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1画面アクション『1 Screen Platformer』「映画「ジュラシック・パーク」の恐怖とワクワク感」【注目インディーミニ問答】

気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Return To Adventure Mountain開発、PC/Mac向けに3月7日リリースされた1画面アクション『1 Screen Platformer』開発者へのミニインタビューをお届けします。

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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Return To Adventure Mountain開発、PC/Mac向けに3月7日リリースされた1画面アクション『1 Screen Platformer』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、1画面にゲームの全てが詰め込まれた2Dアクション。3人のキャラクターから一人を選び、ゴール目指して進んでいきます。ゲーム全体が1画面に収められているので、ズームアウトすればこれから待ち受けるマップやトラップを全て見ることが可能。難易度は二段階で、高難易度ながら、すぐにリトライできるのが特徴。記事執筆時点では日本語未対応です。

『1 Screen Platformer』は100円で配信中





――まずは自己紹介をお願いします。

Chris Zukowski氏(以下Zukowski氏)こんにちは。米国を拠点とするゲームデザイナーのChris Zukowskiです。砂漠州、アリゾナ州に住んでいます。昔の西部劇映画によく出て来るベンケイチュウと呼ばれるサボテンに囲まれて生活していますよ。

ゲームの開発は私個人で行っています。画像と音楽はアーティストを雇ってやってもらってますが、プログラミング、ゲームデザイン、それに突拍子のないアイデアは全て自分によるものです。

目的地を目指す短いゲームは、クリアすることで達成感を得られると信じています。もうあまり自由な時間がないので、自分と同じような境遇の人々に向けたゲームを作りたいと思っています。

――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?

Zukowski氏本作の開発は、私の最初の息子が生まれた時に始めました。彼の育児をするため、2ヶ月間会社を休んでいたのですが、寝てばかりなので退屈になってしまったのです。そのため、彼が寝ている間にゲームを作ろうと思い立ちました。開発には結局1年を要しました。ゲーム開発中に細かいメモを取るのが好きなのですが、それによると、本作の開発には計363時間かかっています。

――本作の特徴を教えてください。

Zukowski氏本作は『1 Screen Platformer』と言うタイトルで、1画面でプレイするアクションゲーム(プラットフォーマー)です。最近のゲームは謎めいているものが多く、どれぐらい時間がかかるかわからないものが多いように感じます。しかし私は、あえてその謎を最初にネタばらししてしまう体験を作ってみようと思いました。プレイヤーはズームアウトすることで、最後のエリアを見ることができますし、プレイヤーを待ち受ける全てのトラップも見ることができます。奇妙な体験ではないでしょうか?

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Zukowski氏私の作るゲームは過去の様々なゲームや有名な物語の組み合わせなのですが、本作においては映画「ジュラシック・パーク」から影響を受けているような感じがします。車が落ちてこようとする中、主人公たちは二本のロープの間を行ったり来たりしますよね。そして最後の瞬間に見事、ロープをスイングして避けることができます。彼らと車との間は、まさに刹那です。この恐怖とワクワク感こそ、本作で私が実現しようと思ったものなのです。本作の中でも、あの映画のようなタイミングじゃないと避けられないようなトラップが登場しますよ。

――本作の日本語対応予定はありますか?

Zukowski氏もちろんです!翻訳家を雇うために、貯金する必要があるだけです。:)

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Zukowski氏日本のゲーマーの皆さん、日本と日本から米国に届けられるゲームは、私がゲームデザイナーとして最も影響を受けたものです。

子供の頃は、『スーパーマリオ』『ゼルダの伝説』そして『メトロイド』が大好きでした。これらのゲームのおかげで、自分でもアートをやってみようと思ったのです。今は大人となり、私の作るゲームは、私の子供時代の経験を映し出すものとなりました。皆さんが本作を、私が上記の作品を「再解釈」したものとして、楽しんでいただけると嬉しいです。

――ありがとうございました。


《SEKI》
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