PS4のみならず、各プラットフォームのゲームのダウンロード購入に「ペイパル」をご利用されている方は多いと思われますが、ペイパルは「アイテム課金」などの少額課金(マイクロトランザクション)もサポートしています。今回はPS4版『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』を例にしながら、「ペイパルを使ったアイテム課金」の手順を解説。バトロワブームの火付け役となった今作を「ペイパル」を使いながら最大限に楽しんでみます。
PS4版『PUBG』の課金システムをおさらい。「BP」と「G-Coin」の違いは?
まずは、PS4版『PUBG』の課金システムをご紹介。今作には、「Battle Point(BP)」「G-Coin」と呼ばれる2種類のゲーム内マネーが存在しています。「BP」はゲームをプレイすることによって獲得できるマネーで、主にクレートの獲得に使用。「G-Coin」は一部のコスチューム/アイテムの購入に利用できるマネーです。
どのコスチュームも、『PUBG』の“勝ち負け”を左右するような要素ではありません(服の見た目によって、敵から見つかりやすくなったり隠れやすくなったりはしますが)。ゲーム内ストアには「BP」で買えるものもあれば「G-Coin」限定のアイテムもありますが、武器スキンや特殊な服装は「G-Coin」が対象となっています。
「G-Coin」はPlayStation Storeで販売中で、ゲーム内からも直接アクセス可能。ラインナップとしては、「500 G-Coin / 550円」と「1,000(+100ボーナス)G-Coin / 1,100円」、「2,000(+300ボーナス)G-Coin / 2,200円」と「5,000(+1,000ボーナス)G-Coin / 5,500円」の4種類が用意されています。「G-Coin」とは別に「スターターパック」も販売中で、こちらでは「1,100G-Coin+500ボーナス」「ブラウンハットレンジャーズセット」を1,100円で購入できます。
こちらの服装はデフォルト状態のもの。先んじてリリースされてきたPC/モバイル/Xbox One版『PUBG』を遊んできた方にはもはやおなじみでしょう。
まずはそのまま、デフォルトコスチュームでプレイしてみました。PS4では『フォートナイト バトルロイヤル』を始めとした作品でもバトロワシューターを体験できますし、筆者も『CoD BO4』のBlackoutモードには時間を注ぎ込みましたが、久々に「Erangel」へ降り立ってみると妙な安心感を覚えます。『PUBG』ならではの荒涼とした景色には、ちょっとした「昔住んでた街に帰ってきた感」があります。
籠もりに籠もった挙げ句に11位/1キルというハンパなプレイングをしてしまいましたが、「まあ、こんな日もあるのさ!」ということで……。
とは言え、「次はもう少しツイてますように!」と願うだけでドン勝を食べられるなら苦労はしません。100人ほどの参加者が相まみえるバトルロイヤルでは「戦闘自体を可能な限り避ける」、あるいは「戦闘を避けさせる」というのも時に重要になるかもしれません。
先に見つかったとしても「あいつイカつい格好してるし、やっぱ狙うのやめとこ……」と思わせられるなら、ドン勝への道のりはグッと縮まるのではないでしょうか。そんな気がしてなりません。そんなわけで、ここからはコスチュームをいろいろといじってバトルロイヤルに参加してみたいと思います。まずはゲーム内マネー「G-Coin」の入手からです。
「ペイパル」を使ってPS Storeのコンテンツを購入するには
今回はPS4上で行う「PlayStation Network オンラインID」と「ペイパル」の連携からご紹介。PlayStation Storeを開いたら、左側ナビゲーションの一番下にある「お支払方法」を選択します(アカウントの作成方法は過去記事をご参照ください)。
クレジットカードやデビットカードを既に登録されている方なら、「通常のお支払方法」としてそれぞれのカードにチェックがついていることでしょう。この画面に移ったら、「ペイパルアカウントを追加」を選択します。
お次に出てくるのはこんな画面。「Eメール」「パスワード」を入力し、ログインまで進めると……
このように、「ペイパル」がPS Storeで扱えるようアカウント情報が保存されます。ここで忘れないように「通常使うお支払い方法にする」を選択しておきましょう。画像は一部加工していますが、「PayPal: (入力したメールアドレス)」と表示されていればOKです!
先ほどのボタンのどちらを選んでもこのような画面へ戻ります。「通常使うお支払い方法にする」の選択を忘れていた場合は、ここでも設定を変更できるので覚えておきましょう。
「ペイパル」を使った『PUBG』アイテム課金にトライ
それでは『PUBG』の画面に戻ってみましょう。メニュー画面からゲーム内ストアの「G-Coin」にアクセスしたら、あとは購入手続きを進めるだけ。「購入する」を選択して「G-Coin」を入手しましょう。
今回は「FIRE IN THE HOLE」セットを「G-Coin」で購入しつつ、「BP」でもらえるクレートも回してみました。アバター(キャラクター)もサイド刈り上げにチェンジしてヤル気を見せていきます。
パラシュートの柄も「ベンガルタイガー」にチェンジ。クレート開封とコスチューム変更をしただけですが、なんとなく「敵をビビらせる側」になれた気がします。見た目をキチッと変えたおかげか、左スティックのすべりも良くなった気がしました。錯覚でしょうか。古くから言うように、服装の乱れは心の乱れ、エイムの乱れも心の乱れ、ということでしょうね。
2018年も終わろうとしているところですが、今年は風水で言う「九紫火星」に当り、「火」「食」がキーワードなのだとか。ここで言う「火」は、そのまま「火炎瓶」のことでしょう。運気を手にした虎となり、同じポイントに降下した敵も即「食」べる精神で、「Erangel」最大規模の街「Yasnaya Polynaya」に降り立ちました。
そもそもパラシュートが虎柄っていうのがイカつくて、逆に自分が降下中にこんな人を見たら即逃げちゃうと思うんですよね。ゲームにもよりますが、期間限定モノのコスチュームやスキンなら「あのひとは去年のハロウィンシーズンからやり込んでる人だ……!」などと威圧させることもあるでしょう。やはり見た目の威圧感は効果があると思いますし、付け焼き刃的知識の風水はともかくプレイングに影響がないこともありません。
……次はもう少しツイてますように。なんとも言えない変化でしたが、コスチュームで着飾った「お気に入りのキャラ」を動かしていると、やはり気持ちがいいものです。「虎の威を借る狐」という言葉がピッタリな結果となりましたが、少なくとも最初のプレイよりは(体感的に)『PUBG』の楽しさが増しました。
PS Storeユーザーのお財布にうれしい「PlayStation Store で使える300円割引きクーポン」の配布は、2018年12月22日から2019年1月8日まで行われます。クーポンはこちらのページにアクセスすることで、アカウントに紐付けて保存可能。既に「ペイパル」アカウントをお持ちの方ならログインして保存すればOK、新規の方はアカウントを作成後、改めてアクセスしましょう。
ちなみに、このクーポンは前述のとおり「500円以上の支払いから300円割り引き」というものなので、適用には500円以上のコンテンツを購入する必要があります。ということで、早速試しに「500 G-Coin / 550円」を購入してみます。
「G-Coin」ラインナップの中でも最安のプランのため、クーポンが適用されたことによって実質250円に(総額550円のうち300円が特典支払い、250円がユーザー支払い)。コンテンツにもよりますが、だいぶお得な気分です。大作やセールを控えて「少しでもお得にPS Storeを利用したい」と思っている方、「ペイパルを使ったことはないけど興味はあった」という方は、この機会にぜひ利用してみてはいかがでしょうか!
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