THQ Nordicが名作FPS『タイムスプリッター』シリーズと『Second Sight』のIPを子会社Koch Mediaを通じて獲得したことを発表しました。
『タイムスプリッター』は、2000年に第一作目がFree Radical Designにより開発され、PlayStation 2向けに発売されたFPSシリーズ。タイムトラベル要素、協力可能なストーリーモード等が特徴。日本では第二作目が『タイムスプリッター -時空の侵略者-』として発売されました。一連のシリーズは第三作まで発売され、2007年に発表された第四作目は発売されませんでした。
『Second Sight』は、2004年に同じくFree Radical Designにより開発され、複数のゲーム機及び後にPC向けにも発売されたFPS。ステルスとサイキックパワーを特徴としていました。
THQ Nordicは、「『タイムスプリッター』は、2000年代初めに最も影響力のある家庭用ゲームの1つと考えられていました。この三作からなるゲームシリーズは、ユニークかつユーモアを持ったアートスタイルと、ポップカルチャーを取り入れたことで、熱狂的なファンを獲得しました。同作はFree Radical Designにより開発され、後にTHQ Nordicグループの一部であるDeep Silver Dambusterとなりました。」と、今回のIPの獲得が、グループ傘下に『タイムスプリッター』の開発者がいることを関連付けてコメントしています。
また、買収をおこなったKoch Mediaは「私達は『タイムスプリッター』のIPを買収したことに非常に興奮しています。同作はファンに多くのコンテンツを提供し、真に楽しいアーケードシューティング体験をもたらしました。私達は今日のゲームユーザーを興奮させる製品を製作するために情熱を傾けているスタッフの中に、『タイムスプリッター』シリーズのファンを沢山抱えています。」としており、グループ会社の開発者の多くに『タイムスプリッター』シリーズが影響をもたらしたことを伝えています。
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