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メタスコアで見る「2019年のビデオゲーム」ワースト10ー運営Metacriticが発表

メタスコアが最も低かった作品によるランキングが発表されました。

ゲーム文化 その他
ゲームや映画の評価、レビューを集積し数値化するウェブサイトMetacriticは、2019年に発売されたビデオゲームのワースト10発表しました。

発表されたのは、メタスコアが最も低かった作品のランキング。対象は全プラットフォームで2019年1月1日から同年12月31日までに発売された作品です。そのうち、プロの批評家によるレビューが7件以下の作品は除外。なお、プラットフォームの違いなどの理由によって同タイトルが複数回リストに挙がってしまった場合は「最も低いバージョン」のみが選出されます。

ランキングは以下の通りです。各コメントはMetacriticによる解説の要約となります。

  1. Eternity: The Last Unicorn』(PS4)(1C Entertainment)(36点)
    ブラジルの新興スタジオの作品。“懐かしさ”が売りだったが、批評家たちは“ただの時代遅れ”と感じてしまったようだ。

  2. LEFT ALIVE』(PS4)(スクウェア・エニックス)(37点)
    『フロントミッション』シリーズの10年ぶりに近い関連新作。新川氏のアートは問題ないが、内容はぎこちなくイライラさせられる『MGS』のシミュレーションのよう。AIがひどい。

  3. 『Blades of Time』(ニンテンドースイッチ)(Gaijin Entertainment)(38点)
    2012年に前世代機でリリースされたハクスラアクション。そもそも当時の時点で好評価ではなかったが、なぜ現世代機に移植されたのか批評家たちは疑問だったようだ。

  4. CONTRA ROGUE CORPS』(ニンテンドースイッチ)(コナミデジタルエンタテインメント)(40点)
    およそ8年の空白ののちにリリースされたシリーズ新作ながら、『魂斗羅』の様式から逸脱しすぎ、失敗した。

  5. Dollhouse』(PS4)(SOEDESCO Publishing)(41点)
    自動生成のマップなどのコンセプトは良かったものの、粗いグラフィックと退屈なゲームプレイでぶち壊しに。

  6. WWE 2K20』(PS4)(2K Sports)(43点)
    滅多にこのシリーズが高評価を得ることはないが、それでも今作は発売当時ひどいグリッチが多すぎた。

  7. 『FIFA 20: Legacy Edition』(ニンテンドースイッチ)(エレクトロニック・アーツ)(43点)
    他のプラットフォームのものとは違い、“Legacy Edition”と名付けられた本作は『FIFA 19』から選手名簿がアップデートされた程度の内容。そしてスイッチ版の『19』自体がそもそも良いとは言えない。

  8. 『Submersed』(PS4)(Factoria Cultural)(44点)
    このサバイバルホラーは沿岸警備隊として“謎を解決する”とはしているものの、最大の謎はどうやってリリースまでこぎつけたのかわからないほど乏しい本作のゲームプレイだろう。

  9. Generation Zero』(PS4)(Avalanche Studios)(45点)
    『ジャストコーズ』などで知られるスタジオの新作シューターではあるものの、“オープンワールド”というより“エンプティワールド”とでも言うべき空っぽな世界で、しばしば壊れている。また、あるアーティストの作品に許諾を受けぬままインスパイアされすぎている。

  10. Narcos: Rise of the Cartels』(PC)(Curve Digital)(46点)
    Netflixドラマを原作とするタイトル。DEAとナルコスの2つのキャンペーンがあるものの、退屈で長いゲームプレイに対し、プレイヤーは2回目をプレイしようとは思わないだろうと批評家たちは推測している。
《杉元悠》
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