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【特集】『バトルフィールド 2042』は対戦中にキャラが喋る?―「スペシャリスト」の情報からゲーム内容を色々考察する

『バトルフィールド 2042』の公式サイトに気になる情報がありました。

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ついに、待望のオンライン対戦型FPS『バトルフィールド 2042』が発表されました!

冒頭のトレイラーには、本作が最大128人対戦(Xbox One/PS4版は64人まで)であることをアピールするかのように大勢の兵士がワラワラと動いており、本作が「みんなで戦争っぽいことをするお祭りゲー」であることがヒシヒシと伝わってきました。操縦している戦闘機から飛び降り、ロケットランチャーで敵戦闘機を撃墜するRendeZookのシーンが登場したのもそれが感じられます。いずれにしてもワクワクしますね!

そして、本作の公式サイトにも気になる情報が見られました。これまでのシリーズの兵科にあたる「スペシャリスト」の項目には、ゲームで活躍するガジェットだけではなく、本作ならではの要素が綴られていたのです。そこで筆者は、その情報を基に本作でどのようなプレイが楽しめるのか考察してみました。

なお、本記事の内容はあくまで筆者個人が考察したものです。公式の情報ではないことを留意しておいてください。

突撃兵のウェブスター・マケイ

ウェブスター・マケイ(突撃兵)

公式サイトのプロフィール:元軍人で一匹狼のサバイバリストであるマケイは良心あふれる手ごわい兵士だ。カナダ生まれの突撃兵で、軍隊に所属していた頃の過去の出来事を悔いてノン・パトリエイトのために戦っている。

グラップリングフック
壁面に装着するロープを発射する。その後、ロープを巻取り自分を吸着位置まで引き寄せる

俊敏
銃のサイトを覗いたまま素早く移動することが可能で、スピード関連の優位性がさらに高まる


まず気になったのが、本作では、各クラスにキャラクター性があり、詳細なプロフィールが設定されていることです。このことからゲーム中は、それぞれのキャラクターが『Apex Legends』のように対戦中にセリフを話すのではないかと筆者は思いました。

本作の舞台は、食糧やエネルギー、綺麗な水さえ不足し何十もの国が破綻した2042年の世界ですが、本作ではシングルプレイモードが搭載されないので、そういった世界の詳細やストーリーは、対戦中に各キャラクターのセリフを通じて綴られるのではないでしょうか。

さて、突撃兵はグラップリングフックが使えるほか、他のクラスと比べてスピードに優位性があるようです。拠点制圧に有利なクラスといえるでしょう。

グラップリングがあるということは、ヘリコプターなどの乗り物を使わなくても高所に行けるようになることを意味するので、本作では高所による攻撃にもより気を配らなければなりませんし、高所でスナイプをしている敵も、グラップリングフックを使って襲撃する突撃兵に警戒しなければなりませんね。

援護兵のマリア・ファルック

ウェブスター・マケイ(援護兵)

公式サイトのプロフィール:ベテランの援護兵であるマリア・ファルックは危険や恐怖、階級をものともしない強い意志を持っている。この優れた衛生兵が戦う一番の動機は、世界中に分散したノン・パトリエイト集団の中で息子のデイビッドを探すことだ。

注射器ピストル
味方に注射器を発射して回復させる。注射器は敵に発射すればダメージを与えられる。

軍医
ダウンした味方を組成してライフを全快させて戦闘に復帰させられる。

前述した通り、本作はXbox One/PS4版以外のバージョンでは最大128人対戦が可能です。これだけ大規模になるとこれまでのシリーズとは立ち回りも異なるのではないでしょうか。

そこで筆者が思い浮かんだのは、2010年に発売されたPS3向けオンライン大規模FPS『MASSIVE ACTION GAME(以下:MAG)』でした(2014年にオンラインサービス終了)。『MAG』では最大256人(128人VS128人)対戦が可能でした。つまり本作の2倍です。

『MAG』の最前線は地獄でした。絶え間なく銃弾が飛び交い、地面には敵味方の死体が溢れかえっていました。当時の筆者は、あえてそんな危険な最前線に向かい、横たわる味方兵士の蘇生をひたすら行っていました。これが意外と充実感があって面白かったのです。自分が蘇生したプレイヤーが敵を倒すところをみると、自分のことのように嬉しかったものです。

FPSというとどうしても銃で敵を倒すことが基本になりますが、128人が激戦を繰り広げるなら、他のプレイヤーの蘇生や回復役に徹するプレイヤーが求められるかもしれません。とりわけAIMに慣れていない初心者は、倒れた仲間を蘇生するだけでもゲームの達成感が味わえるはずです。

工兵のボリス

ピョートル・ガスコヴィスキィ コードネーム:ボリス(工兵)

公式サイトのプロフィール:独自の目的を持って行動するボリスは混沌に包まれた世界で権力と支配権を握ろうとしている。ロシア生まれの工兵で、タスクフォースの経験豊富な武器のエキスパートだが、チームに帯同する真の目的には疑問が残る。

SG-36 セントリーシステム
特定のエリア内で検出された敵を自動的にスポットして攻撃する。

セントリーオペレーター
セントリーガンが的にロックオンすると対象をスポットする。

突撃兵のウェブスター・マケイや援護兵のマリア・ファルックにはコードネームが用意されていないのに、工兵のボリスと後述する斥候兵のキャスパーには用意されています。おそらく、何かしらの理由があるのでしょう。ボリスの外見を見ると年齢は60代位で、かなりの訳ありです。このような部分も対戦中に語られるのではないでしょうか。

工兵は、自動タレットを展開するセントリーシステムが使えます。さらに、工兵が自動タレットの近くにいるとタレットの戦闘能力が上がったり、タレットが補足した敵を自動でスポットしてくれたりするようです。

これによって、工兵は自動タレットの傍にいた方が有利になるのですが、敵からすれば自動タレットのすぐ近くに工兵がいるということでもあります。敵から狙われやすいクラスになるのかもしれません。

斥候兵のキャスパー

ウィカス・ヴァン・デール コードネーム:キャスパー(斥候兵)

公式サイトのプロフィール:斥候兵のウィカスは一匹狼であり、タスクフォース内でも決して動じない強い精神力を持っている。ウィカスは内向的で人付き合いを避けているが、より良い世界を実現するために戦うという強い信念を持っている。

OV-P偵察ドローン
周囲の動く標的をスポットし、EMPで敵を混乱させることができる。さらに、ロックオン武器用にターゲットを指定することが出来る。

モーションセンサー
地上にいる間も、偵察ドローンを操作中も、プレイヤーに敵の接近を警告してくれる。

128人のプレイヤーが戦場にいれば無数のドローンがコバエのように飛び交うんでしょうね。OV-P偵察ドローンは、EMPで敵を混乱させたり、ロックオン武器用にターゲットを指定できたりと、大いに活躍しそうなガジェットのようです。しかし、筆者としてはこれらの性能よりは仕様のほうが気になるところ。このドローンにC4爆弾をくっつけられるのでしょうか。出来たら最高じゃないですか?

敵の位置を知らせてくれるモーションセンサーは、これまでのシリーズでも登場しました。特に凶悪な性能で活躍したのが『バトルフィールド バッドカンパニー』。敵の位置が壁越しでもリアルタイムで補足できるウォールハックに近い性能を発揮し、敵を不意打ちする際に便利でした。特に同作はスナイパーライフルの威力が高いため、近距離の戦闘を好むスナイパーが多数存在していたのです。本作のモーションセンサーがどの程度の性能かわかりませんが、スナイパーの裏を取ろうとする敵にとっては厄介だと思います。これは前述したグラップリングフック対策でしょうか。


今回の考察は、スペシャルクラスの情報のみに絞ってみました。ワクワクして待ちきれずに考察したものの、これでは逆効果でした。本作の発売日である2021年10月22日まで待てそうにありません。

冒頭のトレイラーには、ウィングスーツや四足歩行のロボット(C4爆薬は付けられるのか!?)が登場していましたが、これがどのように戦況に影響を与えるのか個人的に考察したいところです。

読者の皆さんも公開された情報で気になるものがあれば本記事のコメント欄で教えて下さい。


《真ゲマ》

『ドラゴンフォース』が一番好き 真ゲマ

吉田輝和の絵日記やトイレオブザイヤー、ギャグ漫画「ヴァンパイアハンター・トド丸」、洋ゲー漫画「メガロポリス・ノックダウン・リローデッド」など、これまでゲームメディア業界に影響を与える様々な企画を立ち上げてきました。他社メディアでも活動中なので、気軽にお仕事の依頼をお願いします。 ちなみに、ユウキレイ先生が手掛ける4コマ漫画「まほろば小町ハルヒノさん」(まんがタイムで連載中)で教師役として出演中です。

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