気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Flippfly開発、PC/Mac/Linux/iOS向けに8月16日リリースされた六角形パズル『Evergarden』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、六角形のマス目で繰り広げられるパズルゲーム。不思議な植物を次々と合成させ、森の秘密を明かします。芸術的なビジュアルとサウンドも魅力。日本語にも対応しています。
『Evergarden』は1,840円で配信中。
――まずは自己紹介をお願いします。
Aaron San Filippo氏(以下San Filippo氏):Flippflyの共同設立者であり、プログラマーの一人でもあるAaron San Filippoです。Flippflyはアーティストでありリードデザイナー、そして私の兄であるForestと一緒に始めました。私たちのデビュー作は『Race The Sun』です。
――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?
San Filippo氏:本作の開発は2012年に始まり、当時は「Hexarden」というタイトルでした。六角形(hexagon)のグリッドとガーデニング(gardening)をテーマにしたゲームを作りたかったのです。私たちはこのパズルゲームを小さな子供でも遊べる、完璧なものとするため長い時間をかけました。それでも奥深さを追求し、上級プレイヤーでも長く楽しめるようにしたつもりです。何年も開発を続け、この目標に到達することができたと思っています。
――本作の特徴を教えてください。
San Filippo氏:表面上、本作はただのシンプルなマス目合わせに見えるかもしれません。しかし多くの秘密があり、プレイヤーの皆さん自身に見つけてもらいたいと思っています。2、3ラウンド遊んでもらえば、この世界の広さを理解することができるでしょう。パズルボードをプレイするたびにジェムを獲得でき、このジェムを使用することでモザイクテーブルパズルを解くことができ、パズルボード上で使えるパワーアップを歌という形でアンロックすることができます。このパズルゲームとアドベンチャーゲームのコンビネーションというのは、とても特徴的ではないでしょうか。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
San Filippo氏:本作をプレイする際は、簡単に諦めないでください。見た目以上のものがたくさん隠されていますよ!注意深く、時間をかければ、本作に見た目以上のものがたくさんあるということがわかるはずです。具体的には、ゲーム内で登場するストーンモノリスに注意してみてください。これらにはすぐにはわからない隠されたルールとトリックがありますよ。
――ありがとうございました。
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