『League of Legends』待望の新コンテンツ「チームファイトタクティクス」プレイレポート | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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『League of Legends』待望の新コンテンツ「チームファイトタクティクス」プレイレポート

『Dota Auto Chess』からの影響を公言する新コンテンツが、なんと『League of Legends』に搭載されることとなりました!そう、それが「チームファイトタクティクス(TFT)」です。

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今年上半期、e-Sports界隈で最大の話題作であった『Dota Auto Chess』。1月に『Dota2』のカスタムゲームとして発表されると世界中で人気に火が付き、日本語化やアプリ版『Auto Chess』の発表なども相まって国内でもゲームファンの間で一大ムーブメントになっています。そしてこの度、そんな『Dota Auto Chess』からの影響を公言する新コンテンツが、なんと『League of Legends』に搭載されることとなりました!そう、それが「チームファイトタクティクス(TFT)」です。

TFTはE3真っ只中の6月11日に発表され、すぐに大きな反響を呼びました。名実ともに世界で最も人気のあるe-Sports競技である『League of Legends』が、『Dota Auto Chess』に類したコンテンツ――Riot Gamesの表現によると「新しいオートバトルのジャンル」――に殴り込みをかけるというのはかなりセンセーショナルな出来事だったからです。

(ちなみに『Auto Chess』というのは固有名詞なので、ジャンル名として適当ではありません。そのため本記事ではこれからRiotの発表に倣って、本ジャンルのことを「オートバトルジャンル」と呼称します。)

TFTは発表から僅か8日後の6月19日、『League of Legends』のテストサーバーであるPBEに実装されました。と、いうことで今回は一足早くPBEにて「TFT」体験してきましたので、そのプレイレポートをお届けしていきます!


ゲームを起動し「プレイ」ボタンを押すとこのように「チームファイトタクティクス」が選べるようになっています。後々人気になればクライアントが独立することもあるのでしょうか?今はこのように対人戦のルールの一つという扱いになっています。


マッチメイキング画面はこんな感じになっています。自分を含め最大8人のプリメイドで遊ぶことができるようです。他のプレイヤーと協力する要素のようなものはありませんが、8人で一緒に遊べばなかなかワイワイできて楽しそうです。また「リトルレジェンド」と呼ばれるプレイヤースキンやアリーナ、つまり盤面の見た目を変えるスキンなどのコスメティクスの要素があることがわかります。


ゲームが開始するとまず「ドラフトラウンド」が始まります。ドラフトラウンドでは真ん中に回転寿司みたいに回っているチャンピオンたちから、早いもの勝ちで一人ゲットすることができます。いきなり『Dota Auto Chess』にはない新要素なので驚きました。


なんとなく強そうだからという理由でゼドを選び、ゲーム開始です。最初の数ラウンドは対戦相手ではなくミニオンとの戦闘になります。このあたりは『Dota Auto Chess』と同じですね。


1ラウンド目を滞りなく終えるとショップ画面が開きました。毎ターン決まった法則性で入手できるゴールドでショップに並んだチャンピオン(駒)を選び購入し、盤面に配置していく、というのがこのオートバトルジャンルの基本的なゲーム性です。ショップリストを入れ替える「リロール」(つまりガチャですね)や「XPの購入」といった要素もあり、オートバトルジャンルをやり慣れたプレイヤーであれば直感的に遊ぶことができます。また、非常に細かい部分ですが経験値を購入するのに必要なゴールド量やレベル上げに必要な経験値量なんかに些細な違いが見られますので、注意してプレイしましょう。


『Dota Auto Chess』では、駒の属性を揃えて集めていくことによってシナジー効果を発動させることができます。また、同じ駒を3つ揃えると駒のランクを上げる事ができるので非常に強力です。「3つ集める」というところや「手役を揃える」感覚が同じなので、日本人のプレイヤーにはよく「麻雀」に例えられます。そして「TFT」においてもそのあたりの基本は完全に『Dota Auto Chess』を踏襲しています。発動している/発動しそうなシナジーは常に画面の左側で確認することができ、駒を右クリックすると駒が持つ属性を確認することもできます。左側のシナジーのアイコンにマウスカーソルを合わせれば、どのような効果が発動しているのか、いくつ集めればよいのかなどが簡単にわかるので、慣れないプレイヤーでも大丈夫です。


『Dota Auto Chess』との最も大きな違いは、先程も触れましたが、数ラウンドごとに行われる「ドラフトラウンド」です。椅子取りゲーム的に自分のほしいチャンプを選ぶこのラウンドは、おそらく上級者になると「相手のほしい駒を先に取ってしまう」などの駆け引きが行われるであろうことが推測されます。また、予告サイトを見たときからわかっていたことではありますが、『Dota Auto Chess』ではその名の通りチェス盤のような四角いマス目を用いるのに対し、「TFT」では六角形のマス目を使用することになります。配置には違った戦術が必要になるかもしれません。


また、『Dota Auto Chess』において対人ラウンドは「相手のパーティーのコピー」と戦うのに対し、本作ではゲートをくぐって「直接対戦相手と戦う」ようになっています。本ジャンルに馴染みのないプレイヤーにとっては「え、それってどこが違うの?」と思われるでしょうが、これはかなり大きい変化だと思われます。細かい説明は、しばらくやり込んだ後攻略記事などにまとめようと思いますので、お待ち下さい!


さてそんなこんなでゲームも中盤というころになって、接続が重くなり、ゲームから落とされてしまいました。おそらく「TFT」の注目度が高いため、アクセスが集中しているのでしょう。最後までプレイできなかったのは残念ですが、まあ負けていたのでOKです!


まだテスト中のコンテンツですので不安定でも仕方がありません。せっかくなのでこの空き時間にリトルレジェンド(プレイヤースキン)のタマゴを購入することにしました。ゲームを通じても入手することができるようですが、RPによっても購入することができます。


リトルレジェンドはタマゴからランダムに排出されます。同じリトルレジェンドがダブると、なんとリトルレジェンドのレベルが上がって、見た目がかっこよくなります。他のプレイヤーと差をつけたいならぜひとも集めたいところです。


アリーナスキンの入手方法は今回のプレイではわかりませんでしたが、どうやらこの「TFTベータパス」の進捗を通して手に入れることができる模様。ウィークリーミッションや「ランク戦」などの記述もあり、『League of Legends』本体よりTFT専門にやり込んでいきたいプレイヤーもニッコリのコンテンツ量が予測されます。いやー、本当にライブサーバーへの実装が楽しみですね!


と、いうことで急な発表からは信じられないほどの完成度を誇ることがわかった「TFT」。これから盛り上がっていけばさらなる展開も期待できますし、筆者としてはぜひ独立クライアントや、(これはほんとにわがままな希望なんですが)アプリ版を……!という感じです。


ちなみにその後最後までプレイした初戦の結果は4位というなんとも微妙な感じ。まだまだ駒の性能や種類など把握しきれていないので難しかったです!これからPBEでしっかりやりこんで攻略情報なども仕入れておくので、今後もGame*Sparkをご注目ください!
《文章書く彦》
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