『Jagged Alliance Online』などを手がけたCliffhanger Productionsは、シリーズ新作のシミュレーションRPG『Jagged Alliance: Rage!』を発表しました。
『Jagged Alliance』は元々『ウィザードリィ』などを手がけたSir-TechからリリースされていたシミュレーションRPGシリーズ。時代としては驚くほどに細かい作り込みで、ターン制の戦闘だけでなく、個性豊かな傭兵の雇用・部隊の維持運営・侵攻方向の決定など、戦術/戦略両面をカバーしていたのも特徴です。
初代『Jagged Alliance』から20年後の世界を舞台にするというスピンオフ作品の『Jagged Alliance: Rage!』。ゲームの詳細は明らかになっていませんが、Steamストアページによれば、ジャングルで覆われた地域で麻薬王と戦う内容になる模様で、シリーズ恒例のクォータービューでのゲーム画面を確認することができます。
公式サイトではIvan、Raven、Shadowなどのキャラクターを確認できる他、今作では新要素としてキャラクター固有の特殊アビリティ「レイジスキル」が追加。更にシリーズとしては初の2人Co-op、そして日本語への対応も行われています。
『Jagged Alliance 2』は公式から提供されたソースを元に、有志が作成したエンジンで中国語を含む多言語に対応しているものの、リリースにまでこぎつけた日本語の翻訳を行うプロジェクトは現時点まででは発生していません。また、『Jagged Alliance Online』には日本語サービス計画はあったものの、初期ベータテストを短期間行ったのみで終了していたということで、同シリーズには今まで日本語が存在していませんでした。今回の日本語対応はファンには嬉しい所ではないでしょうか。
なお、本作のパブリッシュを行うHandyGamesは、先日THQ Nordicに買収されており、同社の中小規模インディー専門ブランドとしての初作品になるとのことです。
『Jagged Alliance: Rage!』は2018年秋に、PC/PS4/Xbox One向けに発売予定です。
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