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『バイオハザード ヴィレッジ』恐怖の対象に追跡されながら“マップの色”を変えていく行為が気持ちいい

マップ画面の色、見ていますか?

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『バイオハザード ヴィレッジ』恐怖の対象に追跡されながら“マップの色”を変えていく行為が気持ちいい
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!ネタバレ注意!本記事の画像にはゲームの進行に関わるものが含まれています。

カプコンのサバイバルホラーシリーズ最新作『バイオハザード ヴィレッジ』が発売されてからもうすぐ一週間になり、すでにクリアした人も多いのではないでしょうか。

かくいう筆者も銃を撃ちまくり、謎解きに苦戦し、ストーリーに夢中になり……そうしてあっという間にクリアしてしまいました。やはりクリアをすると、ネタバレなしで本作のストーリーについて色々と語りたくなりますが、まぁそれは置いといて……今回、特に楽しめたのが意外にも探索要素でした。

本作のマップ画面には各エリアに色がついており、未探索のエリアは灰色に、未発見のアイテムありのエリアは赤色に、全アイテム発見済みのエリアは水色になっています。

この要素によってアイテムの取りこぼしが解消され、お金や銃弾などのアイテムが多く入手できるようになり、戦略的に優位になったと思います。そのせいかプレイ中やたらマップ画面を見るようになりましたね。

ただこの要素、もしかすると人によっては探索を簡単にしてしまうものであると感じるかもしれませんが、筆者としてはオープンワールドゲームで未探索のエリアを探索していくような感覚があって、非常に楽しめました。

特にドミトレスク城の探索は、アイテムを見つけながら、ヨーロッパの城の雰囲気やそこに置かれた美術品などをじっくりと鑑賞しました。

例えばこのアンティーク時計なんて、上品なデザインが魅力的でつい欲しいと思ってしまいましたね。いや、まぁ仮にグッズ化したとしても10万円以上はしそうな代物ですが……。

ティーカップならなんとか買えそうかなと思ったんですが、値打ちがあるものの値段を調べてみると、一般庶民の筆者が気軽に買えるレベルじゃありませんでした。

それはそうとここまで美術品が作り込まれているなら、近年の『アサシン クリード』シリーズに含まれる、様々な歴史などについて解説する「ディスカバリーツアー」のようなコンテンツを用意してほしいですね。

しかし……ドミトレスク城は村の観光名所ではありません。ドミトレスク夫人や彼女の配下であるカサンドラ・ベイラ・ダニエラの三姉妹がイーサンを捕まえるために執拗に追いかけてきます。

そんな緊張感の中で広いとはいえないエリアを探索していくのは、オープンワールドゲームでは味わえない面白さがありました。

そうやって探索すると、どうしてもアイテムが見つけられないエリアがあると思います。そんな時は上を向いて歩いたり、しゃがんでみたり、わずかな環境音に耳を傾けたりするとヒントになるものが見つかるかもしれませんよ!

『バイオハザード』シリーズだけではなく、『デビルメイクライ』など、カプコン作品に登場する美術品はついつい見入ってしまう魅力があります。筆者はプレイ中、その魅力的な美術品をフォトモードで撮影ばかりしていました。

イーサンの娘捜索も大事ですが、少し立ち止まってこれまで歩んできた道を見渡してみると新たな発見があるかもしれません。


《真ゲマ》

『ドラゴンフォース』が一番好き 真ゲマ

吉田輝和の絵日記やトイレオブザイヤー、ギャグ漫画「ヴァンパイアハンター・トド丸」、洋ゲー漫画「メガロポリス・ノックダウン・リローデッド」など、これまでゲームメディア業界に影響を与える様々な企画を立ち上げてきました。他社メディアでも活動中なので、気軽にお仕事の依頼をお願いします。 ちなみに、ユウキレイ先生が手掛ける4コマ漫画「まほろば小町ハルヒノさん」(まんがタイムで連載中)で教師役として出演中です。

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