Blackbird Interactiveは、火星の基地計画を学べるシム『Project Eagle: A 3D Interactive Mars Base』をSteamでリリースしました。
本作はパブリッシャーのBlackbird Interactiveが、NASAの研究開発に携わる「ジェット推進研究所」メンバーとコンタクトを取って、火星で建設される基地をシミュレートしたもの。厳密にはゲームではなく、バーチャルに再現されたジオラマを通して、将来の火星開発を学ぶツールのようなものだとしています。
本作に登場するロケーションは、2012年8月に火星探査車「キュリオシティ」が着陸した、直径154キロに及ぶ「ゲールクレーター」内に存在するアイオリス山(NASAは「シャープ山」と呼称)の近く。基地はNASAとジェット推進研究所から、直接的な指導とフィードバックを受けての設計です。また地形は、探査機「マーズ・リコネッサンス・オービター」が搭載する、HiRISEカメラで得たデータを利用しUnityで構築しており、1メートル単位まで正確に再現しています。
宇宙開発に携わる、実際の研究機関の協力を得て作られた本作。学術的な意図を持つためか無料での配信ということなので、少しでも気になる方は、お気軽にプレイしてみてはいかがでしょうか。なお、厳密にはゲームではありませんが、実績は6つ存在しているようなので、解除を目指してみるのもいいかもしれません。
『Project Eagle: A 3D Interactive Mars Base』は、Steamにて無料で配信中です。
関連リンク
編集部おすすめの記事
PC アクセスランキング
-
『Cities: Skylines II』圧倒的不評なDLC「Beach Properties」の返金対応が発表―開発方針も見直しへ
-
基本無料PvPvEシューター『Arena Breakout: Infinite』Steamで配信決定!テンセントが贈るリアル系『タルコフ』ライク
-
むっちりテカテカなモンスターの女王たちを集め城砦を再建せよ!『クイーンズロイヤルティ』Steamストアページが公開
-
ファンタジーとSFが融合したスペイン発JRPG『Runa』Kickstarterキャンペーン開始―わずか2日で目標額の2倍以上を達成
-
『Stardew Valley』PC版向けパッチ1.6.4が配信!新鉱山や水槽カスタマイズ、ペットが消える問題の修正も
-
モンスター収集RPGホラー『Monstronomy』Steamでリリース―ダークウェブで発見された“ポケモン”風ゲームに隠された恐怖とは
-
オープンワールドRPGが経営シムに早変わり!?中世SRPG『Wartales』で自分の酒場を運営する拡張DLC「The Tavern Opens!」配信
-
外伝作品『ペルソナ3 アイギス THE FIRST MISSION』配信決定!過去のフィーチャーフォン向けRPGが復活へ
-
Steam版『バニーガーデン』突如リリース!お紳士の憩いの場がPCでも開店
-
チラズアート新作は屋台でラーメンづくりと恐怖体験―ラーメンホラーシミュ『拉麺屋台』Steamストアページ公開