Slitherine/Matrix Gamesは、WarfareSimsが手掛ける戦術軍事ストラテジー『Command: Modern Operations』をPC向けに配信開始しました。
同作は、『Command: Modern Air / Naval Operations』の後継バージョンとなる作品。30年ほど前からPCのハードコア軍事ファンに愛されてきた海戦ゲーム『Harpoon』シリーズのメカニズムを当時のファンたちがより発展させた作品の続編です。

プレイヤーは作戦の指揮官として、様々な作戦を成功に導いていくことになります。細部まで設定された世界中の軍隊データや、微に入り細に入りといったレベルで徹底的に設定可能な作戦予定、特定地域の紛争から地球全土までを扱える膨大なスケールなどが大きな特徴となっています。

今作『Command: Modern Operations』では、UIの刷新、ラグ無しでの高速なズーム・パンを実現するマップエンジンの強化に加え、動作の高速化や新モード「クイックバトルシミュレーター」を搭載。

シミュレーションモデルとしては航空機のフォーメーションのカスタマイズ、乗組員のG耐性やドッグファイトAI、フライトモデルなどの追加・改善に加え、地上軍への地形の影響の実装などが行われており、前作スタンドアローン拡張の「Chains Of War」での各種ルール拡張もデフォルトでの導入となります。

更に、フライトシミュレーターなどでも用いられる汎用アプリケーション「Tacview」のAdvanced Editionとの連携に対応。3Dで戦場を確認可能となりました。

旧作のデータとも互換性があり、前作のミッションなどを読み込んで遊ぶことも可能です。なお、前作及び各種スタンドアローン拡張・DLCは『Command: Modern Operations』発売に伴い終売。該当製品の所有者はSteamでは自動的に同作のDLCとして入手可能な他、Matrix Gamesでも新インストーラーが追加提供されます。

『Command: Modern Operations』はMatrix Games(Steamキー付き)/Steamにて、9,279円/8,250円で配信中。旧作所有者はSteamでは自動的に、Matrix Gamesでは旧作のシリアルをクーポンとして用いることで、50%割引を受けられます。また、Steamでは、3D表示に用いる汎用アプリケーション「Tacview」のAdvanced Editionとのバンドルも販売中です。