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【吉田輝和の絵日記】悟空体験アクションRPG『ドラゴンボールZ KAKAROT』懐かしのキャラや伝説の教習所回も登場!

「ドラゴンボール」ファンの吉田おじさんが『ドラゴンボールZ KAKAROT』の良い所悪い所を色々言ってくれました。

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今回プレイするのは、バンダイナムコエンターテインメントのPS4向けソフト『ドラゴンボールZ KAKAROT』。本作は、「ドラゴンボール」の世界を自由に走り抜け、舞空術で空を飛び、強敵たちとの戦いを堪能できる、悟空体験アクションRPGです。

近年の「ドラゴンボール」のゲームといえば対戦格闘ものが多かったので、アクションRPGはなかなか新鮮です。

漫画の連載が終わったのは僕が中学生の頃。それから20年以上も経つのに、未だに新作ゲームが発売されるとは、当時の僕は想像も出来なかったろうなあ。


あの頃の吉田少年に教えてあげたい……!

DB世界で寄り道三昧!



ピッコロとの戦いから5年。孫悟空はチチと結婚し、息子の悟飯と3人で平和な生活を送っていた。だがその平和は、悟空の兄と名乗る男ラディッツの来襲により打ち砕かれるのだった……。


キャラクターの操作は、ダッシュやジャンプに加え、舞空術が使用可能。ダッシュ中にジャンプすると数十メートルの高さまで飛び跳ねられる。


ジャンプ力の高い超人系のゲームは、移動しているだけで気持ち良いよね。


フィールドは、「孫悟空の家」「西の都」「ジンジャータウン」といったようにエリアで区切られており、ワールドマップで各エリアへ移動出来る。各エリアは、舞空術を使っても、端から端まで行くのにかなり時間がかかるほどに広大だ。


エリア内には、料理の食材や素材のアイテム、必殺技の習得に必要なZオーブがそこかしこに配置されており、近寄っただけでゲット出来る。

飛び回りながら収集しているだけでも楽しいが、そろそろストーリーを進めなくては……

ラディッツから誘拐された悟飯を取り戻すのが最初の目的だ。


原作では、ピッコロとともに悟飯のもとまで一直線で飛んで行ったが、このゲームでは自由に寄り道ができるのだ。エリア内のそこかしこに原作でお馴染みのキャラたちが配置されているので、非常に懐かしい。


さらにアイテム収集系のクエストや、指定された敵と戦うサイドストーリーが用意されており、寄り道には事欠かない。


もうちょっと……もうちょっとだけ待ってろ悟飯!後で父ちゃんが助けてやっからな!

原作の合間を補完。この時こんな事があったのか!



基本的に原作そのままに進行するのだが、ベジータ達が地球に来るまでの1年間など、原作では深く語られなかった時期もしっかり描かれている。

それに悟空だけではなく、悟飯やピッコロ、ベジータといったキャラも操作可能だ。


ピッコロを操作して、悟飯のためにリンゴを集めたり……


Z戦士たちの修行の成果をチェックしたりするのも楽しい!ピッコロさん、裏ではこんなことやってたんだな……。


バトルでは、格闘攻撃や気弾攻撃のほかにも、かめはめ波や魔貫光殺砲といった必殺技も発動可能だ。

ボタンを連打しているだけでコンボが繋がるので、お手軽に「ドラゴンボール」特有のハイスピードバトルが体験出来るぞ。

難易度選択はないのだが、倒せない敵もレベルアップをすればいずれ倒せる。それにバトル中に回復アイテムが使用出来るので、大量に持ち込めば負けることはないだろう。


ドラゴンボールファンなら一度は考えたことがあるであろう「口の中に仙豆入れて戦えば無敵じゃね?」みたいなバトルが出来るぞ!


僕おすすめの必殺技は連続エネルギー弾系。照準さえ合わせれば遠くに居る敵にも自動でヒットしてくれるので、とても便利。永遠にオラの番だ!


フリーザも涙目!キメ技はかめはめ波でも元気玉でもなく、連続エネルギー弾だ!

ご飯を食べてパワーアップ。無限に食え!



アクションRPGである本作は、エリア内を徘徊している敵を倒してレベル上げができる。


キャラクターの強化はレベル上げだけではなく色々あり、例えば料理を食べるとステータスが強化可能だ。


料理の材料は、マップ上に落ちているほか、野生動物や恐竜を倒して生肉を入手できる。


生肉などはそのまま食べられるのだが、料理した方がステータスアップ効率が良い。


さらに、獲得したZオーブを使えば必殺技の習得や強化が可能。様々な強化手段で戦闘力を上げまくれ!

伝説の教習所回も収録。乗り物色々!



移動手段は徒歩や舞空術だけではない。筋斗雲やエアカー、二足歩行ロボもあるぞ。


悟空たちが運転免許を取りに行くアニメ版のオリジナルストーリーが、本作でもイベントのひとつとして登場する。

チチに「免許を持っていないのは悟空さくらいだ。免許取りに行け!」と怒られ、「ピッコロだって持ってない」と口答えする悟空。


でも輝和だって持ってないからね……。


教習という名の公道レースを経て、晴れて免許を取得。


ブルマのもとへ行けば、エアカーや二足歩行ロボを作ってもらえる。速度を上げたり素材のサーチ範囲を広げたりする強化も可能。フルチューンした乗り物で世界を駆け抜けろ!


範囲内の素材を自動で回収する便利な機能はあるんだけど……移動だけを考えると、普通に自力で飛んだ方が早い。そらまあそうだろうなあ……


ドラゴンボール世界の再現度は、これまで出たゲームの中でトップクラスだと思います。

低空飛行時に地面がえぐれたり、着地の衝撃で陥没したり、いちいちにくい演出をしてくれて、舞空術で飛び回っているだけで楽しかったです。

基本的に原作通りにストーリーは進行するのですが、シーンの一部がカットされていることがあり、熱心な原作ファンほど展開に違和感を覚える箇所が多いと思います。まあ全てのシーンを完全に再現するのは難しいとは思いますが……。

悟飯がリンゴをかじって「すっぱぁ~い」と文句を言う原作のシーンは、可愛くてお気に入りだったのにカットされていて残念でした。


代わりに僕が酸っぱがってみましたが、中年なので可愛さが足りません……。

とは言え、おさえるべきところはしっかりおさえており、悟空が超サイヤ人に覚醒するシーンは、何度見ても格好良いです。

また、料理や乗り物の強化などで特定のキャラのところに行く際、ロード時間がかかるエリア移動を毎回するのが面倒でした。UIもわかりづらい部分がいくつかあり、システム周りでストレスを感じることも多かったです。

ゲーム全体のボリュームは多く、現在のプレイ時間は40時間を超えているのですが、ストーリーとしては人造人間編に入ったところ。まだまだ中盤です。


キャラの相関図、生き物や乗り物の図鑑、当時のカードダスも閲覧出来るなど、各種データも充実しており、読み込んでいるだけであっという間に時間が過ぎていってしまいます。

「ドラゴンボール」のファンゆえに、色々と厳しいことも書いてしまいましたが、それでも原作をリスペクトしている愛すべきゲームであることに違いありません。「ドラゴンボールの世界を堪能したい!」と思った人は、ぜひ本作を手に取ってみてください。

『ドラゴンボールZ KAKAROT』は、PS4/Xbox Oneを対象に発売中です。

吉田輝和のプロフィール:自画像の絵日記を20年以上書き続けている謎のおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、これまでアニメ作品に3回登場した。何故こんなに漫画登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら
《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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