです。目標にたどり着くと、ストーリーが進みガンシューティングのパートに入ります。印象的な探検パートとは違い、正面にいる複数の敵との戦闘は、他のカバーTPSとあまり違いはなく特筆すべきことはありませんでした。戦闘を早く終わらせ、また登りたいなと思うほどでした。

戦闘後、ストーリーが一気に進みます。内容は伏せますが、今作の敵「Dominguez」は、ララの考え方が本当に正しいのかと言ったことを問いかけたりと、また違った角度からララに挑戦してきます。キャラクターの表情や声優の演技は一流。最後のゲームプレイパートが開始。ここでは、今まで出てきた様々なゲーム要素を使い脱出するというものでした。

実際にプレイした感想として、これはまさしく『トゥームレイダーシリーズ』の最新作ということです。前作で成功した要素が新しく、印象的な背景で更新されており、崖から落っこちそうになったり、水の中で溺れそうになったりするときの感覚が強く伝わってくるようになっています。確かに、ガンシューティングパートはいたって普通ですし、アニメーションのバグが少し見られました。しかし、「トゥームレイダー」はその名の通り、トゥームに踏み込んでいる間はやめられなくなります。シリーズのファンであれば、最新作『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』に期待していいのではないでしょうか。

シリーズ最新作『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』は、2018年9月14日、PS4、Xbox One、PCで同時発売予定です。


《Cameron Gilbert》
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