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強力コンボ搭載ローグライトカードゲーム『NEOVERSE』正式版―戦う美女たちの姿も素敵【爆速プレイレポ】

3人の美女たちが戦う、ローグライク要素のあるデッキビルド型カードゲーム『NEOVERSE』のプレイレポートをお届けします。

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強力コンボ搭載ローグライトカードゲーム『NEOVERSE』正式版―戦う美女たちの姿も素敵【爆速プレイレポ】
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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。

今回は2020年2月19日にTinogames Inc.よりPC(Steam)向けに正式版がリリースされた『NEOVERSE』について生の内容をお届けしたいと思います。



『NEOVERSE』とは


本作はローグライク要素のあるデッキビルド型カードゲームです。人気ローグライトカードゲーム『Slay the Spire』のフォロワー的存在で、カードバトルで敵と戦っていきます。スタート時のカードデッキは弱いのですが、ゲーム中でカードを得る(もしくはカードを破棄する)ことによって、どんどんデッキを強化していくことができます。ラスボスを倒せばクリアですが、それまでに一度でも負ければまた最初からです。

本作の早期アクセス版が配信されたのは去年の1月。以来何度もアップデートが行われました。筆者は早期アクセス版が配信された時に購入しました。アップデートでゲーム性やUIが大きく変化することもたびたびあり、改良に改良を重ねてきたことから、「良いゲームを作りたい」という開発陣のやる気が感じられました。1年ほどでアーリーアクセスを抜けられたのも、開発陣の努力の賜物でしょう。さっそくプレイしていきましょう。

『NEOVERSE』の実内容に迫る!3人の美女から1人を選ぼう



まずは使用キャラクターの選択。「エージェントナヤ」「聖騎士クレア」「召喚士ヘレナ」の3人の美女たちから使用キャラを1人選びます。それぞれのキャラには特徴があり、使用するカードも戦い方も大きく変わってきます。今回はナヤをプレイ。

ナヤの特徴ですが、刀やハンドガン、それに「放射能」を使います。これは他のゲームで言うところの「毒」のようなもので、敵に付与させると継続的にダメージを与えることができます(ただし発動するたびにダメージ半減)。

ゲームには通常のプレイモードである「アドベンチャーモード」と、全20戦を戦い抜く「ハンターモード」があります。「超越宇宙」は上級モードです。今回は「アドベンチャーモード」でプレイしていきます。


スタート時のデッキは3種類から選ぶことができます。ナヤの場合は、攻撃主体のデッキ「射撃」、放射能主体のデッキ「放射能」、両方を合わせた「ハイブリッド」があります。今回はハイブリッドを選択。

カードの種類ですが、大きく分けると「攻撃カード(赤)」「防御カード(青)」「インスタントカード(紫)」「コンスタントカード(黄)」「妨害カード(黒)」の5種類になります。

「インスタントカード」は出した時点で効果を発揮し、「コンスタントカード」は効果が持続します。「妨害カード」は、デッキビルドの邪魔になる「いらないカード」です。このカードの色は、後述する戦闘時のコンボと関係します。


それとゲーム中で獲得できるトロフィーを消費して、装備品を購入することができます。装備品はゲーム開始時に3つまで付けることができ、効果も強力なものが多いです。今回は何も付けずに行きます。

カードバトル開始!



バトル開始前の画面。現在、選べるのは通常戦闘のみです。それと戦闘中には「ミッション」があり、条件を満たすことでボーナスを受けられます。今回は「1回の戦闘で敵に50ダメージを与える」というもの。クリアすると「最大HPの30%回復」の報酬が得られます。

ミッションはゲーム中ずっと継続し、任意のタイミングで報酬を得ることができます。減ったHPは戦闘終了後も回復しないので、回復手段を確保しておくことは重要です。


画面右上の黄色く光るアイコンをクリックすると、「データストア」メニューになります。いつでも(戦闘中でも)利用可能で、カードやアイテムを買うことができます。売られている商品はランダムで、更新可能です(更新するたびに更新コストが高くなる)。


バトル開始。画面下に並んでいるのが手札です。初期デッキはカードが8枚なので、山札には3枚残っています。「デッキの厚さ」は常に意識した方がいいでしょう。

カード上部の数字は「マナ」コスト。画面左下に「5/5」とありますが、これが1ターン中に使用できる「マナの量」です。残ったマナを次のターンに持ち越すことはできません。

敵(画面右側)の頭上にあるのはHP、足元にある「盾マークに6」は敵の次の行動です。「ガード値6の防御を行う」という意味ですね。

「ガード値」についてですが、攻撃を受けるとまずガード値が減り、0になった後でHPが減ります。ガード値は、「防御」カードを使うことで増やせます。前述したように、バトルが終わってもHPは回復しません。防御を使ってダメージを受けないようにすることが大切です。


まずはマナコスト1の「防御カード(ガード値+3)」を使いました。マナが1減り、山札からすぐさまカードが1枚補充されます(山札が無くなった場合は補充されません)。

注目して欲しいのが、画面左下の「青・赤・赤(防御・攻撃・攻撃)」と色が並んでいる部分。本作の特徴とも言うべき「コンボシステム」で、この色の順番にカードを出せば、次に攻撃するときのダメージが2倍になります。先程防御カード(青)を出したので、あとは攻撃カード(赤)を2回出せばコンボ成立です。


コンボのために、次は攻撃カードを使用します。「放射能射撃」(2ダメージ+放射能2付与)を敵にドラッグ。放射能は前述したように「毒」と同じで、毎ターンダメージを与え続けます(貫通ダメージなのでガード値は無視)。


「斬撃」カードが補充されましたので、さっそく使いましょう。マナコスト0で3ダメージを与えられますが、「オーバーヒート値」が+1されます。オーバーヒート値が5になるたびに、妨害カード「過負荷」が1枚デッキに入ってしまうので注意。


「青・赤・赤」とカードを出したことで、エフェクトとともにコンボが成立。これで次の攻撃のダメージが2倍になります。強い攻撃カードがあれば一気に大ダメージです。


コンボの効果で、3ダメージの攻撃カードが6ダメージに変化。画面左下には新たなコンボ「赤・青・赤・赤」も提示されました。さらにコンボをつなげていきましょう。


攻撃、防御、攻撃とカードを出していったところでマナが切れました。コンボは持ち越せるので、次のターンで攻撃カードを出せばコンボ成立です。今はこれ以上行動できないので、ターン終了。使わなかった手札はすべて捨て札なります。山札が無くなった場合は、捨て札がシャッフルされて山札に置かれます。


敵のターンが終わり、またプレイヤーのターンになりました。さっそく攻撃カードを出して、2日目のコンボ成功。次のコンボは「赤・青・青・赤・青」と長くなっていますね。しかしあと2回攻撃すれば敵を倒せますので、もうコンボは必要ありません。


敵を倒して勝利。報酬として、32ゴールドとスキルポイントを1獲得(スキルポイントについては後述)。さらに、カードを3枚の中から無料で1枚得られます。スキップを押せば、カードを取らずに次へ進みます。


獲得可能なカードを見てみると、画像の3枚でした。全体攻撃のできる「連続攻撃」が便利なのでゲットしておきます。ちなみにカードは多ければ多いほど良いわけではありません。デッキが分厚くなると、必要なカードが手元に回ってくるのが遅くなってしまいます。「取らない」という選択も場合によっては必要でしょう。どのようなデッキを作るのかを考え、計画的にカードを取っていくことが攻略の鍵になります。

ステージクリアを目指して



戦闘で獲得したスキルポイントを消費して、スキルをアンロックすることができます。スキルはチャートに沿って順番に取っていく必要があります。それぞれのチャートの一番最後には、強力なスキルがあります。カード同様、計画的に取っていきましょう。


次の戦闘には分岐があります。「エリートバトル」の方は、通常よりも強いエリート敵が登場します。その分、倒したときの報酬も良くなっています。ハイリスクハイリターンか、地道に通常戦闘をこなすかの選択ですね。エリートバトルに行ってみましょう。


ムッキムキのエリートエネミーが登場。HPは50と、先程戦った敵の 2.5倍ですね。コンボと「連続攻撃」(マナの残量x3のダメージ)を組み合わせて大ダメージを与えましょう。


敵のターン。ダメージ9の攻撃ですが、ガード値9で防御。同じ値で防御したときは、このゲームの特徴でもある「パリィ」が発生し、敵が1ターン行動不能になります。


エリートをノーダメージで撃破。先程の倍以上の報酬が得られました。それと「1回の戦闘で敵に50ダメージを与える」のミッションもクリア。報酬は「最大HPの30%回復」ですが、HPは満タンです。後で受け取りましょう。


次は3カ所に分岐。先程「エリートバトルを2回クリア」というミッションを獲得していたので、次エリートに勝てばミッション達成です。それと本作では5ステージごとに強力なボス敵が登場します。


調子に乗って、続けざまエリートバトルに突入。敵は3体。連続攻撃がなかったら詰んでいる状況ですね。今の手札とコンボの並びだと、3ターン以内で勝てます。


敵をぴったりのダメージで倒しきることによって「精密」が発動。報酬としてスキルポイントを1多く得ることができます。可能であれば狙っていきたいところです。


エリートを2回撃破したことで、ミッション達成。報酬として、すべての攻撃カードを「ハンターの攻撃」(3ダメージの全体攻撃)に変えてくれます。さっそくもらっておきます。


次の4戦目は通常戦闘を選択肢して敵を撃破。そして5戦目はステージボスとの戦いです。倒すと次のステージへ。ザコ敵も従えていますので、コンボを上手く使って一掃してやりましょう。ここから先はぜひとも自身でプレイしてみてください。

コンボとパリィが爽快なローグライトカードゲーム


本作は『Slay the Spire』のフォロワー的作品ではありますが、プレイ感覚は違います。本作の戦略の中心になるのは、やはり「コンボ」です。ダメージが2倍になるので、上手く組み合わせると一気に大ダメージを与えられます。コンボを作るため、カードを出す順番を考えなければなりませんので、パズルゲーム的な要素も高い作品になっています。


またジャストガードの「パリィ」も決まると気持ちいいです。敵を1ターン行動不能にできますし、積極的に狙っていくのがいいでしょう。


それとナヤ以外の2人ですが、簡単に紹介しておきます。「聖騎士クレア」はパワータイプのキャラで、「懲罰」「信仰」「吸血」のスキルがあります。「懲罰」は、ダメージを受けたときに懲罰のポイント分だけ敵にもダメージが入ります。「信仰」は5ポイント貯まるごとに「神の答え」という特殊カードが手に入ります。「吸血」はダメージを与えた分だけHPを回復。使いやすいキャラなので、筆者はよく使用しています。


「召喚士ヘレナ」ですが、召喚獣を呼び出して共に戦います。召喚獣は一度に1体しか呼び出せません。同じ召喚獣を呼び出すことで、強化されていきます。それと「統率」ポイントを消費することで、召喚獣特有の能力が発動します。特殊なゲームプレイになるので、慣れるまで時間がかかるかもしれません。

しかしこの手のゲームは、一度プレイし出すと止まらなくなりますね。プレイレポートのためにやっていたのですが、普通に楽しんでしまい、聖騎士クレアでクリアまで遊んでしまいました。ゲームのテンポも良いのでぜひともプレイしてみてください。

タイトル:NEOVERSE
対応機種:PC(Steam
記事におけるプレイ機種:PC(Steam)
発売日:2020年2月19日
記事執筆時の著者プレイ時間:4時間(早期アクセスは22時間)
価格:1,990円

《渡辺仙州》

歴史・シミュ・ボドゲ好き 渡辺仙州

主に中国ものを書いている作家。人生の理念は「知られていない面白いもの」を発掘・提供すること。歴史・シミュレーションゲーム・ボードゲーム好きで、「マイナーゲーム.com」「マイナーゲームTV」を運営中。著書に「三国志」「封神演義」「西遊記」「封魔鬼譚」(偕成社)、「文学少年と運命の書」「天邪鬼な皇子と唐の黒猫」(ポプラ社)、「三国志博奕伝」(文春文庫)など。

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