ロシアのゲーム制作会社Battlestate Gamesは、自社開発・運営タイトルのオンラインハードコアFPS『Escape from Tarkov』アップデートpatch 0.12.11にて、ワイプを行うことを発表しました。
『Escape from Tarkov』はMMOの要素を兼ね備えたリアル系ハードコアFPS。銃の種類、アタッチメント、弾薬、装備、収納、食事や鎮痛、拠点拡張など、正式リリース前にも関わらずあまりにも多くのコンテンツを有する本作は、人に勧めづらく初心者の方は頭を悩ませたり、心が折れてしまうこともあるほどハードコアな作品です。
そんな本作のゲーム内進行状況をリセットする通称「ワイプ」が、次回のアップデートpatch 0.12.11で実施されることがBattlestate GamesのTwitterにて発表されました。そしてその約5時間後には、UNTARからの指令書が投稿されています。
この文書を要約すると、6月30日までに武装解除を行い、民間軍事会社の部隊やその他の武装組織をポイント・ゼロまで撤退させろという内容になります。記載された日時“6月30日TLT午前10時”は、ワイプするタイミングが示唆されており、TLT(Tarkov Local Time、モスクワ標準時と同じ)を日本時間に変換した2021年6月30日午後4時にワイプが開始されるのではと予想されています。
タルコフ市民の皆さんが持つ資産を回収されるのもまもなくです。心残りの無いよう「.338 Lapua Magnum AP弾」を打ちまくっておきましょう。