
台湾で6月2日から5日にかけて開催されていたアジア最大級のPC/AI技術の見本市「COMPUTEX 2026」にMSIが出展し、ハイスペックなゲーミングノートPCやモバイルノート、そしてNVIDIAの新SoC「RTX Spark」を搭載モデルマシンを展示していました。

「COMPUTEX 2026」はPCを始めとするIT・AI技術系の見本市。ゲーミングカテゴリで巨大なブースを設ける企業はそう多くなく、ゲーマー向けのPCやデバイスで華やかな空間を作っていたMSIはひときわ目立つ存在となっていました。

そんな中でもゲーマーとして見逃せないのが、ハンドヘルドPCの新モデルである「Claw 8 EX AI+」。Intel Arc G3 Extremeプロセッサーを搭載し、再設計された筐体で“ポータブルゲーミングPC”としての地位を更に高めています。

詳細なスペックは明らかにされていないものの、COMPUTEX 2026会場に展示されたモデルでは『ホグワーツ・レガシー』や『F1 25』が軽快に動作していました。


ハンドヘルドPCの展示は珍しくなくなりましたが、こうしたイベント会場では「給電ケーブルを接続しながら、ゲームを起動し続ける」という高負荷な状況になりがちで、イベントを取材する身としては「発熱、大丈夫なのかな?」と心配になることもしばしば。しかし、会期中にMSIブースを三度ほど訪れて試遊した筆者の視点では、動作不具合は一切見られず終始快適にプレイできました。

本機は「Cooler Boost Hyperflow」という空冷技術を採用しているほか、80Whrバッテリーを搭載。“気軽に持ち運べるゲーミングPC”として、MSIが培ってきたゲーミングノートの技術力が強固に反映されているようで、初夏の台湾の猛暑&会場の熱気にバッチリ耐えるタフネスにも驚かされます。

また、先述したように本体デザインも一部刷新。特にゲーマーとして嬉しく感じたポイントは左右のグリップ部分で、旧機種と比べてさらに握りやすく感じました。しっかりとした掴み心地で、8インチ/リフレッシュレート120Hz VRRのディスプレイにのめり込める体験は、ゲーミングPCユーザーとしても非常に嬉しいものです。

今回の試遊では主に『ホグワーツ・レガシー』をプレイしていましたが、グリップ感はもちろん、新採用されたという高性能リニアモーターによる触覚フィードバック効果も非常にグッド。携帯機であるにもかかわらず、ハイエンドなパッドでゲームをプレイしているときの感覚を思い出すほどでした。


ホールエフェクトトリガーとスティックも信頼感があり、快適な触り心地です。ボタン押下時の質感も自然でなめらかなので、ゲームを遊ぶときはパッド派という方もスムーズにプレイできるでしょう。

カラーリングは「Void Purple」となっており、パール系で鮮やかながらも落ち着いた質感。販売価格や詳細なスペックはまだ明かされていませんが、「Claw 8 EX AI+」はCOMPUTEX 2026によって更に加熱していくゲーミングPC業界に、確かな爪跡を残す有力候補となってくれることでしょう。特にグリップ部分とホールエフェクトスティック&トリガー、触覚フィードバックはパッド派のゲーマーには嬉しいアップデートなので、今後の続報にも期待大です。
提供: MSI













