中国先行上映の実写映画「モンスターハンター」一時公開中止か―人種差別的ジョーク表現が問題視、国内版は「対応検討中」【UPDATE】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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中国先行上映の実写映画「モンスターハンター」一時公開中止か―人種差別的ジョーク表現が問題視、国内版は「対応検討中」【UPDATE】

国内公開版での該当部分の処理については現時点では明らかにされていません。

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中国先行上映の実写映画「モンスターハンター」一時公開中止か―人種差別的ジョーク表現が問題視、国内版は「対応検討中」【UPDATE】
  • 中国先行上映の実写映画「モンスターハンター」一時公開中止か―人種差別的ジョーク表現が問題視、国内版は「対応検討中」【UPDATE】

※ UPDATE(2020/12/7 16:40):映画「モンスターハンター」を国内で配給する東宝&東和ピクチャーズはGame*Sparkの取材に対し、該当部分の改変などの対応を行う可能性については「検討中」であるとしました。

ポール・W・S・アンダーソン監督が手掛けるミラ・ジョヴォヴィッチ主演の実写映画「モンスターハンター」。日本では2021年3月26日に公開予定の同作ですが、すでに海外では公開が始まりつつあります。うち中国では2020年12月4日に公開されましたが、Varietyなどでは、同作がその翌日に公開中止となった旨が報じられました。

公開中止の原因は劇中での人種差別的な発言とのこと。劇中にてアメリカ兵が、中国人や日本人などのアジア出身の人間を侮辱するために使用される英語圏の人種差別的な古い童謡の歌詞「Chinese, Japanese, dirty knees - look at these?」に基づいた発言をしたと指摘されています。この発言は中国のソーシャルメディアにて注目され、批判を集めました。映画はその後程なくして、管理当局からの通知を受け公開中止となったとのことです。

この事態を受け、カプコン・アジアは中国SNS微博(Weibo)にて映画「モンスターハンター」は別の会社が制作しており、関係会社に対して意見を送った旨を表明しました。

Game*Spark編集部では、国内公開版での該当部分の処理についてどのようなものになるかを問い合わせ中です。続報があり次第お伝えします。

《三ツ矢》
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