3D Realmsは、Voidpointが開発する新作FPS『Ion Maiden』が、有名ヘヴィメタルバンドとの法的問題を避けるために『Ion Fury』に改名されたことを発表しました。
今年5月に英国のヘヴィメタルバンド「Iron Maiden」より訴訟を起こされていた本作。3D RealmsのCEOであるMike Nielsen氏は、「長期の訴訟は開発者とファンにとって大きな不利益になる」と改名の理由を伝えるとともに、「Ion Furyを素晴らしいものにしているのはゲームプレイやインタラクティビティ、そして純粋な楽しみです。タイトルではありません」と語っています。
本作は『Duke Nukem 3D』や『Blood』、『Shadow Warrior』といった90年代のクラシックFPSで使用されたエンジン「Build Engine」で開発されたガチの90年代風FPSです。ノスタルジックな見た目とともに、自動セーブや改良された物理学、マップインタラクティブ、ヘッドショット、ワイドスクリーン機能、コントローラー対応など、当時は不可能だった要素を特色としています。
『Ion Fury』は現在Steam/GOG.comにて早期アクセス版が2,050円/19.99ドルで配信中。正式リリース日は現地時間8月15日に決定しています。初期の計画からのボリューム倍増により7月18日以降は価格が24.99ドルになるとのことなので、気になっている方は早めに購入しておいた方が良いでしょう。懐かしさ溢れる大きな箱のパッケージ版も59.99ドルで予約受付中です(サントラやポスター、ステッカーなどの特典が付属)。なお、後にPS4/Xbox One/ニンテンドースイッチ版も発売予定です。
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