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銃撃!カバー!スキル! 果敢に攻めて活路を見出す新作ハクスラTPS『OUTRIDERS』先行プレイレポート

デベロッパーは『ギアーズ オブ ウォー』『Bulletstorm』共同開発や『Gears of War: Judgment』開発で知られるPeople Can Fly。

連載・特集 プレイレポート
銃撃!カバー!スキル! 果敢に攻めて活路を見出す新作ハクスラTPS『OUTRIDERS』先行プレイレポート
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※本記事内で使用している画像、動画は開発中のため、日本の製品版とは表現に差異がある場合がございます。

先日、スクウェア・エニックスがパブリッシングを務める新作ハクスラTPS『OUTRIDERSアウトライダーズ)』の先行体験会(シングルプレイヤー)がメディア向けに実施されました。本稿では最序盤のプレイレポートをお届けします。

本作の開発を担うのは、ポーランドのデベロッパーPeople Can Fly。マイクロソフトのハードを代表するTPS『ギアーズ オブ ウォー』シリーズ初期3部作のPC版移植や共同開発、スピンオフタイトル『Gears of War: Judgment』開発、『フォートナイト 世界を救え』『Bulletstorm』共同開発などを手掛けてきた、シュータージャンルに造詣が深いスタジオです。

『OUTRIDERS』とは



『OUTRIDERS』は、TPSにクラス制やスキル、装備収集などのRPG要素を加えた作品。類似ジャンルのタイトルとしては『Destiny』や『Anthem』、『ディビジョン』『ボーダーランズ』などのシリーズが挙げられるでしょう。


未知の惑星エノクとアウトライダーズの物語が、幕を開ける――

西暦2076年、人類は新天地を求め
移民船フローレスで荒廃した地球を後にした

彼らが目指すのは、地球に近い環境の惑星エノク
しかし楽園と思われたその星は、
時空が歪み電磁嵐が頻発する過酷な場所だった

植民計画は失敗に終わり、
わずかな資源をめぐって殺しあう人々…

人類の運命は、先遣隊「アウトライダーズ」に託された…

4つのクラス


    トリックスター


  • 時空操作系のスキルを持つクラス
  • ヒット&アウェイを得意とする
  • 全クラス随一の移動性能
  • 敵の足を止め、味方に攻撃のチャンスを用意する

  • パイロマンサー


  • 炎を自在に操るスキルを持つクラス
  • 全キャラ中随一の圧倒的な火力を誇る
  • 多数の敵を一度に攻撃できる範囲攻撃を複数持つ

  • デバステーター


  • 大地の力を操るスキルを持つクラス
  • 全クラス中最大の体力と防御力をもつ
  • 最前線で敵の攻撃を一身に受けて味方を守る
  • 守備系のスキルを複数持つ

  • テクノマンサー


  • テクノロジーと超常の力を併せを持つ遠距離支援クラス
  • タレットや機雷を設置し味方をサポートする
  • 防御力は低いがスキル次第では非常に高い火力を誇る

本作の特徴は、キャラクターの回復手段がアイテムではなく、それぞれのクラスに関連した特定アクションに結びついているところでしょう。例えば今回筆者が選んだ「パイロマンサー」では、スキルや格闘攻撃で炎上させた敵をキルすることで、体力を大幅に回復できます。

時間経過による自動回復には制限があり、最大体力の一定割合までしか回復しません。遮蔽物を挟んで睨み合うのではなく、スキルを積極的に活用して前に出て暴れてほしいという開発側の意図が伝わってくるようです。

生き残るためにアグレッシブさを推奨される感覚は『DOOM Eternal』(2020年、id Software)と近いように感じました。

またキャラクタークリエイト画面では、クラスだけでなく見た目・性別などのカスタマイズも可能となっています。

プレイフィール



遮蔽物へのカバー、カバーからカバーへの移動、ADS、射撃、スキル。非常に馴染み深いコントロールスキームとなっており、これまでTPS(特に『ギアーズ』シリーズなどのカバーシューター)をプレイしたことのあるユーザーであれば、スムーズにプレイできるはずです。

その一方で、一見して分かる真新しい要素が見当たらず、『Destiny』や『ディビジョン』といった類似ジャンルのタイトルをプレイした経験のあるプレイヤーは、強い既視感を覚えながらプレイすることになるでしょう。シューター部分もよく言えば「手堅い」、悪く言えば「古臭い」出来となっており、『OUTRIDERS』の世界観やロア、武器・装備の外観に強く惹かれない限りは、プレイのモチベーションを保つのが難しいかもしれません。

しかし、これも最序盤のステージを2つほど試遊させてもらっただけの感想。ルーターシューター系タイトルのプレイ経験者ならお分かりかと思いますが、1周目のストーリークリアまではチュートリアルのようなもので、エンドコンテンツで装備の厳選を行うようになってからがゲームの本番です。


今後ユーザー間で強力なスキルビルドなどが発見されたり、クールな見た目の防具や武器が紹介され「こういう装備を集めてみたい」という欲が刺激されれば、プレイヤーコミュニティも徐々に賑わっていき、結果的にゲーム体験も向上していくことでしょう。また、発売後のバランス調整アップデートなどの方針についても要注目です。

『OUTRIDERS』気になるポイントをチェック


◆マイクロトランザクション(ゲーム内少額課金)要素はあるのか

ない。本作はライブサービス型タイトルではなく、本編を買えば全て遊べる。

◆PvP要素はあるのか

本作に搭載されるのはPvEモードのみ。最初期のコンセプトに基づき、最高のシングル・マルチRPGシューターを作ることに全力を注いでいる。

◆Co-opを一緒にプレイしてるプレイヤーとのトレードは可能なのか

トレード機能はない。代わりにスタッシュという倉庫機能を活用して、自分の他のキャラクター(最大6キャラ)にアイテムを移すことができる。

◆公式サイトによれば15段階の難易度オプションがあるようだが、Co-opプレイ時はどのような調整がされるのか

ホストプレイヤーの設定している難易度準拠となる。ゲストプレイヤーが強くなりすぎたり、弱くなりすぎたりしないよう調整される。

◆高難易度帯になるとTTK(Time-To-Kill、一体の敵を倒すのにかかる時間)も伸びるのか

伸びることは伸びるが、難易度によって大きな影響が出るのはむしろ「敵の数」となっている。

◆ソロプレイヤーでも最後まで遊び通せるか

ストーリー難易度(World Tier 01)であれば問題なくクリアできる。ただし高難易度になると敵の数が増えるため、Co-opでないと難しい場面が出てくる。

◆メインストーリーのみを進めた場合、サブクエストをもれなく消化した場合のクリア時間の目安はおおよそどれくらいか

ストーリーのみであれば、およそ30~40時間。サブクエストを含めると、およそ50~60時間ほど。

◆ステージはどのような構造になっているか

オープンワールドではなく、一本道(メインストーリー用)プラス分岐路(サブクエスト用)型になっている。ロケーションの最終エリアを攻略すると、次のロケーションに移ることができるようになる。

◆国内版の表現規制はどうなるか

なるべく海外版に準拠した表現となるよう努力している。最小限の規制で済む見通し。

『OUTRIDERS』は、PC/PS5/PS4/Xbox Series/Xbox One向けに今冬発売予定です。価格などの詳細な情報は本記事執筆時点で明らかにされていません。
《S. Eto》
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