人類滅亡後の世界でビーバー達を導こう!可愛らしくもシビアな都市開発ゲーム『Timberborn』【Steamゲームフェスティバル】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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人類滅亡後の世界でビーバー達を導こう!可愛らしくもシビアな都市開発ゲーム『Timberborn』【Steamゲームフェスティバル】

可愛らしくもシビアな都市開発ゲーム『Timberborn』の体験版の内容をお届け。

連載・特集 プレイレポート
人類滅亡後の世界でビーバー達を導こう!可愛らしくもシビアな都市開発ゲーム『Timberborn』【Steamゲームフェスティバル】
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現在、近日リリース予定のインディーゲームが一堂に会する「Steamゲームフェスティバル」が開催中です。2月4日~2月10日午前3時(日本時間)まで開催されるこのイベントでは開発者へのインタビューやライブチャットの他、嬉しいことに数多くの体験版がプレイできます。

しかし、多数の体験版が登場するため「こんなにたくさんプレイする時間がない!」とお嘆きの読者も少なくないのではないでしょうか。そこでGame*SparkではSteamゲームフェスティバルにあわせて公開された体験版から気になる作品をピックアップして、その内容をお届けします。

今回紹介するのは、ポーランドのインディーゲーム開発会社Mechanistryが手掛ける都市開発・コロニービルディングゲーム『Timberborn』です。

『Timberborn』とは

突然ですが皆様、「ビーバー」をご存知でしょうか。ビーバーは齧歯目ビーバー科に属し、河川や湖などの水辺に生息し、天敵から身を守るために自らの歯で周辺の木を齧り倒すことで作ったダムと、そのダム湖の中に密閉された個室状の巣を作るという特異な習性を持っています。

そのため、ビーバーは「住環境を整備する能力を持つ、人間以外では唯一の生物」とされているのです。

そんなビーバーの可愛らしくもたくましい「住環境を整備する」という能力に着目し、「ビーバー」+「都市開発」で作られたのが本作『Timberborn』です。プレイヤーは人類滅亡後の未来を舞台に、「住環境を整備する能力を持つ、人間以外では唯一の生物」であるビーバー達を導いていきます。

さっそく、ゆるふわなビジュアルからは想像のつかない本格的でシビアな都市開発の様子から。


とにもかくにも、建設するためには資材である木材が必要です。木材を調達するためには木を切る必要があるのでLog Pile(丸太の置き場)を作り、木を切る指示を出しましょう。

完成したら道を敷いていきます。本作の道には労働者の行動範囲を広げる効果もあります。

労働者の数は施設をクリックし、右上のパネルから調整できます。基本的には誰でも業務が可能なようなので、必要に応じてクリックしていきましょう。

次に食糧問題です。食糧を増やす方法はベリーの収集と農作物を育てるという2通りの方法があるのですが、まずはベリーを収集していきます。ニンジンアイコンからGatherer Flag(収集場)を建設すると周辺のベリーが収集できます。

生物に必須なのは水。ということで水滴マークからWater Pump(水汲み場)を作り、それぞれ道を繋げます。水を貯めておくSmall Water Tank(貯水槽)も忘れずに。

喫緊の問題であった物資不足解消の目途がたったら、家を作ってあげましょう。何人が家を必要としているのかは左上のパネルから見ることができます。筆者は農地にできない岩場に家を建ててみました。

労働力が余り始めたら拡張の機会です。サイエンスマークからInventor`s Hut(発明家の小屋)を建設し、サイエンスポイントを貯めましょう。

さらに、農地や新たな生産設備も作っていきます。Carpenterを建設し、水車と歯車で動力を送れば板が生産できるようになり、板を生産するとさらに多くの設備を作ることが可能に。特に、板を使用して建設するForesterは植林ができるようになるので重要な施設となります。

また、都市開発ゲームには珍しく、縦構造の概念もあります。限られた土地を使いながら、増え続ける人口を養うために農地を作り、水を貯め、木を植え、さらなる拡張に備えていきましょう。

なお、本作は最大で7倍の早送りもできます。7倍で遊ぶとシーズン2の乾季までで1時間ほど。慣れると7倍でも遅く感じるので、製品版ではさらなる倍速の追加も期待したいところです。

このゲームの最大の特徴は水の管理にあります。先ほど述べたように、ビーバーの特徴はダムを作り、住環境を整備する生き物という点。ダムを作れば乾季が訪れても水を貯めることで、木や作物を保たせることができます。残念ながら、筆者がそのことに気がづいた時には手遅れになってしまいました。

多くなっていた個体数も足を引っ張り、水資源が急速に枯渇。結局、2回目の乾季の終盤で約40匹を死滅させてしまいました。ごめんね……。

ダムを上手く利用して水を常に確保できれば、以下の画像のように乾季にも安定して農作物を育てられます。

体験版では多くの設備がロックされており、サイエンスポイントを貯めても解除できず、思うように施設を使用できませんでしたが(言い訳になりますが、大型貯水設備を使用できれば約40匹のビーバーは助かったはず......)製品版では思う存分設備を使えます。

ストアページを見ると爆発物による治水や垂直方向の建設、発電や鉄を使った産業要素など、さらなる要素も確認できます。

また、デモ版では日本語に対応していませんでしたが、製品版では日本語に対応するようです。

牧歌的なビジュアルとは裏腹にシビアな戦略マネジメントが求められる本作。攻略のポイントは複数のダムの設置による水資源の管理と食糧、作物の保全です。ぜひ皆様の手でビーバー達を導き、筆者が死なせてしまった40匹の無念を晴らしてください!

《大塩》
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