9月20日より開幕した日本最大のゲーム見本市「東京ゲームショウ 2018」。会場のカプコンブースにて『バイオハザード RE:2』の試遊デモを体験できました。「レオン編」「クレア編」の両方が体験可能でしたが、「レオン編」は基本的に「E3 2018」で出展されたバージョンと同じなため、本稿では「クレア編」の試遊デモを中心にハンズオンをお届けします。
クレア編デモは署長室らしき場所からのスタート。ファーストトレイラーなどではフォトリアルになってこれまでのクレアと違った印象を与えていましたが、実際にプレイしてみるとさまざまなシーンでみせるその表情はいつものクレアなのだと実感します。
本デモはスタート時点でハンドガン、ショットガン、サブマシンガンを装備。室内にはガンパウダーなどが配置されており、グレネードランチャーの弾をすぐにクラフトできるものの、ランチャー自体は所持していません。
最近のアクション要素の強いTPSに慣れているとやや野暮ったく感じる動きですが、狭い通路が多い屋内が舞台であること、サバイバルホラーであることを考えるとその動きも良いフレーバーとして機能してくれています。REエンジンによるグラフィックはフォトリアルで美しく、進むことを躊躇わせるような重い空気感を表現。
しばらく進むとクレアとシェリーとの初対面シーンに。PS版『バイオハザード 2』のセーラー服っぽい洋服から私立学校の制服っぽいブレザー姿になったシェリー。2人の出会い方はPS版とは多少異なっていました。
そしてクレアの背後に迫るG第一形態との狭い空間での戦闘へ。限られた弾薬でGのウィークポイントを狙う必要がありますが、本作ではじっくりと狙わないと銃のエイムカーソルが合わず、狙ったところに当てることができません。Gの動きは素早くないものの、プレイヤーが焦ってしまうとあっという間に間合いを詰められてしまいます。Gに捕まった際にはサブウエポンであるナイフで応戦できるのですが、新たなサブウエポンである手榴弾でも反撃することができました。
Gの手から逃れ先に進むと、シェリーを探していた警察署長と遭遇。オリジナル版では女性の死体を机の上に置いて悦に浸る変態ぶりを見せていた署長ですが、本作ではさらに鬼畜な態度をプレイヤーに見せつけてくれます。署長が登場したムービーの終わりとともに試遊デモも終了。およそ15分ほどのプレイ時間でした。
オリジナル版を何十回とクリアしている筆者ですがプレイ感覚は非常に新鮮で、物語や登場人物の見せ方も洗練されている印象を受けました。本イベントに合わせてエイダ・ウォンが登場する新たなトレーラーも公開された『バイオハザード RE:2』。1月25日の発売まで待ちきれません。
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