ほのぼの生活から宇宙戦争、吸血鬼退治まで……2021年に節目の年を迎えるゲームシリーズをおさらい!【UPDATE】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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ほのぼの生活から宇宙戦争、吸血鬼退治まで……2021年に節目の年を迎えるゲームシリーズをおさらい!【UPDATE】

こういうの見ると、年を取ったなって思いますよね……。

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ほのぼの生活から宇宙戦争、吸血鬼退治まで……2021年に節目の年を迎えるゲームシリーズをおさらい!【UPDATE】
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毎年リリースされる多種多様なゲームタイトル。人気を得てシリーズ化されたものも数多く、周年の記念を迎える作品も同じように毎年数多く存在します。新型コロナウイルスの感染拡大にゲームのみならずあらゆる業界が大きな影響を受けた2020年が終わり、新たに明けた2021年もゲームファンおなじみの様々な名作シリーズが記念すべきアニバーサリーを迎えました。

そこで本稿では、2021年が節目の年となるゲームシリーズをご紹介。私たちに幸福なプレイ体験を届けてくれた思い出を懐かしみつつ、12のゲームシリーズを振り返ってみたいと思います。


『DARK SOULS』(PS3)10周年

2009年に発売された『Demon's Souls』から基本的なシステムを受け継いで、2011年9月22日にPS3向けで発売(のちに海外Xbox 360/PCでも発売)されたのが『DARK SOULS』です。

フロム・ソフトウェアの『キングスフィールド』シリーズの流れを汲む本作は、高難度でやりごたえのあるゲームバランス、他プレイヤーとの対戦や協力、考察しがいのある奥深い世界観などで、『Demon's Souls』と共にいわゆる「ソウルライク」というジャンルを生み出しました。

シリーズはその後、ナンバリングタイトルとして2014年に『DARK SOULS II』、2016年に『DARK SOULS III』を発売。本作は2018年にリマスター版がPS4/Xbox One/ニンテンドースイッチ/PC向けに登場しています。

現状で『DARK SOULS』シリーズの新展開は確認されていませんが、リメイク版『Demon’s Souls』がPS5向けに2020年11月より発売中。また、完全新作タイトルとして海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」原作者のジョージ・R・R・マーティン氏も携わる『ELDEN RING』が開発中となっています。

『どうぶつの森』(NINTENDO64)20周年

新型コロナウイルスが猛威を振るった2020年は「STAY HOME」が叫ばれる一年でした。そんな状況の中、家にいながらにして友人と楽しく交流できるということで大ヒットしたのが、ニンテンドースイッチ向けソフト『あつまれ どうぶつの森』です。

これまでニンテンドーDSやWiiといったゲーム機から、スマホアプリなど幅広いプラットフォームで展開している本シリーズですが、その記念すべき一作目は2001年4月14日にNINTENDO64向けで発売された『どうぶつの森』。一作目でありながら、釣りや昆虫採集、部屋の模様替え、季節ごとの行事といった基本的なシステムは完成されており、自由気ままにのんびりとした生活を楽しめました。

シリーズ最新作の『あつまれ どうぶつの森』は2020年3月20日の発売ですが、プレイヤー間で服や家具などのマイデザインの共有が盛んに行われたり、海外では本作を利用したトーク番組が配信されたりと、いまだその人気は衰えず様々な話題を提供してくれています。

『Halo』(Xbox)20周年

『Halo』シリーズは今年大きな節目を迎えます。Bungieが開発しマイクロソフトよりXboxで発売された第一作『Halo: Combat Evolved』の北米発売日は2001年11月15日、20年前のことでした。(日本発売日は2002年4月25日、欧州は同3月14日)

時間経過で回復するシールドと回復しない体力というシステムやAIを搭載し自立して動く味方キャラクターの存在、ゲームパッドで違和感なく操作できる快適性など、当時としては画期的だったことも多く、コンシューマー機におけるFPSの基礎を作ったゲームの一つでした。

『Halo』シリーズは広く歓迎され、現代にいたるまでマイクロソフト最大の独占タイトルであり、2017年にはニューヨークのストロング国立演劇博物館が発表するビデオゲームの殿堂にも選ばれています。

最新作『Halo infinite』は当初2020年末のリリースを予定していましたが、2021年後半への発売延期を発表しています。一方で、この延期は奇しくも『Halo』シリーズ20周年と重なっています。20周年を記念する『Halo infinite』を楽しみに待ちましょう。

『サクラ大戦』(セガサターン)25周年

恋愛要素などもあるアドベンチャーパートと、ターン制の戦略シミュレーションパートを交互に進めていくという一風変わった構成の『サクラ大戦』は、1996年9月27日にセガサターン用ソフトとして発売されました。

スチームパンクやロボット、歌劇、霊能力といった多種多様な要素を組み合わせた世界観を特徴としているほか、数百曲に上る関連楽曲が人気を博しています。また、主要声優陣によるコンサートやミュージカルなどの活動も精力的に行い、ゲームだけではない幅広い展開を見せました。

2005年の『サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~』よりナンバリングタイトルのリリースが止まっていたものの、2019年12月12日にPS4向けでシリーズ最新作『新サクラ大戦』が発売されたほか、iOS/Android向けアプリ『サクラ革命 ~華咲く乙女たち~』が2020年12月15日より配信されるなど、近年になって新しい動きを見せる本シリーズ。今後の動向に注目です。

『クラッシュ・バンディクー』(PS)25周年

『クラッシュ・バンディクー』シリーズの第一作は1996年12月6日にPlayStation専用ソフトとして発売されました。コミカルで万人にオススメできる本作はXboxやDS、更には携帯電話など様々な機種で展開されています。

また、4作目までを現在では『アンチャーテッド』シリーズで知られるNaughty Dogが開発しており、『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』のゲーム中には初代『クラッシュ・バンディクー』がプレイできるというイースターエッグも存在していました。その為、プレイしたことはないけど知っている、という方も多いかもしれません。

2020年10月2日には『クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース』が発売されており、シリーズはまだまだ健在。今後の展開にも注目です。

『バイオハザード』(PS)25周年

カプコンが開発を手掛ける『バイオハザード』シリーズも2021年で25周年を迎え、今や日本を代表するビデオゲームタイトルの一つとなりました。

1996年3月22日に発売された第一作『バイオハザード』はサバイバルホラーというゲームジャンルを築いただけでなく、固定視点や実写映像、主題歌など映画要素を導入したゲームの先駆けとしても知られています。

全世界でシリーズ累計出荷本数が1億本以上を超えるだけでなく、ゲームから派生した実写映画も成功しており、カプコンの看板タイトルと言っても過言では無いでしょう。

今年は節目の年としてPS5/Xbox Series X/Steam用ソフト『バイオハザード ヴィレッジ』の発売が予定されているだけでなく、フル3DCGアニメーション『BIOHAZARD:Infinite Darkness(バイオハザード:インフィニット ダークネス)』の公開も予定されています。25周年に関する情報も今後発表していくそうなので注目しておきましょう。

『ポケットモンスター 赤・緑(青)』(ゲームボーイ)25周年

『ポケットモンスター 赤・緑』は1996年2月27日(北米では1998年)に発売され、現在に至るまでの『ポケットモンスター』シリーズの始まりを告げました。

本作の特徴はゲームボーイの携帯機であるという点を活かした交換と対戦システムにあります。別のプレイヤーとの間でポケモンを交換し図鑑を完成させる、育てたポケモンで対戦するというゲームシステムはゲームボーイの仕様にも合致し、当時発売から7年が経過し時代遅れとされていたゲームボーイに新風を巻き起こしました。

新たに25周年の記念ロゴが公開された他、今年は『ポケモンユナイト』や『New ポケモンスナップ』といったタイトルが控えています。

『ディアブロ』(PC)25周年

ハクスラアクションRPGの代表的なシリーズとして知られる『ディアブロ』の一作目は、PCで1996年12月31日に発売されました。プレイヤーは本作で、ランダム生成されるダンジョンを探索して恐怖の王ディアブロの討伐を目指すことになります。

1997年には新しいクラスや魔法、ダンジョンの追加などが行われた拡張キット「Hellfire」も登場。当時としては新しいオンライン協力プレイが楽しめるということもあって全世界で300万本以上を売り上げており、シリーズの人気やMORPGというジャンルを確立した作品と言えるでしょう。

現在でもiOS/Android向けアプリとして『ディアブロ イモータル』の配信が予定されているほか、正式なナンバリングタイトル『ディアブロ IV』が開発中。その動向からまだまだ目が離せない人気シリーズと言えるでしょう。

『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』(メガドライブ)30周年

セガのマスコットとしても知られる青いハリネズミ、ソニックも今年で30歳になります。1991年7月26日に日本でメガドライブ向けに発売された『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』は任天堂の『マリオ』シリーズの対抗作として開発され、メガドライブのスペックを活かした高速移動を主体としたゲームデザインは特に米国市場で好評を博しました。

2016年にはストロング国立演劇博物館のビデオゲームの殿堂にも選ばれ、また、2020年に公開された映画はゲーム原作映画史上最高の興行を記録しています。

2021年には新作ゲームの発表の他、様々なグッズ展開も企画されており、ファンには楽しみな一年になりそうです。

『悪魔城ドラキュラ』(ディスクシステム)35周年

こちらもファミリーコンピュータ ディスクシステム用タイトル。1986年9月26日に発売され、当時のファミコン向けゲームには珍しくゴシックホラーを基調に、圧倒的な音楽センスと映像を前面に押し出した硬派なゲームでした。

2017年~2020年にかけてNetflixより「悪魔城ドラキュラ -キャッスルヴァニア-」としてドラマ化され、シーズン4の制作も決定しています。

もっとも、現時点では35周年を記念した企画は発表されていません。

『ゼルダの伝説』(ディスクシステム)35周年

『ゼルダの伝説』シリーズの第一作となる『ゼルダの伝説』は、1986年2月21日にディスクシステムの第一作ソフトとして登場しました。

その後も「ハイラル」を物語の舞台にし、「ガノン」と戦うという分かりやすい物語はそのままに、時系列を異にした様々なゲームが世に送り出されました。

2017年には『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』が特に高い評価を獲得し、2020年にはスピンオフである『ゼルダ無双 厄災の黙示録』が発売され、ますます盛り上がりを見せている本シリーズ。任天堂は25周年の2011年や30周年の2016年にコンサートの開催やグッズの展開等、記念イベントを実施してきました。今年の35周年も期待したいところです。

『ウィザードリィ』(PC)40周年

『ウィザードリィ』といえば、『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』にも影響を与えたRPGの古典。1981年9月にアメリカのサーテック社により開発、販売され、日本においては1985年11月に発売されました。

日本においても独自に外伝作が展開されており、Game*Sparkの年末企画では開発インタビューも敢行しています。現在においても根強い人気を誇るタイトルです。

2020年にはドリコムが『ウィザードリィ』に関連する各種権利の取得を発表しており、さらなる展開が期待できそうです。


簡単にではありましたが、2021年に節目の年を迎える12のゲームシリーズをご紹介しました。こうして振り返るとかつての思い出に懐かしくなる半面、あの時からもうこんなに時間が経ったのかと、時の流れの速さに驚いてしまいますね。

また、そのほとんどが新作タイトルや他のメディア展開などで、現在でも新しい動きを見せ続けていることも驚きです。それほどの人気だからこそ長くシリーズが続いているのでしょうし、こうして人々の記憶に残り続けるのでしょう。

もちろんここで挙げた以外にも、2021年に周年記念を迎えるシリーズは存在します。これだけは外せない!というタイトルがあれば、コメント欄にお寄せいただければ幸いです。

※ UPDATE(2021/1/11 18:18):『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の発売年に誤りがありましたので訂正しました。コメント欄でのご指摘ありがとうございました。

《大塩》
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