複数タイトルに対応したグラフィック調整のサードパーティ製汎用DLL「ReShade」。同ツール向けの、限定的なレイトレーシングによるグローバル・イルミネーション再現を行うシェーダーが公開されました。
簡潔に説明すると、グローバル・イルミネーションとは、空間における色や光の反射・照り返しなどを物理的に再現するレンダリング手法。このシェーダーは、物理的な空間ではなくスクリーンに表示されているものだけをベースにした限定的なレイトレーシングを用い、擬似的なグローバル・イルミネーション再現を行うものです。
このシェーダーにおけるグローバル・イルミネーションはあくまで限定的なものながら、ゲーム向け最新規格である「DXRレイトレーシング」と比べた場合、ハードウェアやゲームの制限がなく、通常のSSAOからのグレードアップとして使用可能である手軽さが大きな特徴となります。
なお、このシェーダーに対し、Eurogamerのハードウェア分析コーナーDigital Foundryは、その動作のチェックを『Crysis』のCo-opモードで行った映像を公開。より美麗になった同作の映像を体験できるほか、10分10秒あたりではON/OFFでの画面の具合もわかりやすく知ることが可能です。
「ReShade」は『スカイリム』などを始め、DX9/DX10/DX11/OpenGLの数え切れないほどのタイトルに対応し、ユーザーから日常的に用いられているサードパーティDLL。今回のシェーダーの登場により、多くのゲームにおいて、今までよりさらに美麗になったスクリーンショットなどを目にする機会が増えるのかも知れません。
「ReShade」向けグローバル・イルミネーションシェーダーは、記事執筆時点では製作者Pascal Gilcher氏のPatreonにて月20ドル以上の支援を行ったユーザー向けに公開されています。なお今後は、より低い価格のコース向けなどにも公開される模様です。
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