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クオリティ・オブ・ゲーミングを高めるならまず「モニター」だ! MSI 「Optix MAG272C」で高リフレッシュレートの恩恵をチェック

ヌルヌルサクサクでゲームを最大限に楽しみたい方のQoGを更に上げるであろう、ゲーミングモニターのインプレッションをお届け。

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ハイスペックなゲーミングPCやゲーム機を手に入れてから、ゲーム用に特化したヘッドセットやマウス/キーボード、または高機能コントローラーに興味を持つ人は多いことでしょう。ゲーミングアクセサリーの世界は幅広く、イヤホンにチェアにアンプ/ミキサーなど、その沼の深さは年々増していっています。

その中でも特に利用時間が長いのは「モニター」でしょう。忘れがちですが、プレイ中はもちろんゲーム情報を探るときにも使うことになるので、高機能なモニターにも常時発動の強力パッシブスキルのようなアドバンテージが秘められているのです。今回はMSIが販売する「Optix MAG272C」を試用しながら、ゲーミングモニターの利点について改めて探っていきます。

「Optix MAG272C」

パネルサイズ 27インチ
アスペクト比 16:9
最大解像度 フルHD(1,920 × 1,080)
リフレッシュレート 最大165Hz
応答速度 1ms(MPRT)
パネル種類/表面タイプ VA/ノングレア
視野角 178°(H)/ 178°(V)
消費電力 使用時 31W / スタンバイ時 0.5W
サイズ(WxHxD) 611.5 × 225.0 × 455mm
重量 5.4Kg
発売日 2020年8月6日(木)
税込価格 34,000円前後
※その他、詳細なスペックは公式サイトに記載

「Optix MAG272C」の最大の特徴は、「リフレッシュレート165Hz/応答速度1ms」であること。リフレッシュレートとは「1秒間に画面が何回描き換えられるか(リフレッシュされるか)」を測る数値で、この数字が高ければ高いほど、人間の眼は「なんだかヌルヌルとなめらかに動いているな」と感じながらモニターを見ることができます。

PC版『フォートナイト』では最大フレームレートを「165 FPS」に設定するだけで快適なセッティングに。

PCのみでなく、PS5では本体設定の「ゲームプリセット」で「パフォーマンス優先」、Xbox Series Xでは「テレビとディスプレイのオプション」から設定を変更することで、最大1080p/120Hzという豪華な環境でゲームをプレイ可能。『フォートナイト』や『Call of Duty: Black Ops Cold War』などの対応作品であれば、「Optix MAG272C」がそのポテンシャルを最大限に発揮させてくれます。

反り曲がった湾曲パネルを採用しているため、主にFPS/TPSなどをプレイするゲーマーであればより快適な環境でマッチをまわせますし、画面端に表示されるユーザーインターフェースも把握しやすく、対人/アクションゲームでなくても一味違う臨場感を味わえます。

「Optix MAG272C」は「ナイトビジョン」なる機能も搭載していて、暗闇や夜のシーンでも緊張感を失うことなく「見やすさ」を確保できます。さらに、「FreeSync Premium」もサポート。対応したグラフィックカードを使用すればゲームプレイ中に画面で起こってしまうカクつきやティアリング(フレームレートとリフレッシュレートの差があると起きる“表示のズレ”)も自動的に抑えられます。

また、MSIが提供するゲーミングOSDを導入すればゲームによって異なるモニター設定を変更・保存可能。ホットキーを入力するだけでお好みのプリセットに移行できます。明るくて見通しが良さそうな輝度設定のままホラーゲームなどをプレイしても、すぐさま最適な明るさ/暗さに変更可能です。

マルチ/シングルプレイのゲームで恩恵を探る

スペックを並べるのはここまでにして、次からは筆者が実際にPC/PS4/PS5と「Optix MAG272C」を繋いでゲームを遊んだインプレッションをお届けします。なお、いくつかのタイトルはフレームレート向上のために設定を変更しています。

『アサシン クリード ヴァルハラ』(PS4 Pro)

ヴァイキングが生きた時代を描く歴史モノかつ、ステルスプレイがキモというだけあり、「夜」や「暗闇」は『アサクリヴァルハラ』の重要ポイント。本作ではハイリフレッシュレートの恩恵を直接受けられたわけではありませんが、昼夜問わず展開できる大規模戦や自然を駆け回る探索では、「Optix MAG272C」のダイナミックな色味が活かされました。

明るくなければエイムが難しく、暗くなければ探索の臨場感が薄れてしまう……筆者個人のモニター環境では地下/洞窟などが暗過ぎて何も見えず、輝度を上げ過ぎて「古き結社」のシルエットから顔の造形がチラリと見えてしまう始末。そんな悩みを抱えながら設定の塩梅に悩んでいましたが、「Optix MAG272C」であれば接続して特に設定をいじらないままでも、臨場感のある色味を感じられました。

『サイバーパンク2077』(PS4 Pro)

再びシングル用ゲームでチェック。『アサクリヴァルハラ』と同じくAAAのオープンワールドゲームということもあり、ハイリフレッシュレートの利点は活かしにくいところ。シングルプレイですし、ストイックに視認性を追求するというよりも、色合いを豊かに感じられる設定がマッチするでしょう。

本製品にはFPS/レーシング/RTS/RPGとゲームジャンルに合わせたプリセットが別で用意されているので、まずはその4種類から最適な色味を見定めて独自のユーザー設定を作っていけば、大満足のモニター環境を構築できます。『サイバーパンク2077』は一人称視点のため「FPS」を選んで良いと思われますが、筆者としては「RPG」の画面設定が最適と感じました。

ベゼル(画面本体周りのフチ)が狭い湾曲パネルは、作り込まれた世界への没入感も高めてくれます。「ブレインダンス」の映像効果(アップデートで調整済み)やマップUIなど、激しい光の点滅とビビッドな色合いが目立つ作品なので、のめり込みながらも眼に優しく遊べるのはうれしいところです。

『Apex Legends』(PC)

ゲーミングモニターであれば、やはり競技的なFPS/TPSを遊んでみたいところ。今回はパスファインダーを使って、訓練場で軽めにチェックしてみます。

ゲーム画面の動きはもちろんのこと、一人称視点のゲームでは湾曲パネルの恩恵が強く、画面に表示されるUIからクロスヘア、表示されるマップの隅々を視認しやすくなりました。色味についても良好で、エッジが際立つ「FPS」設定がフィット。様々なオブジェクトの輪郭がくっきり見えるので、敵やアイテムを見落としにくくなります。

ダッシュやスライディング、グラップルで目まぐるしく動いても快適。画面のちらつきを抑えるアンチフリッカーや「FreeSync Premium」のおかげか、長時間プレイしても眼精疲労をあまり感じません。疲れ目が気になるゲーマーやデスクワークで一日中PCで作業をしている方には、特にこの効果を体感していただきたいところです。なお本作をハイリフレッシュレートに対応した設定に変更する場合は、ゲームのプロパティに手を加える必要があるので要注意です。

『リーグ・オブ・レジェンド』(PC)

頭脳戦に見えるRTS/MOBAにとっても反応速度は重要です。今回はトレーニングモードと、序盤から嵐のように攻撃が飛び交う「ARAM」をプレイ。方向指定スキルの軌道をじっくり見比べてみました。


特に違いを感じられたのはエズリアルの各スキル。Q(ミスティックショット)、W(エッセンスフラックス)、Ult(トゥルーショットバラージ)といった遠距離スキルの軌道はなめらかで、ゲーム全体がリッチな仕上がりになった感覚まで覚えました。

対面が強力な方向指定スキルを持っているときなんかも、ゲーミングモニターのメリットが働くかもしれません。僅かな差であれど、反応速度を支えるアクセサリとしては文句なしに優秀。本作はゲーム内のビデオ設定から最大フレームレートを変更できるので、「Optix MAG272C」に合わせた調整には手がかからないでしょう。

『NBA 2K21』(PS5)

次は『NBA 2K21』で試用。本作を起動しながら「Optix MAG272C」画面裏のボタンを操作して、「イメージ拡張」なる設定を変更しつつ色味をチェックしました。プレイ中のみでなく、観客席まで収めた場面は圧巻……! 試合中継さながらのカメラワークが始まると、ありきたりだと分かっていても「もはや実写では……」なんて言葉が漏れそうになります。

「イメージ拡張」はエッジや輪郭を強調させる機能であり、シンプルに「画質を向上させる」というわけではありませんが、『NBA 2K21』に合わせて設定すれば強烈な効果を発揮してくれます。

『マインクラフト』(PC)

これまで触れてきた作品と比べてグラフィックスの迫力は劣りますが、良くも悪くも「作業感」が強いのが『マイクラ』。今回はビジュアルや没入感はさておき、ブランチマイニングや砂漠の整地、素材の整理などをメインに、サバイバルモードでプレイしてみました。

レッドストーン回路を使った工作や大型建造物の制作、特に巨大なトラップタワーなどを作る際には、ゲーミングモニターのなめらかな表示が活かされます。『マイクラ』は他作品と比べて軽量級なゲームなので、PCスペックに大きく左右されずフレームレート高めの設定に調整可能です。


最大リフレッシュレート165Hz/応答速度1msの効果は伊達ではなく、いわゆるe-Sports的なゲームでなくとも充分に真価を発揮してくれるでしょう。湾曲したディスプレイ形状と相まって長時間のプレイにも向いていますし、お仕事やその他作業用として使っても違和感はありません。もちろんPC/PS5のみでなくXbox Series X/S、ニンテンドースイッチにも接続可能ですし、レイアウトに合わせた角度・配置の調整も利きます。

ルックスだけを見ると「これぞゲーミングアクセサリーだ!」という印象は薄いのですが、その重要性は使い続けたときに分かるはず。生活の中にあるクオリティ・オブ・ゲーミングを高めるべく、まだ「ゲーミングモニター」を環境に取り入れていない方はぜひ選択肢に入れてみてください!

《キーボード打海》

「キーボードうつみ」と読みます キーボード打海

Game*Spark編集長。『サイバーパンク2077 コレクターズエディション』を持っていることが唯一の自慢で、黄色くて鬼バカでかい紙の箱に圧迫されながら日々を過ごしている。好きなゲームは『絢爛舞踏祭』。

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