“84歳”から始めるコアゲーマー生活―初めて触った『ポケモンGO』大量の手書きメモが話題に | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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“84歳”から始めるコアゲーマー生活―初めて触った『ポケモンGO』大量の手書きメモが話題に

未知の世界への挑戦は、興味深い一方で、つい腰が重くなりがち。ですが、80代を過ぎて初めてゲームに触れ、熱意を持って『ポケモンGO』に向き合っている方もいます。そんな姿勢の一端が窺えるツイートが、大きな注目を集めました。

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「84歳でポケモンに目覚めた祖父」の攻略メモに「いいね」15.6万超え! 80代で初めてゲームに触れ、驚くほどの熱量で挑む
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アマザケ」さんが投稿したツイートが、ゲームファンを含めた方々から大きな注目を集めています。

話題となったツイートには、『ポケモンGO』のデータが書かれたメモ用紙を収めた画像が貼られており、その書き込み具合はかなりの密度。いずれも、ゲーム内コンテンツ「トレーナーバトル」に関する情報を記したものと見られます。

メモ用紙の枚数は10枚を軽く超え、丹念に調べ上げた情熱は圧巻の一言。ですが、驚くべきポイントはその熱量だけではありません。このメモ用紙に濃厚な情報の数々を綴ったのは、アマザケさんいわく「84歳でポケモンに目覚めた祖父」とのこと。

しかも詳しく話を尋ねると、アマザケさんの祖父(以下、おじい様)はそれまでコンピュータゲームを遊んだことはなく、80代になって初めて『ポケモンGO』に触れ、それ以来熱心にプレイし続けている模様です。

おじい様が書き留めた熱心な攻略メモを見た方々からは、その熱意に対する称賛の声が数多く届いており、「いいね」はなんと15.6万(11月8日 12時現在)超え。熱心さに感嘆した人もいれば、同じように高齢の家族がポケモンを楽しんでいると共感したコメントもあるなど、声の形は様々ながらおじい様の熱意に多くの方が惹かれる様相を見せています。

ちなみに、おじい様が『ポケモンGO』を始めたのは、息子さん(アマザケさんの父ではなく、叔父に当たる人物)がプレイしていたことがきっかけ。また、プレイ開始日は2016年7月23日とかなり早めです。国内で『ポケモンGO』の正式サービスが始まったのは2016年7月22日なので、初期プレイヤーのひとりと言っていいでしょう。

一方で、今回のメモ書きにあった「トレーナーバトル」を始めたのは比較的最近で、こちらのプレイ期間は1年弱ほど。いわゆるガチ勢ではなく、ご本人曰く「全然強いわけではない」「趣味でやっている」とのこと。勝敗そのものよりも、どうしたら勝てるのか思案する過程に重きを置いているのかもしれません。

ちなみに、「トレーナーバトル」の各リーグにおける構成は、スーパーリーグは「チャーレム マッギョ マリルリ」か「チャーレム チルタリス トリデプス」。ハイパーリーグは「ギラティナ メルメタルorトゲキッス ラグラージ」、マスターリーグは「ディアルガ トゲキッス ラグラージ」か「カイリキー アーマルド トゲキッス」、または「ディアルガ トゲキッス メルメタル」が多いようです。

そんなおじい様の好きなポケモンは「トゲキッス」と「ラグラージ」。リーグ構成にもよく名前が上がっており、信頼を寄せていることが窺えます。

ポケモンを集めるべく自転車に乗って出かけるため、健康面にも寄与していると考えているおじい様。また、他のプレイヤーとの対戦に備え、手持ちのポケモンが有利に戦える相手、また不利になる相手を40匹ほど覚えておき、瞬時に判断して対応するプレイを心がけているため、「ボケ防止に最適」とも捉えています。ちなみに、おじい様が1日に行うバトル回数は25戦ほど。熱心な研究に加え、実践経験もかなり豊富なようです。

ご本人様の後姿を撮影頂きました。ご協力ありがとうございます!

80代で初めてゲームに触れ、熱意に溢れた『ポケモンGO』のプレイスタイルで多くの関心と共感を集めたおじい様。ご本人の印象を投稿主であるアマザケさんに尋ねたところ、「若い頃から努力家だったと聞いています。色々なものを築いており、とても尊敬していますし、何事にも真面目に考える印象があります」とのコメントをいただきました。真面目に取り組む気質が、『ポケモンGO』のプレイにも結びついたのでしょう。

また、「携帯電話が普及し始めた時も、すぐに使い始めたと母から聞いております」「祖母もそうですが、朝からYouTubeを見ていたりするので、現代の若者のように新しいものをどんどんと取り込もうとする印象があります」とのこと。

例えば、まだ20代でも「この歳になってから始めるのはちょっと……」と及び腰になる人もいます。年齢が上がれば、こうした考えに捕らわれる割合は増していき、新たに学ぶ機会を見送ることもしばしば。ですが、今回のおじい様のように飽くなき挑戦を続ける方を目の当たりにすると、いくつになっても「今から始めるのが最短の道のり」と改めて思い知らされます。

ちなみにおじい様だけでなく、奥様(アマザケさんの祖母)も『ポケモンGO』をプレイしており、夫婦で一緒にポケモンを探しに出かけることも。何事も真摯に向き合い、その喜びを誰かと共有する──その姿勢にも、頭が下がるばかりです。

「84歳でポケモンに目覚めた祖父」の攻略メモに「いいね」15.6万超え! 80代で初めてゲームに触れ、驚くほどの熱量で挑む

《臥待 弦》
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